【1】新しいスタート
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「おおー!スマホだー!夢!」
悠仁が新品のスマホを手に夢に呼びかけると写真を撮った。
自分の顔見ながら撮れないのむずいな。と悠仁がぶつぶつ言っていると恵が悠仁のスマホを手に取り、インカメラを起動させる。
「お!すげー!さすが伏黒!」
悠仁がピースサインをするので恵はそのまま夢と悠仁を入れて写真を撮った。
「サンキュー伏黒!初スリーショット!で…これはどう共有するんだ?」と悠仁が首をかしげるので、スマホ講座が必要みたいだね五条が言う。
「五条先生、なにやってるんですか」
恵が覗き込むと五条は男子二人を放置して夢のラインアカウントを作り、既に連絡先の交換まで済ませていた。
先生ずりー!と悠仁が割り込み恵も夢と連絡先を交換して買い物の続きを再開した。
「さて、買い物も済んだし、4人目を迎えにいきましょうかね」
原宿の竹下通り。大勢の観光客で賑わう通りを五条を先頭に夢、悠仁、恵と続いた。
「わ!え!みんな待って!」
都内に住んでいたとはいえ、夢も久しぶりの原宿の人の多さにもみくちゃにされる。
人に流されそうになったところ、悠仁が夢の腕をつかんだ。
「夢、大丈夫か?つかまってていいから」
悠仁は夢に自分の腕をつかむように手を添えた。
「ありがとう悠仁くん」
竹下通りを抜けると、ファーストフード店の前で呪術高専の制服を着た女の子がサラリーマンと口論?になっている。
「先生、もしかしてあの子ですか」
恵は勝手に夢のような静かな子を想像していたので真逆のタイプが現れ関わりたくないないな、とじっと遠くから見ている。
「うん、そう。あの子」
悠仁は夢とクレープを買食いし、夢と仲良く食べていてその子に気づかない。
「おーい!お待たせ」
女の子は五条の声にギロっと目を向けると、サラリーマンはその隙に駅へと消えていった。
「先生、遅いです」
「みんなー4人目の1年生、釘崎野薔薇ちゃんだよー」
恵はどうも、と片手を上げる。悠仁は夢と野薔薇に背を向け、夢とおしゃべりに夢中だ。
「え?4人目?」と野薔薇は隣の五条を見上げる。
五条は悠仁の方を指さすと彼の前にもう一人いるのに野薔薇は気づいた。
ずかずかと悠仁のところまで行くと、挨拶ぐらいしろ…と言いそうになったが、悠仁と話していた夢に目がいく。
悠仁を跳ね除け、野薔薇は夢の両手をつかんだ。
「女子!しかも可愛い!マジで先生!野郎2人だって聞いてたのに!ちょっとマジで可愛い!名前は?私、釘崎野薔薇!ライン交換しよう!」
夢は野薔薇のテンションにびっくりしながら答える。
「夜野 夢です。はじめまして」
「夢ちゃんね!野薔薇って呼んで!」
五条は恵と悠仁を野薔薇に紹介すると、野薔薇は東京まできてイモ男子二人か…と肩を落とす。
「夢ちゃん、あんなイモ相手にしちゃ駄目よ」
「なんで初対面でこんな嫌われなくちゃいけないの?」と悠仁は涙目だ。
「さーて、4人そろったところだし、美味しいものでも食べに行きますか」
五条の一言に悠仁と野薔薇はピシッと背筋を正し、先生!俺焼肉がいいでーす!私、絶対寿司!
