【2】これからの関係
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乙骨、恵、悠仁と脹相は高専へと急ぐが、夜ともなると呪霊がうろうろしていて思うように先に進めない。
しかしそれら呪霊を乙骨が先頭に立ち、どんどん祓っていく。
後ろで走ってついて行く三人にほとんど出番がない。
「伏黒、乙骨先輩ってほんと強ぇんだな」
「だから言ったろ」
「ってか俺らほぼなんもしてないけどいいのかな…先輩のあとついてってるだけみたいな感じだけど」
乙骨は恵に持ってきてもらっていた予備の刀でどんどん進んでいくのを見て悠仁はつづけた。
「まかせていいとは言われてもなんだかな」
恵も少し気まずそうな顔をすると脹相が悠仁に声をかける。
「悠仁」
走りながら悠仁が隣の脹相の方を向いた。
「なに脹相?」
「夢とはどんな人だ 歳は?身長は?呪術師なのか?」
「また夢のこと? いいじゃん別に」
悠仁は恥ずかしそうに口をとがらせる。
「まだ高専まで距離があるんだ それくらい聞かせてくれてもいいだろ」
「聞いてどうすんの」
「弟の恋人だ 知っておかねばならない」
「こ、こいびとって…」
「夢は俺らと同じ歳です 身長…160あるかな?細いからもっと小さくみえるかもしれないですね」
「うぉい!伏黒から言うのかよ!」
「高専まで距離あるからな」
恵がそう言うと脹相は恵の隣へと走りながら移動する。
「伏黒くんは話が早いな 夢のことを詳しく教えてくれ」
「反転術式が使える子です」
「それは珍しいな さすが俺の弟、見る目がある」
「別に反転術式どうこうで付き合ってるわけじゃねえし」
「ではどこに惚れたんだ」
「夢は…きらきらしてるんだ…曇ってない…優しくて、可愛くて、なに作ってもうまいし、笑うとかわいいし、怒ってもかわいいし、高専のみんなに好かれてるし…こんな俺でも好きでいてくれるとことか…あと…」
「悠仁、喋りだすとどんどん出てくるな」
悠仁は思わず語ってしまったと顔を赤くする。
「きっかけはなんだ?」
「きっかけ?」
悠仁は初めて夢に会った時を思い出していた。
怪我して治してくれたとき手を握って…と悠仁はぼーっと考える。
「一目惚れだろ」
伏黒が代わりに答えた。
「そうだ 伏黒に新幹線で言われた、というか気づかされた そこから無茶苦茶意識するようになった」
脹相は一目惚れかと考えながら悠仁の話に耳を傾ける。
「でも俺一回死んで、夢と2ヶ月会えなくて…俺が勝手に会いたいって思ってただけかと思ってたけど…夢も同じように思っててくれてた…」
「虎杖、お前があのとき死んでなかったら 夢と付き合ってなかったんじゃないか?」
「え!? 今俺も同じこと思った…他に方法があってもいい気もするんだけど俺が死んだってのやっぱデカイのかな」
「会えない時間が愛を育てるって言うからね」
乙骨が切りがいいところで三人に合流した。
「先輩よく話きいてましたね」
恵が乙骨はさすがだなと感心している。
「会えない時間……会えない時間が愛育てるのさ……ヒ、ヒロミ郷…俺、郷さん!?」
乙骨が笑うと脹相はなんだという顔をする。
「ゴウ? 悠仁、誰だそれは?」
悠仁は脹相はしらなくて当たり前か、となんでもないと言おうとすると恵がぼそっとつぶやいた。
「…もっと素直に僕の」
悠仁がつられて続ける。
「…愛を信じてほしい」
乙骨も刀をしまいながら笑顔でつづけた。
「一緒に住みたいな できるものならば♪」
脹相が状況がつかめないまま悠仁がサビを歌い始めた。
「会えない時間がぁ~あ~い育てるのさぁ♪」
乙骨が笑うと恵も少し笑顔をみせた。
悠仁は夢の顔が浮かび笑みがこぼれる。
「悠仁、なにがなんだかわからないが、高専ついたら夢をお兄ちゃんに紹介するんだぞ」
「それは断る」
