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ストップザシーズン
夢と悠仁はいつもの様に朝ご飯を済ますと、早めに教室へ向かった。
「伊地知さん今日早めにきてとは言ってたけど…」
「私たち以外まだいないね」
悠仁は隣の夢の手を机の下で繋ぐと椅子を近くに持っていき、夢の肩に頭を置いた。
悠仁の髪が夢の頬にちくちくとあたる。
「夢と夏プールとか海とか行きたかったなぁー」
俺五条先生と夏は修行三昧だったから夏っぽいことしてないし、と悠仁は頭を預けたまま繋いだ手をぶらぶらさせる。
「そ、そうだね…プール…ね」
夢が窓の外を見てそわそわしている。
「もしかして…釘崎と行った?」
「うん…野薔薇ちゃんもいたよ…」
も? と悠仁は頭を肩から離すと夢と目線がぶつかる。
「え、釘崎以外もいたの?プール?海?いつ??」
「め、恵くんも…大型のプールテーマパーク…悠仁くんが居なくなって半月ぐらい経った暑い日に…三人で…」
「伏黒も!?まってまって、夢水着だ…よ…な…プールだもんな」
夢はうん、とうなずいた。
釘崎は仕方ないとして、伏黒に夢の水着姿を先にみられてしまったのかと悠仁は繋いでいた手の力が抜け机に額をあてる。
「まじ……プール……」
夢はまだ続きがあると説明しようとすると、恵が教室へ入ってきた。野薔薇も続けて入ってくる。
「おはよ…って虎杖どうしたんだよ」恵が自分の席に座った。
「ふぁ~おはよ夢ちゃん」
「おはよう恵くん、野薔薇ちゃん」
悠仁が二人に何か言おうとすると伊地知が入ってくるなり、ちょっと急ぐので任務の説明は車で、と顔だけだして駐車場へと急ぐように三人を立たせた。
みんな気をつけてね…と夢は廊下で見送ると悠仁は肩を落としながらまた連絡する…と小声で言うと三人は階段を下りていった。
任務先のビルに降ろされるとどんどん進む虎杖の後を恵と野薔薇がついていく。
「釘崎、虎杖のオーラ…怖くないか?」
「どーせまた夢ちゃんとデートになかなか行けないとかそんなとこでしょ」
「いや、なんか俺らに対してのオーラが怖い気が…」
二人が話している間に悠仁は目的の呪いを全て一人で祓う。
「二人とも話がある」
ほらみろ、と恵が野薔薇をちらっと見た。
こんなにも早く済むと思わず伊地知は別の迎えに行ってた。三人で適当に帰りますと悠仁が伝えると二人を連れてファミレスに入っていく。
「虎杖なんだよ話って」
「夢ちゃんと喧嘩したか」
「ち が う」
野薔薇がドリンクバーのカプチーノを一口飲んだ。
「俺がいなかった2ヵ月、伏黒、釘崎、夢で行った場所を全部教えてくれ」
恵と野薔薇が は? と顔を合わせる。
「三人んで行った場所?なんで今更」
「今日俺が夏っぽいことしたかった、プールとか海に行きたかったって言ったら三人でプールに言ったって夢に言われたんだけど」
「あぁ~そういえば行ったわね」
「暑かったし、夢もオマエがいなくてずーっと落ち込んでるし連れてったんだ」
「そうそう、夢ちゃんあまり行きたくないって言うけどずーっと部屋にこもっててもね それこそ夏っぽいことしたいと思って」
「スライダーとかあるプールのテーマパーク…」と恵が言いかけると悠仁が声を震わせ、割り込んでくる。
「伏黒…夢の水着を見たということでいいんだな」
深刻な顔で言う悠仁をよそに野薔薇が笑い出した。
「ふっ、ぐふふふっ、虎杖、も、もしかして気になってるのそこ!? 夢ちゃんの水着を、ふ、伏黒がみたかどうか?うける」
「面白くない!!夢の水着…夏…」
「虎杖、落ち着け 夢は着替えてはいたけど、ずっとパーカー着て、椅子に座ってた プールには入ってないし見てない」
「そう、夢ちゃんの水着見たのは更衣室の時、私がみただけでしたー ぶふふふっ」
悠仁が二人を目の前にして顔が固まっている。
「み みてないの? みずぎ? 夢の?」
見てないと恵が顔を横にふる。
