【2】これからの関係
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夢と家入が高専へ戻る少し前、脹相は悠仁とともに行動していた。
建物の中で悠仁は階段に腰を掛け、考え事をしていると脹相が悠仁の様子を観にやってきた。
「悠仁、怪我はもういいんだろ?」
「ああ…真人の黒閃くらった以外は たぶん宿儺の力だと思う ダメージをほとんど感じない」
悠仁は首にかけた夢の制服のボタンを指でなぞって眺めている。
「悠仁、俺に気をつかうな 高専へ戻りたかったら戻っていいんだぞ」
「別に脹相に気を使ってるわけじゃねぇよ 俺が戻ったら宿儺が伏黒でなにかしそうなんだ それに俺はたくさんの人を殺した 戻っていいと思えない」
「手元のそれはなんだ?」
「戻れないもう一つの理由…」
悠仁は眺めていたボタンをパーカーの中へしまった。
「誰かが待ってるんじゃないのか?」
悠仁は黙ったまま座っている階段を見つめた。
「向こうは待ってないかもしれない それに今の俺を知ったらもう… 脹相こそいいのか俺といて 俺はお前の弟達を殺したんだぞ」
「あれは事故だ 壊相も血塗も俺の立場なら同じようにしたはずだ」
悠仁は座っていた階段から腰を上げた。
「外に行こう 今は呪霊を減らしていかないと」
脹相と悠仁は外にでて呪霊達を協力しながら祓っていく。祓っても祓っても呪霊はどこからともなく現れる。
宿儺の力、宿儺が自分で行ったこと、悠仁は確実に強くなっていた。脹相も自分と戦った悠仁とは全く違う洗礼された動きに驚いていた。
「さすが俺の弟だな悠仁」
「それ何回言うの」
「何度でも言うさ 悠仁、思い出せ お前の父にも額に縫い目があっただろう?」
「…え?」
脹相と悠仁の頭上にかかった橋から人の声が聞こえた。
「あれ?恵くんおらんやん」
見上げると和服を着た男が立っている。
誰だ?いま伏黒のこと言ったか?と悠仁は相手を見上げた。
「君、逃げないで何してんの? 悟くんいなくなって君死刑確定してんやから まあ俺は用あんのは恵くんやけど ちょこまかされたら面倒やから 足でも折っといたろか」
「オマエ伏黒に何の用だよ」
「恵くんには死んでもらおうと思て」
いつの間に男は悠仁と脹相の間に入り素早く攻撃をしてきた。
フッとまた男が二人の間から消える。
「な、なんだんだよアイツ」
「おそらく術式だろうな」
三人がにらみ合うと背後で感じたことの無い不気味なオーラを感じる。
五条先生?いや、なんだこの…不気味な…
高専の制服を着た男が立っていた。
「あれ?一人じゃないんだ」
誰だ?制服?
「虎杖君だね」
「やはり悠仁の死刑執行人か」
「ちょい待って 俺味方やで 君乙骨くんやろ」
乙骨ってたしか伏黒が言ってた2年の先輩で五条先生と同じの特級呪術師…
「アナタは?」
和服の男が両手を上げて乙骨と話す。
「俺は禪院直哉、真希ちゃんのいとこや 俺も虎杖くん殺せ言われとる」
二人の会話の隙に脹相は直哉と、悠仁は乙骨から逃げる為全速力で走るが、乙骨は悠仁の後を余裕で追う。
走りは自信あんだけど刀もって余裕でついてきやがる
それに五条先生とまた違う すげえ呪力だ
乙骨は刀を悠仁に向かって振る。悠仁は路上に乗り捨てられていた四駆からサバイバルナイフを見つけ、乙骨に立ち向かうがとても呪力では押し切れない。
仕舞に乙骨から蹴りを食らい、手元のナイフが折れ乙骨の刀が地面にささると悠仁は蹴り飛ばし刀も折れた。
素手ならいけると構えると悠仁の後ろに黒いオーラがまとう。
「 な〝 に じ で る の ぉ 」
「遊んでるだけだよリカちゃん」
リカ?なんだこれ!?式神?!動けない
「リカちゃん 押さえててね」
後ろのリカが悠仁の自由を奪うと、乙骨は折れた刀で心臓に刺した。
「ごめんね 虎杖君」
悠仁が倒れ込むと首にかかっていたボタンが乙骨の前で落ちる。
「高専のボタン…?」
乙骨は自分のポケットにしまうと悠仁を引きずり、直哉と脹相の元へと戻って行った。
→
建物の中で悠仁は階段に腰を掛け、考え事をしていると脹相が悠仁の様子を観にやってきた。
「悠仁、怪我はもういいんだろ?」
「ああ…真人の黒閃くらった以外は たぶん宿儺の力だと思う ダメージをほとんど感じない」
悠仁は首にかけた夢の制服のボタンを指でなぞって眺めている。
「悠仁、俺に気をつかうな 高専へ戻りたかったら戻っていいんだぞ」
「別に脹相に気を使ってるわけじゃねぇよ 俺が戻ったら宿儺が伏黒でなにかしそうなんだ それに俺はたくさんの人を殺した 戻っていいと思えない」
「手元のそれはなんだ?」
「戻れないもう一つの理由…」
悠仁は眺めていたボタンをパーカーの中へしまった。
「誰かが待ってるんじゃないのか?」
悠仁は黙ったまま座っている階段を見つめた。
「向こうは待ってないかもしれない それに今の俺を知ったらもう… 脹相こそいいのか俺といて 俺はお前の弟達を殺したんだぞ」
「あれは事故だ 壊相も血塗も俺の立場なら同じようにしたはずだ」
悠仁は座っていた階段から腰を上げた。
「外に行こう 今は呪霊を減らしていかないと」
脹相と悠仁は外にでて呪霊達を協力しながら祓っていく。祓っても祓っても呪霊はどこからともなく現れる。
宿儺の力、宿儺が自分で行ったこと、悠仁は確実に強くなっていた。脹相も自分と戦った悠仁とは全く違う洗礼された動きに驚いていた。
「さすが俺の弟だな悠仁」
「それ何回言うの」
「何度でも言うさ 悠仁、思い出せ お前の父にも額に縫い目があっただろう?」
「…え?」
脹相と悠仁の頭上にかかった橋から人の声が聞こえた。
「あれ?恵くんおらんやん」
見上げると和服を着た男が立っている。
誰だ?いま伏黒のこと言ったか?と悠仁は相手を見上げた。
「君、逃げないで何してんの? 悟くんいなくなって君死刑確定してんやから まあ俺は用あんのは恵くんやけど ちょこまかされたら面倒やから 足でも折っといたろか」
「オマエ伏黒に何の用だよ」
「恵くんには死んでもらおうと思て」
いつの間に男は悠仁と脹相の間に入り素早く攻撃をしてきた。
フッとまた男が二人の間から消える。
「な、なんだんだよアイツ」
「おそらく術式だろうな」
三人がにらみ合うと背後で感じたことの無い不気味なオーラを感じる。
五条先生?いや、なんだこの…不気味な…
高専の制服を着た男が立っていた。
「あれ?一人じゃないんだ」
誰だ?制服?
「虎杖君だね」
「やはり悠仁の死刑執行人か」
「ちょい待って 俺味方やで 君乙骨くんやろ」
乙骨ってたしか伏黒が言ってた2年の先輩で五条先生と同じの特級呪術師…
「アナタは?」
和服の男が両手を上げて乙骨と話す。
「俺は禪院直哉、真希ちