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きみへの気持ち
呪術高専の中庭は日本庭園の様に綺麗に整備されてる。
夢がここでよく資料や本を読んで過ごしているのを知っていた。
今日も校舎の廊下から中庭にいる夢見つけて立ち止まった。
木の下のベンチに座った夢に優しい風が吹く。
木の葉が揺れて、夢は上を見上げる。
髪を耳にかけてまた本に目を落とす。
夢の仕草に釘付けになる。
ここから、今、好きだと言えば、きっと何かが変わる。
好きだと伝えて、抱きしめたい。
以前、皆の前に戻った時、夢は泣きながら抱き着いてきた。
それは同級生が戻ってきたことを喜んでの抱擁で、きっと深い意味はないと思う。
好きだと伝えれば、もしかすると今の関係も壊れてしまうかもしれない。
気持ちがもし違っても夢に笑っていてほしい。
この友達の時間がより夢への距離を近くする。
夢が好き。
こんな短い言葉なのに口に出せない。
言えない気持ち、言いたい気持ち。
抑えれば抑える程、胸が苦しくなる。
日に日に 好き が 大好き に変わる。
「悠仁くん!」
ほら、そうやって名前を呼んで、笑顔で手を振ってくれる。
「あ!廊下からここに入ったら怒られちゃうよ」
大丈夫だよ、と言うと夢は笑ってくれる。
夢の笑顔がきらきらしていて。
隣に座るとひざとひざがぶつかる。
謝ろうとすると夢の方から これ見て と読んでいた本を見せてくる。
距離を取られるかと思ったけどむしろ近づいていて。
さっき遠くからみていた夢の顔が目の前にある。
覗き込まれた夢の大きな瞳に自分が映る。
好きが止まらない。
大好きが加速していく。
きみへの気持ち ― END
呪術高専の中庭は日本庭園の様に綺麗に整備されてる。
夢がここでよく資料や本を読んで過ごしているのを知っていた。
今日も校舎の廊下から中庭にいる夢見つけて立ち止まった。
木の下のベンチに座った夢に優しい風が吹く。
木の葉が揺れて、夢は上を見上げる。
髪を耳にかけてまた本に目を落とす。
夢の仕草に釘付けになる。
ここから、今、好きだと言えば、きっと何かが変わる。
好きだと伝えて、抱きしめたい。
以前、皆の前に戻った時、夢は泣きながら抱き着いてきた。
それは同級生が戻ってきたことを喜んでの抱擁で、きっと深い意味はないと思う。
好きだと伝えれば、もしかすると今の関係も壊れてしまうかもしれない。
気持ちがもし違っても夢に笑っていてほしい。
この友達の時間がより夢への距離を近くする。
夢が好き。
こんな短い言葉なのに口に出せない。
言えない気持ち、言いたい気持ち。
抑えれば抑える程、胸が苦しくなる。
日に日に 好き が 大好き に変わる。
「悠仁くん!」
ほら、そうやって名前を呼んで、笑顔で手を振ってくれる。
「あ!廊下からここに入ったら怒られちゃうよ」
大丈夫だよ、と言うと夢は笑ってくれる。
夢の笑顔がきらきらしていて。
隣に座るとひざとひざがぶつかる。
謝ろうとすると夢の方から これ見て と読んでいた本を見せてくる。
距離を取られるかと思ったけどむしろ近づいていて。
さっき遠くからみていた夢の顔が目の前にある。
覗き込まれた夢の大きな瞳に自分が映る。
好きが止まらない。
大好きが加速していく。
きみへの気持ち ― END