そういうと悠仁は猛スピードで走っていくので三人は後を追った。
→
しかしそれら呪霊を乙骨が先頭に立ち、どんどん祓っていく。
後ろで走ってついて行く三人にほとんど出番がない。
「伏黒、乙骨先輩ってほんと強ぇんだな」
「だから言ったろ」
「ってか俺らほぼなんもしてないけどいいのかな…先輩のあとついてってるだけみたいな感じだけど」
乙骨は恵に持ってきてもらっていた予備の刀でどんどん進んでいくのを見て悠仁はつづけた。
「まかせていいとは言われてもなんだかな」
恵も少し気まずそうな顔をすると脹相が悠仁に声をかける。
「悠仁」
走りながら悠仁が隣の脹相の方を向いた。
「なに脹相?」
「夢とはどんな人だ 歳は?身長は?呪術師なのか?」
「また夢のこと? いいじゃん別に」
悠仁は恥ずかしそうに口をとがらせる。
「まだ高専まで距離があるんだ それくらい聞かせてくれてもいいだろ」
「聞いてどうすんの」
「弟の恋人だ 知っておかねばならない」
「こ、こいびとって…」
「夢は俺らと同じ歳です 身長…160あるかな?細いからもっと小さくみえるかもしれないですね」
「うぉい!伏黒から言うのかよ!」
「高専まで距離あるからな」
恵がそう言うと脹相は恵の隣へと走りながら移動する。
「伏黒くんは話が早いな 夢のことを詳しく教えてくれ」
「反転術式が使える子です」
「それは珍しいな さすが俺の弟、見る目がある」
「別に反転術式どうこうで付き合ってるわけじゃねえし」
「ではどこに惚れたんだ」
「夢は…きらきらしてるんだ…曇ってない…優しくて、可愛くて、なに作ってもうまいし、笑うとかわいいし、怒ってもかわいいし、高専のみんなに好かれてるし…こんな俺でも好きでいてくれるとことか…あと…」
「悠仁、喋りだすとどんどん出てくるな」
悠仁は思わず語ってしまったと顔を赤くする。
「きっかけはなんだ?」
「きっかけ?」
悠仁は初めて夢に会った時を思い出していた。
怪我して治してくれたとき手を握って…と悠仁はぼーっと考える。
「一目惚れだろ」
伏黒が代わりに答えた。
「そうだ 伏黒に新幹線で言われた、というか気づかされた そこから無茶苦茶意識するようになった」
脹相は一目惚れかと考えながら悠仁の話に耳を傾ける。
「でも俺一回死んで、夢と2ヶ月会えなくて…俺が勝手に会いたいって思ってただけかと思ってたけど…夢も同じように思っててくれてた…」
「虎杖、お前があのとき死んでなかったら 夢と付き合ってなかったんじゃないか?」
「え!? 今俺も同じこと思った…他に方法があってもいい気もするんだけど俺が死んだってのやっぱデカイのかな」
「会えない時間が愛を育てるって言うからね」
乙骨が切りがいいところで三人に合流した。
「先輩よく話きいてましたね」
恵が乙骨はさすがだなと感心している。
「会えない時間……会えない時間が愛育てるのさ……ヒ、ヒロミ郷…俺、郷さん!?」
乙骨が笑うと脹相はなんだという顔をする。
「ゴウ? 悠仁、誰だそれは?」
悠仁は脹相はしらなくて当たり前か、となんでもないと言おうとすると恵がぼそっとつぶやいた。
「…もっと素直に僕の」
悠仁がつられて続ける。
「…愛を信じてほしい」
乙骨も刀をしまいながら笑顔でつづけた。
「一緒に住みたいな できるものならば♪」
脹相が状況がつかめないまま悠仁がサビを歌い始めた。
「会えない時間がぁ~あ~い育てるのさぁ♪」
乙骨が笑うと恵も少し笑顔をみせた。
悠仁は夢の顔が浮かび笑みがこぼれる。
「悠仁、なにがなんだかわからないが、高専ついたら夢をお兄ちゃんに紹介するんだぞ」
「それは断る」
そういうと悠仁は猛スピードで走っていくので三人は後を追った。
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