恵と夢は後ろでその様子を見守っている。
「夢ちゃん、お寿司がいいわよね!?」
「夢!絶対焼肉だよな!」
夢ちゃんのこと呼び捨てにしてんじゃないわよ、うるさい肉だ肉!とギャーギャー二人が騒ぐ。
「喧嘩しないのー。とりあえず六本木あたりまで移動しようか」
五条はにっこりと微笑む。
悠仁が新品のスマホを手に夢に呼びかけると写真を撮った。
自分の顔見ながら撮れないのむずいな。と悠仁がぶつぶつ言っていると恵が悠仁のスマホを手に取り、インカメラを起動させる。
「お!すげー!さすが伏黒!」
悠仁がピースサインをするので恵はそのまま夢と悠仁を入れて写真を撮った。
「サンキュー伏黒!初スリーショット!で…これはどう共有するんだ?」と悠仁が首をかしげるので、スマホ講座が必要みたいだね五条が言う。
「五条先生、なにやってるんですか」
恵が覗き込むと五条は男子二人を放置して夢のラインアカウントを作り、既に連絡先の交換まで済ませていた。
先生ずりー!と悠仁が割り込み恵も夢と連絡先を交換して買い物の続きを再開した。
「さて、買い物も済んだし、4人目を迎えにいきましょうかね」
原宿の竹下通り。大勢の観光客で賑わう通りを五条を先頭に夢、悠仁、恵と続いた。
「わ!え!みんな待って!」
都内に住んでいたとはいえ、夢も久しぶりの原宿の人の多さにもみくちゃにされる。
人に流されそうになったところ、悠仁が夢の腕をつかんだ。
「夢、大丈夫か?つかまってていいから」
悠仁は夢に自分の腕をつかむように手を添えた。
「ありがとう悠仁くん」
竹下通りを抜けると、ファーストフード店の前で呪術高専の制服を着た女の子がサラリーマンと口論?になっている。
「先生、もしかしてあの子ですか」
恵は勝手に夢のような静かな子を想像していたので真逆のタイプが現れ関わりたくないないな、とじっと遠くから見ている。
「うん、そう。あの子」
悠仁は夢とクレープを買食いし、夢と仲良く食べていてその子に気づかない。
「おーい!お待たせ」
女の子は五条の声にギロっと目を向けると、サラリーマンはその隙に駅へと消えていった。
「先生、遅いです」
「みんなー4人目の1年生、釘崎野薔薇ちゃんだよー」
恵はどうも、と片手を上げる。悠仁は夢と野薔薇に背を向け、夢とおしゃべりに夢中だ。
「え?4人目?」と野薔薇は隣の五条を見上げる。
五条は悠仁の方を指さすと彼の前にもう一人いるのに野薔薇は気づいた。
ずかずかと悠仁のところまで行くと、挨拶ぐらいしろ…と言いそうになったが、悠仁と話していた夢に目がいく。
悠仁を跳ね除け、野薔薇は夢の両手をつかんだ。
「女子!しかも可愛い!マジで先生!野郎2人だって聞いてたのに!ちょっとマジで可愛い!名前は?私、釘崎野薔薇!ライン交換しよう!」
夢は野薔薇のテンションにびっくりしながら答える。
「夜野 夢です。はじめまして」
「夢ちゃんね!野薔薇って呼んで!」
五条は恵と悠仁を野薔薇に紹介すると、野薔薇は東京まできてイモ男子二人か…と肩を落とす。
「夢ちゃん、あんなイモ相手にしちゃ駄目よ」
「なんで初対面でこんな嫌われなくちゃいけないの?」と悠仁は涙目だ。
「さーて、4人そろったところだし、美味しいものでも食べに行きますか」
五条の一言に悠仁と野薔薇はピシッと背筋を正し、先生!俺焼肉がいいでーす!私、絶対寿司!
恵と夢は後ろでその様子を見守っている。
「夢ちゃん、お寿司がいいわよね!?」
「夢!絶対焼肉だよな!」
夢ちゃんのこと呼び捨てにしてんじゃないわよ、うるさい肉だ肉!とギャーギャー二人が騒ぐ。
「喧嘩しないのー。とりあえず六本木あたりまで移動しようか」
五条はにっこりと微笑む。