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秘密の場所
「夢、ここの店どーお?」
「んー?どれ?」
2人は高専の中庭の大きな木の下でくつろいでいた。
悠仁が木にもたれかかり、大きく開いた足の間に夢が体育座りで座っている。
悠仁が夢を包み込むように手を伸ばして自分のスマホを見せている。
「映画終わったら歩いて行けそうだよな」
「ほんとだ 近いね」
夢が悠仁の手元のスマホをするする操作すると悠仁は夢の肩に顎を置く。
「夢~」
耳元でこそこそと悠仁がつぶやく。
「な、なに言ってるの悠仁くん!外だよ」
「人いる気配しないから、ね?」
夢がきょろきょろあたりを見渡して、振り向くと悠仁に触れる程度に優しく唇を重ねた。
「ん!終りね!」
「ふふー夢大好き」
悠仁は後ろから夢を強く抱きしめる。
「悠仁くん、デートの場所決めないと」
「もうさっきので決まり 今は夢をぎゅってする時間」
「もう…」
そのころ中庭が見える3階の教室のベランダからのぞき込んでいる人物が数名。
「伏黒、あのバカップル未だにこっから丸見えだって気づいてないのかしら」
「虎杖はわかってるだろ…気づいてないふりだ」
恵の隣に座っていたパンダが楽しそうにしている。
「虎杖と夢ちゃんがちゅーしてるの見ちゃった~」
「しゃけ」
「お前らな、稽古つけてほしいつーから来たらなんだこの監視スペース」
「真希先輩、ここのベランダ 中庭丸見えなんですよー あの二人いーっつもあそこでイチャイチャしてるんですよね」
「だったら言えばいいだろ、全部見えてるって」
「真希、それを言ったらこうやって二人の仲いいとこみれないだろう」
パンダの言うことに真希があきれている。
「めんたいこ」
棘が木の方を指さすと悠仁が後ろから夢の顔にごろごろと甘えて頬にキスをしている。
「 そこの 2人ー! ぜんっっんぶ 見えってっぞー!! 」
真希の大きな声がすると夢と悠仁があたりを見渡している。
「虎杖…アイツ気づいてなかったのか…」
真希の声に驚いている悠仁を見て恵があきれている。
「あーなんか甘々な二人見てたらしょっぱいもの食べたくなってきた」
野薔薇が背伸びをするとパンダがかひらめいた顔をする。
「虎杖にあの肉団子鍋つくらせようぜ 鍋パーティーだ」
「パンダ先輩!名案!バカップルに作らせましょう」
「すじこ こんぶ」
「そうですね、買い出しは皆で行きましょう」
監視をしていた同級生と先輩組は二人がいる中庭へと降りて行った。
秘密の場所 ― END
「夢、ここの店どーお?」
「んー?どれ?」
2人は高専の中庭の大きな木の下でくつろいでいた。
悠仁が木にもたれかかり、大きく開いた足の間に夢が体育座りで座っている。
悠仁が夢を包み込むように手を伸ばして自分のスマホを見せている。
「映画終わったら歩いて行けそうだよな」
「ほんとだ 近いね」
夢が悠仁の手元のスマホをするする操作すると悠仁は夢の肩に顎を置く。
「夢~」
耳元でこそこそと悠仁がつぶやく。
「な、なに言ってるの悠仁くん!外だよ」
「人いる気配しないから、ね?」
夢がきょろきょろあたりを見渡して、振り向くと悠仁に触れる程度に優しく唇を重ねた。
「ん!終りね!」
「ふふー夢大好き」
悠仁は後ろから夢を強く抱きしめる。
「悠仁くん、デートの場所決めないと」
「もうさっきので決まり 今は夢をぎゅってする時間」
「もう…」
そのころ中庭が見える3階の教室のベランダからのぞき込んでいる人物が数名。
「伏黒、あのバカップル未だにこっから丸見えだって気づいてないのかしら」
「虎杖はわかってるだろ…気づいてないふりだ」
恵の隣に座っていたパンダが楽しそうにしている。
「虎杖と夢ちゃんがちゅーしてるの見ちゃった~」
「しゃけ」
「お前らな、稽古つけてほしいつーから来たらなんだこの監視スペース」
「真希先輩、ここのベランダ 中庭丸見えなんですよー あの二人いーっつもあそこでイチャイチャしてるんですよね」
「だったら言えばいいだろ、全部見えてるって」
「真希、それを言ったらこうやって二人の仲いいとこみれないだろう」
パンダの言うことに真希があきれている。
「めんたいこ」
棘が木の方を指さすと悠仁が後ろから夢の顔にごろごろと甘えて頬にキスをしている。
「 そこの 2人ー! ぜんっっんぶ 見えってっぞー!! 」
真希の大きな声がすると夢と悠仁があたりを見渡している。
「虎杖…アイツ気づいてなかったのか…」
真希の声に驚いている悠仁を見て恵があきれている。
「あーなんか甘々な二人見てたらしょっぱいもの食べたくなってきた」
野薔薇が背伸びをするとパンダがかひらめいた顔をする。
「虎杖にあの肉団子鍋つくらせようぜ 鍋パーティーだ」
「パンダ先輩!名案!バカップルに作らせましょう」
「すじこ こんぶ」
「そうですね、買い出しは皆で行きましょう」
監視をしていた同級生と先輩組は二人がいる中庭へと降りて行った。
秘密の場所 ― END