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眠るきみと
任務に出掛けている悠仁の帰りを待っていた夢は悠仁の部屋でうとうと眠りそうになっていた。
「うーん、悠仁くん遅いなぁ…」
時計を見ると1時を回ってた。
電気をつけたままベッドにもたれかかり夢は眠ってしまった。
悠仁、恵、野薔薇を乗せた車が高速を走っている。
「伊地知さん、あと何分?」
「あと一時間はかかるかと…」
「虎杖、5分おきに聞くな」
「ほっんとっ!私も寝たいから静かにしてよ」
「夢に今日は早く帰れるって言ったから絶対首をながくして待ってる…」
「夢もう寝てるだろ もう1時過ぎだぞ着くころには2時過ぎてるぞ」
「え!?」
「虎杖くん、なるべく急ぐので座っててください」
悠仁は伸びきったシートベルトを戻して革張りのシートに身をうずめた。
高専に到着するいなや、寝ている二人を起こさないように伊地知に礼をいうと悠仁は車のトランクから自分の荷物を取り出し、部屋へと猛スピードで走って行った。
「伏黒さん、釘崎さん到着しましたよ」
「ふぁああ~爆睡しちゃったわ…ありがとう伊地知さん」
「伊地知さん運転お疲れ様です あれ?虎杖は?」
「もう部屋へ戻っていきましたよ」
早っという顔をする釘崎と伏黒は自分達の荷物を取り出し、部屋へと自分達も向かった。
悠仁は静かに部屋の鍵を差し込み、そっとドアを開けると、電気がつけっぱなしで夢が寝ている姿が悠仁の目に飛び込んできた。
夢電気つけたまま寝ちゃったのか…
荷物を持ったままベッドにもたれかかる夢を抱きかかえ、そっと自分のベッドに横に寝かせた。
電気を消してとりあえず風呂、と悠仁はシャワー室へ向かうと急いで洗い出てくる。
暑いな…夢寝てるし上は着てなくてもいいか、と短パンだけ履いた。
こういうときドライヤー使わず乾く髪って便利だなと思いながらタオルでわしわし乾かしていく。
薄暗い中、カーテンからもれる月明りを頼りに夢が眠るベッドの隣に横になった。
もこもこのルームウェアの夢に布団をかけると額に流れる髪をそっと流した。
「遅くなってごめんな夢」
寝返りをうつ夢は悠仁に背を向けてしまった。寝てるとはいえ悠仁は悲しい顔をする。
夢の小さな背中を見ていると、いつも後ろからハグするのと変わらないのでは?と考え、夢の首の後ろにそっと手を入れ腕枕をして、反対の腕を夢のお腹を包むように抱き寄せた。
しばらく夢の髪に顔をすりよせ、ごろごろと夢の甘い香りを堪能する。
んー夢髪さらさらだしいい香りするしベッドでぎゅーってするのも悪くないな…と思った悠仁だったが自分の体は正直だった。
やばい 大丈夫だと思ってたけど 全然大丈夫じゃない
密着していた体を離し、腕だけ伸ばした状態になる。
夢の首の下にある腕を抜き取りたかったが起こしてしまいそうで動くに動けない。
腰引いてかっこ悪っ、と自分を落ち着かせようとしていると夢が悠仁の方へ向くように寝返りをうってきた。
このタイミングでこっち向くのか、と一人でパニックになる。
夢の長いまつげと小さな唇が目に入る。安心した顔でぐっすり眠っている夢を見てそっと唇を重ねた。
夢が目を覚ますと目の前に大きな壁があることに気づいた。
寝ぼけながら頬をすりよせ、手を添える。
ごつごつしてて…呼吸すると上下する…悠仁くんの匂いがする…とぼーっと目を開け、顔を離し見上げると悠仁の背後にくっついていたことに気づいた。
なんで裸なの!?ズボンは…履いてると一安心していると夢の方へ悠仁が寝返りをうつのでつぶされないようにと慌てて離れた。
仰向けになって熟睡している悠仁を隣で夢はちらりとみる。
悠仁くん凄い筋肉ついてる…彫刻みたい…腹筋て本当に割れるんだとじろじろ見るのも悪いなと思いながら悠仁の胸板が呼吸で上下するのをついみてしまう。
「んー夢…」
悠仁がごろんと夢の方へ向くとあっという間に腕枕をしてきて抱き寄せられた。
「悠仁くん起きてる?」
小さな声で問いかけるが目の前でゆっくり悠仁の胸板が動いて呼吸が聞こえる。
