【2】これからの関係
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渋谷での宿儺の攻撃に巻き込まれた狗巻は自分の部屋と治療室を往復する生活を送っていた。
「狗巻先輩」
夢が廊下を歩く狗巻を呼び止めた。
「…うめ」
「お疲れ様です 何か必要なものとかありますか?」
「おかか すじこ」
狗巻は御札が巻かれた左腕を指さす。
その左腕は渋谷で失われ肘下からもうない。
「はい、家入先生に新しい御札用意してもらうよう頼んでおきますね」
「うめ……明太子?」
「だ、駄目ですよ! 死滅回遊参加するなんて…狗巻先輩の気持ちはわかりますけど…」
「…こんぶ 明太子!」
「……狗巻先輩そんなこと言わないでください 私こそなにも出来ないです……悠仁くんの…みんなの側で役に立ちたいのは私も同じです」
「…うめ」
「ううん、狗巻先輩が苛立つ気持ちもわかりますよ」
狗巻は左腕をそっと夢に向ける。
「ん?なんですか?」
夢が近づくと狗巻が右手も差し出し夢の頭を優しくなでた。
「い、狗巻先輩?ど、どうしたんですか?」
「うめ…しゃけ」
「うん、みんなに会いたいですね」
「あ~~棘 そんなことしてると虎杖に言っちゃうぞ」
「パ、パンダさん」
棘が夢をそっと放すとパンダが大きな手で二人をまとめて頭をなでる。
「ここも今学生は二人だけか」
「え、パンダさん…もしかして死滅回遊に」
パンダがうなずいた。
「俺にできることはそんくらいだ 少しでも力にならないとな その前にちょっとやらなくちゃならないことがある」
棘と夢が顔を見合わせる。
「明太子?」
「ああ、学長 を探しに行ってくる 会えたら虎杖達と合流する」
「学長どこにいるかわかるんですか?」
「多分上のやつらに捕まってるんだ なぁに大丈夫だよ そうだ、夢ちゃん、虎杖に会ったら何か伝えることあるか?」
「あ…約束忘れてないよって伝えてくれますか?」
「ん、わかった じゃまたな棘、夢ちゃん」
パンダが暗い廊下の先へと消えて行った。
「うめ?」
「悠仁くんとの約束ですか? ふふっ、秘密です」
「すじこ」
「え、そんなこと言わないでくださいよ!ダメです言いませんよ」
→
「狗巻先輩」
夢が廊下を歩く狗巻を呼び止めた。
「…うめ」
「お疲れ様です 何か必要なものとかありますか?」
「おかか すじこ」
狗巻は御札が巻かれた左腕を指さす。
その左腕は渋谷で失われ肘下からもうない。
「はい、家入先生に新しい御札用意してもらうよう頼んでおきますね」
「うめ……明太子?」
「だ、駄目ですよ! 死滅回遊参加するなんて…狗巻先輩の気持ちはわかりますけど…」
「…こんぶ 明太子!」
「……狗巻先輩そんなこと言わないでください 私こそなにも出来ないです……悠仁くんの…みんなの側で役に立ちたいのは私も同じです」
「…うめ」
「ううん、狗巻先輩が苛立つ気持ちもわかりますよ」
狗巻は左腕をそっと夢に向ける。
「ん?なんですか?」
夢が近づくと狗巻が右手も差し出し夢の頭を優しくなでた。
「い、狗巻先輩?ど、どうしたんですか?」
「うめ…しゃけ」
「うん、みんなに会いたいですね」
「あ~~棘 そんなことしてると虎杖に言っちゃうぞ」
「パ、パンダさん」
棘が夢をそっと放すとパンダが大きな手で二人をまとめて頭をなでる。
「ここも今学生は二人だけか」
「え、パンダさん…もしかして死滅回遊に」
パンダがうなずいた。
「俺にできることはそんくらいだ 少しでも力にならないとな その前にちょっとやらなくちゃならないことがある」
棘と夢が顔を見合わせる。
「明太子?」
「ああ、
「学長どこにいるかわかるんですか?」
「多分上のやつらに捕まってるんだ なぁに大丈夫だよ そうだ、夢ちゃん、虎杖に会ったら何か伝えることあるか?」
「あ…約束忘れてないよって伝えてくれますか?」
「ん、わかった じゃまたな棘、夢ちゃん」
パンダが暗い廊下の先へと消えて行った。
「うめ?」
「悠仁くんとの約束ですか? ふふっ、秘密です」
「すじこ」
「え、そんなこと言わないでくださいよ!ダメです言いませんよ」
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