SIDE STORY
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0時のお姫様ー④
王子 悠仁
「恵くん、昨日話した人を今日の舞踏会で絶対に探さなくてはならない」
執事 恵
「はあ…王子、そう言われましてもお名前もわからない人をどう探せとおっしゃるのですか」
王子 悠仁
「とにかく目が大きくて、きらきらしていて…真っ白な肌と薔薇のような頬、細い手首に愛らしい笑顔、透き通った声…」
一同(台本にないこと色々付け加えてない?)
執事 恵
「今日は各国からの姫君に加え、この国の女性全員があつまります それらの特徴ではかなり難しいかと」
学友 棘
「サーモン」
執事 恵
「棘様、髪の長さを言われましても…舞踏会となれば皆様髪型を変えていらっしゃるかと」
王子 悠仁
「恵くん 頼りにしている」
執事 恵
「はいはい 今日の衣装置いておきますね」
一同(伏黒…よほど虎杖の執事ってのが嫌なんだな)
王子 悠仁
「棘先輩、あの人にもう一度会えるだろうか」
学友 棘
「サーモン」
王子 悠仁
「あのとき金貨を渡したのはすごく失礼だったかもしれない…非常識な男だと思われていないだろうか?」
学友 棘
「…………サーモン」
王子 悠仁
「今の間がとても気になるんですけど」
執事 恵
「王子、早く着替えてください」
王子 悠仁
「はーい」
シンデレラ 夢
「本当にお城に着いてしまったわ…舞踏会なんて初めてだからどう振舞っていいのか…」
ナレーター 五条
馬車が到着すると、人間に変えられたネズミが夢シンデレラを手を取り馬車からおりるのを手伝った。
シンデレラ 夢
「ネズミさんだと思うと不思議だわ…ありがとう」
ナレーター 五条
夢シンデレラがお城へ入ると屋根裏に住んでいる彼女にとっては見たことのないものばかりだった。
シンデレラ 夢
「夢を見てるのかしら…なんてきらびやかなの」
ナレーター 五条
夢シンデレラが階段を下りていくと継母と義理の姉妹と目が合った。
継母 家入
「とても素敵なドレスですね」
シンデレラ 夢
「え!あ、ありがとう…ございます」
義理妹 野薔薇
「お母様、どちらのお姫様とお話になってるんですの?」
義理姉 真希
「野薔薇、それは軽々しく聞くものではありませんよ」
ナレーター 五条
フェアリーパンダが言っていた通り、誰も夢シンデレラに気づくことはなかった。
シンデレラ 夢
「では失礼します… 本当に気付いていないわ…」
ナレーター 五条
しばらく大勢の人のダンスを見ていた夢シンデレラがトランペットの音に驚き顔を見上げた。
執事 恵
「我王国、王様と王子のご登場です」
シンデレラ 夢
「あれは…町にいた…お、王子様だったなんて…とてもじゃないけどお声をかけるなんてできないわ…」
ナレーター 五条
ダンスホールが王様の言葉を聞こうと静まり返っている中、夢シンデレラは町で一目惚れした青年が王子だと知りその場をを立ち去ろうとしていた。
空のグラスを運んでいた使いの者とぶつかり大きな音を立てて次々グラスが割れる音が響き渡る。
周囲は王様に向けられていた視線を一斉に夢シンデレラへと向けた。
シンデレラ 夢
「ご、ごめんなさい…本当に…」
ナレーター 五条
夢シンデレラはその場から消えてしまった。するとロイヤルボックスにいた王子が…
一同(ゲッ、3階から飛び降りた 王子要素0)
ナレーター 五条
えーと、王子はダンスホールを駆け抜け夢シンデレラにあっという間に追いついた。
一同(あんな音速で走る王子いないだろ)
王子 悠仁
「あなたは…町でみかけた方ではないですか?」
一同(夢とのシーンだけ棒読みじゃなくなるな)
シンデレラ 夢
「王子様、気のせいだと思います どうか離してください」
王子 悠仁
「お顔を見せてください」
シンデレラ 夢
「見せたら…離してください」
王子 悠仁
「……可愛い」
一同(本音出ちゃってる)
王子 悠仁
「あ、いや、やっぱりあの時の方ですね なぜ逃げたのですか」
シンデレラ 夢
「まさかあの時王子様に助けていただたなんて思いもしませんでした 王子様だと知らずとても失礼なことを…ごめんなさい…」
王子 悠仁
「あなたは何も悪いことなんてしていません…あなたのことをもっと知りたいです 少しだけでいいので一緒に話しませんか?」
ナレーター 五条
二人は仲良く中庭で話すと楽しい時間はあっという間過ぎていく。
王子 悠仁
「夢シンデレラ、一曲踊っていただけませんか?」
シンデレラ 夢
「はい、喜んで」
一同(虎杖踊れんのか??)