もう少しこうしていたいなと夢は悠仁に包まれたまま目を閉じた。
眠るきみと ― END
任務に出掛けている悠仁の帰りを待っていた夢は悠仁の部屋でうとうと眠りそうになっていた。
「うーん、悠仁くん遅いなぁ…」
時計を見ると1時を回ってた。
電気をつけたままベッドにもたれかかり夢は眠ってしまった。
悠仁、恵、野薔薇を乗せた車が高速を走っている。
「伊地知さん、あと何分?」
「あと一時間はかかるかと…」
「虎杖、5分おきに聞くな」
「ほっんとっ!私も寝たいから静かにしてよ」
「夢に今日は早く帰れるって言ったから絶対首をながくして待ってる…」
「夢もう寝てるだろ もう1時過ぎだぞ着くころには2時過ぎてるぞ」
「え!?」
「虎杖くん、なるべく急ぐので座っててください」
悠仁は伸びきったシートベルトを戻して革張りのシートに身をうずめた。
高専に到着するいなや、寝ている二人を起こさないように伊地知に礼をいうと悠仁は車のトランクから自分の荷物を取り出し、部屋へと猛スピードで走って行った。
「伏黒さん、釘崎さん到着しましたよ」
「ふぁああ~爆睡しちゃったわ…ありがとう伊地知さん」
「伊地知さん運転お疲れ様です あれ?虎杖は?」
「もう部屋へ戻っていきましたよ」
早っという顔をする釘崎と伏黒は自分達の荷物を取り出し、部屋へと自分達も向かった。
悠仁は静かに部屋の鍵を差し込み、そっとドアを開けると、電気がつけっぱなしで夢が寝ている姿が悠仁の目に飛び込んできた。
夢電気つけたまま寝ちゃったのか…
荷物を持ったままベッドにもたれかかる夢を抱きかかえ、そっと自分のベッドに横に寝かせた。
電気を消してとりあえず風呂、と悠仁はシャワー室へ向かうと急いで洗い出てくる。
暑いな…夢寝てるし上は着てなくてもいいか、と短パンだけ履いた。
こういうときドライヤー使わず乾く髪って便利だなと思いながらタオルでわしわし乾かしていく。
薄暗い中、カーテンからもれる月明りを頼りに夢が眠るベッドの隣に横になった。
もこもこのルームウェアの夢に布団をかけると額に流れる髪をそっと流した。
「遅くなってごめんな夢」
寝返りをうつ夢は悠仁に背を向けてしまった。寝てるとはいえ悠仁は悲しい顔をする。
夢の小さな背中を見ていると、いつも後ろからハグするのと変わらないのでは?と考え、夢の首の後ろにそっと手を入れ腕枕をして、反対の腕を夢のお腹を包むように抱き寄せた。
しばらく夢の髪に顔をすりよせ、ごろごろと夢の甘い香りを堪能する。
んー夢髪さらさらだしいい香りするしベッドでぎゅーってするのも悪くないな…と思った悠仁だったが自分の体は正直だった。
やばい 大丈夫だと思ってたけど 全然大丈夫じゃない
密着していた体を離し、腕だけ伸ばした状態になる。
夢の首の下にある腕を抜き取りたかったが起こしてしまいそうで動くに動けない。
腰引いてかっこ悪っ、と自分を落ち着かせようとしていると夢が悠仁の方へ向くように寝返りをうってきた。
このタイミングでこっち向くのか、と一人でパニックになる。
夢の長いまつげと小さな唇が目に入る。安心した顔でぐっすり眠っている夢を見てそっと唇を重ねた。
夢が目を覚ますと目の前に大きな壁があることに気づいた。
寝ぼけながら頬をすりよせ、手を添える。
ごつごつしてて…呼吸すると上下する…悠仁くんの匂いがする…とぼーっと目を開け、顔を離し見上げると悠仁の背後にくっついていたことに気づいた。
なんで裸なの!?ズボンは…履いてると一安心していると夢の方へ悠仁が寝返りをうつのでつぶされないようにと慌てて離れた。
仰向けになって熟睡している悠仁を隣で夢はちらりとみる。
悠仁くん凄い筋肉ついてる…彫刻みたい…腹筋て本当に割れるんだとじろじろ見るのも悪いなと思いながら悠仁の胸板が呼吸で上下するのをついみてしまう。
「んー夢…」
悠仁がごろんと夢の方へ向くとあっという間に腕枕をしてきて抱き寄せられた。
「悠仁くん起きてる?」
小さな声で問いかけるが目の前でゆっくり悠仁の胸板が動いて呼吸が聞こえる。
もう少しこうしていたいなと夢は悠仁に包まれたまま目を閉じた。
眠るきみと ― END