【3】薬指と約束
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夢は家入と運ばれてくる怪我人の手当てにあたっていた。
「夢、包帯の交換頼む それ終わったら一旦仮眠してきな」
「はい、わかりました」
夢が横になっている猪野に声をかける。
「猪野さん、具合どうですか? あ、寝たままでいいですよ 包帯交換しますね」
猪野は深く呼吸をすると口を開いた。
「家入さんと夢さんのおかげで大分よくなったよ 喋れるようにもなったし」
「猪野さんが良くなってくれて私も嬉しいです 夢さんって呼ばれると七海さんに言われてるみたい」
「本当? でも呼び方が同じでもなあ…七海さんには程遠いよ」
「そんなことないですよ はい、終わりました なにか欲しいものありますか?」
「いいや、大丈夫 ありがとね」
夢は治療室をあとにした。
「もうすぐ0時だ」
夢は窓の近くで月を探すと悠仁にもらった左手の薬指に輝く指輪をみつめる。
「悠仁くん、今日も無事であってね 恵くんもみんな大丈夫かな 私は元気にしてるよ 猪野さんも伊地知さんも回復してるし、家入先生は相変わらずお酒は飲んでるけど…二人で治療にあたってるよ 悠仁くんがくれた指輪みると元気もらえる あとこの約束の時間もすごく楽しみなんだ 今どこにいるのかな…会いたいよ… 大好き おやすみなさい」
夢は仮眠室に入るとシャワーを浴び、着替えるとベッドに潜り込んだ。
「悠仁くんが外で頑張ってるのに…私こんな風に休んでいいのかな…悠仁くん会いたいよ…無事でいてね…」
パンダのぬいぐるみを抱えて涙を流した。
→
「夢、包帯の交換頼む それ終わったら一旦仮眠してきな」
「はい、わかりました」
夢が横になっている猪野に声をかける。
「猪野さん、具合どうですか? あ、寝たままでいいですよ 包帯交換しますね」
猪野は深く呼吸をすると口を開いた。
「家入さんと夢さんのおかげで大分よくなったよ 喋れるようにもなったし」
「猪野さんが良くなってくれて私も嬉しいです 夢さんって呼ばれると七海さんに言われてるみたい」
「本当? でも呼び方が同じでもなあ…七海さんには程遠いよ」
「そんなことないですよ はい、終わりました なにか欲しいものありますか?」
「いいや、大丈夫 ありがとね」
夢は治療室をあとにした。
「もうすぐ0時だ」
夢は窓の近くで月を探すと悠仁にもらった左手の薬指に輝く指輪をみつめる。
「悠仁くん、今日も無事であってね 恵くんもみんな大丈夫かな 私は元気にしてるよ 猪野さんも伊地知さんも回復してるし、家入先生は相変わらずお酒は飲んでるけど…二人で治療にあたってるよ 悠仁くんがくれた指輪みると元気もらえる あとこの約束の時間もすごく楽しみなんだ 今どこにいるのかな…会いたいよ… 大好き おやすみなさい」
夢は仮眠室に入るとシャワーを浴び、着替えるとベッドに潜り込んだ。
「悠仁くんが外で頑張ってるのに…私こんな風に休んでいいのかな…悠仁くん会いたいよ…無事でいてね…」
パンダのぬいぐるみを抱えて涙を流した。
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