ナレーター 五条
悠仁王子は夢シンデレラの手を引いてゆっくりとダンスホールへとやってきた。皆が注目する中、王様も王子がやっとその気になってくれたかとロイヤルボックスから身を乗り出してみている。
執事の恵も夢シンデレラに目線を向けた。あの王子にしては悪くないセンスだなと少しばかり感心している。
一同(夢がなんとかリードしてるけど 危なっかしい… というか二人近すぎないか?)
ナレーター 五条
お城の時計塔の音がホール内に響き渡る。
シンデレラ 夢
「王子様、今何時ですか?」
王子 悠仁
「あれは0時の鐘ですよ」
シンデレラ 夢
「ごめんなさい、私帰らないと……えと…王子様、手を離してください お、王子様?」
一同(おい、話しが進まないぞ)
王子 悠仁
「あ!え、なぜ帰られるのですか?父に、王様に紹介させてください夢シンデレラ!」
一同(虎杖馬車に余裕で追いつきそう)
執事 恵
「お、王子、使いの者を出すので!王子は外へ行ってはいけません!」
学友 棘
「ボニートフレーク!」
一同(そうそう、羽交い締めにしないとバカ王子で話が無茶苦茶になる)
ナレーター 五条
夢シンデレラは走り出すと正門までの長い階段で片方のガラスの靴を落としてしまう。
シンデレラ 夢
「あ!靴が…でも急がないと ごめんなさい王子様」
ナレーター 五条
時計台の音が鳴り響く。夢シンデレラは馬車に慌てて乗り込むと、ネズミたちは急いで馬車を出す。
森を駆け巡り夢シンデレラは涙を流しながら何度も城の方へと振り替える。
一同(夢マジ泣き?演技?)
野薔薇(もらい泣き…うぅぐっ)
シンデレラ 夢
「本当に…ドレスが無くなってしまったわ…ネズミさんありがとう…また屋根裏での生活が始まるわ… またあの人に…王子様に会えただけよか…った…うっ」
一同(目頭が熱い…)
→
王子 悠仁
「恵くん、昨日話した人を今日の舞踏会で絶対に探さなくてはならない」
執事 恵
「はあ…王子、そう言われましてもお名前もわからない人をどう探せとおっしゃるのですか」
王子 悠仁
「とにかく目が大きくて、きらきらしていて…真っ白な肌と薔薇のような頬、細い手首に愛らしい笑顔、透き通った声…」
一同(台本にないこと色々付け加えてない?)
執事 恵
「今日は各国からの姫君に加え、この国の女性全員があつまります それらの特徴ではかなり難しいかと」
学友 棘
「サーモン」
執事 恵
「棘様、髪の長さを言われましても…舞踏会となれば皆様髪型を変えていらっしゃるかと」
王子 悠仁
「恵くん 頼りにしている」
執事 恵
「はいはい 今日の衣装置いておきますね」
一同(伏黒…よほど虎杖の執事ってのが嫌なんだな)
王子 悠仁
「棘先輩、あの人にもう一度会えるだろうか」
学友 棘
「サーモン」
王子 悠仁
「あのとき金貨を渡したのはすごく失礼だったかもしれない…非常識な男だと思われていないだろうか?」
学友 棘
「…………サーモン」
王子 悠仁
「今の間がとても気になるんですけど」
執事 恵
「王子、早く着替えてください」
王子 悠仁
「はーい」
シンデレラ 夢
「本当にお城に着いてしまったわ…舞踏会なんて初めてだからどう振舞っていいのか…」
ナレーター 五条
馬車が到着すると、人間に変えられたネズミが夢シンデレラを手を取り馬車からおりるのを手伝った。
シンデレラ 夢
「ネズミさんだと思うと不思議だわ…ありがとう」
ナレーター 五条
夢シンデレラがお城へ入ると屋根裏に住んでいる彼女にとっては見たことのないものばかりだった。
シンデレラ 夢
「夢を見てるのかしら…なんてきらびやかなの」
ナレーター 五条
夢シンデレラが階段を下りていくと継母と義理の姉妹と目が合った。
継母 家入
「とても素敵なドレスですね」
シンデレラ 夢
「え!あ、ありがとう…ございます」
義理妹 野薔薇
「お母様、どちらのお姫様とお話になってるんですの?」
義理姉 真希
「野薔薇、それは軽々しく聞くものではありませんよ」
ナレーター 五条
フェアリーパンダが言っていた通り、誰も夢シンデレラに気づくことはなかった。