「ちなみに、そのパーカー、虎杖が夢に貸したとかでずっと肌身離さず持ってたのを着てたんだぞ」
「俺の?」
「そうだよ、夢ちゃん暑いのにアンタの分厚いパーカー水着の上から着てさ、悠仁くんと来たかった…って膝抱え込んでた」
「え、なにそれ嬉しいんだけど」
「そういうことだ 俺は夢の水着姿をみてない」
「そんなに夢ちゃんの水着姿見たいんじゃ部屋で着てもらえばいいじゃん」
「え?」
「だーかーらーファッションショーでもなんでもしてもらえばいいじゃない夢ちゃんに」
悠仁が口に含んだメロンソーダがマーライオンの様に溢れだす。
「おい、こぼれてる」
「そ、そんなことできるわけないだろ!?」
「ちょ!汚い!ソーダ飛んでるわよバカ! 付き合ってんだからいいじゃない別に…なんでそんな顔赤くすんのよ」
「そんなことおねがいできるわけないしはそうぞうしただけでというかそれじゃおれがへんたいじゃないか…」
「早口でキモイんだけど」
「なあ、これ虎杖のおごりだろ? 俺、腹減ってきたから飯頼む」
「賛成ー!私ホットケーキ食べたい」
「み、水着のファッションショー??…いや、そんなのだめだ…夢にひかれる」
「パフェもいいなぁ…これ期間限定だ、これにしよ」
「釘崎」
タッチパネルで恵と注文する野薔薇が顔を上げた。
「なに?」
悠仁が身を乗り出して耳打ちする。
「は?何色だったか? バカじゃないの?中学生かよ」
いいからと、悠仁が手を伸ばして恵の耳をふさいだ。
「しょうがないわねぇ、サンドイッチも追加しよ」
野薔薇がめんどくさそうに悠仁の耳にこそこそと 白 ビキニ と言うと悠仁が恵から手を離した。
「うん、ありがとう わかったもう俺 それで十分」
そう言うと恵と野薔薇が顔を合わせる。
「…虎杖さ、温水プールって知ってるか?年中入れるぞ」
「あ!!伏黒天才!それがあった!まて、その時は二人はこないよね?夢と二人っきりにしてくれるよね??」
それはどうだろ? と恵と野薔薇が立ち上がりドリンクバーへ行ってしまった。
ストップザシーズン ― END
夢と悠仁はいつもの様に朝ご飯を済ますと、早めに教室へ向かった。
「伊地知さん今日早めにきてとは言ってたけど…」
「私たち以外まだいないね」
悠仁は隣の夢の手を机の下で繋ぐと椅子を近くに持っていき、夢の肩に頭を置いた。
悠仁の髪が夢の頬にちくちくとあたる。
「夢と夏プールとか海とか行きたかったなぁー」
俺五条先生と夏は修行三昧だったから夏っぽいことしてないし、と悠仁は頭を預けたまま繋いだ手をぶらぶらさせる。
「そ、そうだね…プール…ね」
夢が窓の外を見てそわそわしている。
「もしかして…釘崎と行った?」
「うん…野薔薇ちゃんもいたよ…」
も? と悠仁は頭を肩から離すと夢と目線がぶつかる。
「え、釘崎以外もいたの?プール?海?いつ??」
「め、恵くんも…大型のプールテーマパーク…悠仁くんが居なくなって半月ぐらい経った暑い日に…三人で…」
「伏黒も!?まってまって、夢水着だ…よ…な…プールだもんな」
夢はうん、とうなずいた。
釘崎は仕方ないとして、伏黒に夢の水着姿を先にみられてしまったのかと悠仁は繋いでいた手の力が抜け机に額をあてる。
「まじ……プール……」
夢はまだ続きがあると説明しようとすると、恵が教室へ入ってきた。野薔薇も続けて入ってくる。
「おはよ…って虎杖どうしたんだよ」恵が自分の席に座った。
「ふぁ~おはよ夢ちゃん」
「おはよう恵くん、野薔薇ちゃん」
悠仁が二人に何か言おうとすると伊地知が入ってくるなり、ちょっと急ぐので任務の説明は車で、と顔だけだして駐車場へと急ぐように三人を立たせた。
みんな気をつけてね…と夢は廊下で見送ると悠仁は肩を落としながらまた連絡する…と小声で言うと三人は階段を下りていった。
任務先のビルに降ろされるとどんどん進む虎杖の後を恵と野薔薇がついていく。
「釘崎、虎杖のオーラ…怖くないか?」
「どーせまた夢ちゃんとデートになかなか行けないとかそんなとこでしょ」