シンデレラ 夢
「では失礼します… 本当に気付いていないわ…」
ナレーター 五条
しばらく大勢の人のダンスを見ていた夢シンデレラがトランペットの音に驚き顔を見上げた。
執事 恵
「我王国、王様と王子のご登場です」
シンデレラ 夢
「あれは…町にいた…お、王子様だったなんて…とてもじゃないけどお声をかけるなんてできないわ…」
ナレーター 五条
ダンスホールが王様の言葉を聞こうと静まり返っている中、夢シンデレラは町で一目惚れした青年が王子だと知りその場をを立ち去ろうとしていた。
空のグラスを運んでいた使いの者とぶつかり大きな音を立てて次々グラスが割れる音が響き渡る。
周囲は王様に向けられていた視線を一斉に夢シンデレラへと向けた。
シンデレラ 夢
「ご、ごめんなさい…本当に…」
ナレーター 五条
夢シンデレラはその場から消えてしまった。するとロイヤルボックスにいた王子が…
一同(ゲッ、3階から飛び降りた 王子要素0)
ナレーター 五条
えーと、王子はダンスホールを駆け抜け夢シンデレラにあっという間に追いついた。
一同(あんな音速で走る王子いないだろ)
王子 悠仁
「あなたは…町でみかけた方ではないですか?」
一同(夢とのシーンだけ棒読みじゃなくなるな)
シンデレラ 夢
「王子様、気のせいだと思います どうか離してください」
王子 悠仁
「お顔を見せてください」
シンデレラ 夢
「見せたら…離してください」
王子 悠仁
「……可愛い」
一同(本音出ちゃってる)
王子 悠仁
「あ、いや、やっぱりあの時の方ですね なぜ逃げたのですか」
シンデレラ 夢
「まさかあの時王子様に助けていただたなんて思いもしませんでした 王子様だと知らずとても失礼なことを…ごめんなさい…」
王子 悠仁
「あなたは何も悪いことなんてしていません…あなたのことをもっと知りたいです 少しだけでいいので一緒に話しませんか?」
ナレーター 五条
二人は仲良く中庭で話すと楽しい時間はあっという間過ぎていく。
王子 悠仁
「夢シンデレラ、一曲踊っていただけませんか?」
シンデレラ 夢
「はい、喜んで」
一同(虎杖踊れんのか??)
ナレーター 五条
悠仁王子は夢シンデレラの手を引いてゆっくりとダンスホールへとやってきた。皆が注目する中、王様も王子がやっとその気になってくれたかとロイヤルボックスから身を乗り出してみている。
執事の恵も夢シンデレラに目線を向けた。あの王子にしては悪くないセンスだなと少しばかり感心している。
一同(夢がなんとかリードしてるけど 危なっかしい… というか二人近すぎないか?)
ナレーター 五条
お城の時計塔の音がホール内に響き渡る。
シンデレラ 夢
「王子様、今何時ですか?」
王子 悠仁
「あれは0時の鐘ですよ」
シンデレラ 夢
「ごめんなさい、私帰らないと……えと…王子様、手を離してください お、王子様?」
一同(おい、話しが進まないぞ)
王子 悠仁
「あ!え、なぜ帰られるのですか?父に、王様に紹介させてください夢シンデレラ!」
一同(虎杖馬車に余裕で追いつきそう)
執事 恵
「お、王子、使いの者を出すので!王子は外へ行ってはいけません!」
学友 棘
「ボニートフレーク!」
一同(そうそう、羽交い締めにしないとバカ王子で話が無茶苦茶になる)
ナレーター 五条
夢シンデレラは走り出すと正門までの長い階段で片方のガラスの靴を落としてしまう。
シンデレラ 夢
「あ!靴が…でも急がないと ごめんなさい王子様」
ナレーター 五条
時計台の音が鳴り響く。夢シンデレラは馬車に慌てて乗り込むと、ネズミたちは急いで馬車を出す。
森を駆け巡り夢シンデレラは涙を流しながら何度も城の方へと振り替える。
一同(夢マジ泣き?演技?)
野薔薇(もらい泣き…うぅぐっ)
シンデレラ 夢
「本当に…ドレスが無くなってしまったわ…ネズミさんありがとう…また屋根裏での生活が始まるわ… またあの人に…王子様に会えただけよか…った…うっ」
一同(目頭が熱い…)
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