「いや、なんか俺らに対してのオーラが怖い気が…」
二人が話している間に悠仁は目的の呪いを全て一人で祓う。
「二人とも話がある」
ほらみろ、と恵が野薔薇をちらっと見た。
こんなにも早く済むと思わず伊地知は別の迎えに行ってた。三人で適当に帰りますと悠仁が伝えると二人を連れてファミレスに入っていく。
「虎杖なんだよ話って」
「夢ちゃんと喧嘩したか」
「ち が う」
野薔薇がドリンクバーのカプチーノを一口飲んだ。
「俺がいなかった2ヵ月、伏黒、釘崎、夢で行った場所を全部教えてくれ」
恵と野薔薇が は? と顔を合わせる。
「三人んで行った場所?なんで今更」
「今日俺が夏っぽいことしたかった、プールとか海に行きたかったって言ったら三人でプールに言ったって夢に言われたんだけど」
「あぁ~そういえば行ったわね」
「暑かったし、夢もオマエがいなくてずーっと落ち込んでるし連れてったんだ」
「そうそう、夢ちゃんあまり行きたくないって言うけどずーっと部屋にこもっててもね それこそ夏っぽいことしたいと思って」
「スライダーとかあるプールのテーマパーク…」と恵が言いかけると悠仁が声を震わせ、割り込んでくる。
「伏黒…夢の水着を見たということでいいんだな」
深刻な顔で言う悠仁をよそに野薔薇が笑い出した。
「ふっ、ぐふふふっ、虎杖、も、もしかして気になってるのそこ!? 夢ちゃんの水着を、ふ、伏黒がみたかどうか?うける」
「面白くない!!夢の水着…夏…」
「虎杖、落ち着け 夢は着替えてはいたけど、ずっとパーカー着て、椅子に座ってた プールには入ってないし見てない」
「そう、夢ちゃんの水着見たのは更衣室の時、私がみただけでしたー ぶふふふっ」
悠仁が二人を目の前にして顔が固まっている。
「み みてないの? みずぎ? 夢の?」
見てないと恵が顔を横にふる。
「ちなみに、そのパーカー、虎杖が夢に貸したとかでずっと肌身離さず持ってたのを着てたんだぞ」
「俺の?」
「そうだよ、夢ちゃん暑いのにアンタの分厚いパーカー水着の上から着てさ、悠仁くんと来たかった…って膝抱え込んでた」
「え、なにそれ嬉しいんだけど」
「そういうことだ 俺は夢の水着姿をみてない」
「そんなに夢ちゃんの水着姿見たいんじゃ部屋で着てもらえばいいじゃん」
「え?」
「だーかーらーファッションショーでもなんでもしてもらえばいいじゃない夢ちゃんに」
悠仁が口に含んだメロンソーダがマーライオンの様に溢れだす。
「おい、こぼれてる」
「そ、そんなことできるわけないだろ!?」
「ちょ!汚い!ソーダ飛んでるわよバカ! 付き合ってんだからいいじゃない別に…なんでそんな顔赤くすんのよ」
「そんなことおねがいできるわけないしはそうぞうしただけでというかそれじゃおれがへんたいじゃないか…」
「早口でキモイんだけど」
「なあ、これ虎杖のおごりだろ? 俺、腹減ってきたから飯頼む」
「賛成ー!私ホットケーキ食べたい」
「み、水着のファッションショー??…いや、そんなのだめだ…夢にひかれる」
「パフェもいいなぁ…これ期間限定だ、これにしよ」
「釘崎」
タッチパネルで恵と注文する野薔薇が顔を上げた。
「なに?」
悠仁が身を乗り出して耳打ちする。
「は?何色だったか? バカじゃないの?中学生かよ」
いいからと、悠仁が手を伸ばして恵の耳をふさいだ。
「しょうがないわねぇ、サンドイッチも追加しよ」
野薔薇がめんどくさそうに悠仁の耳にこそこそと 白 ビキニ と言うと悠仁が恵から手を離した。
「うん、ありがとう わかったもう俺 それで十分」
そう言うと恵と野薔薇が顔を合わせる。
「…虎杖さ、温水プールって知ってるか?年中入れるぞ」
「あ!!伏黒天才!それがあった!まて、その時は二人はこないよね?夢と二人っきりにしてくれるよね??」
それはどうだろ? と恵と野薔薇が立ち上がりドリンクバーへ行ってしまった。
ストップザシーズン ― END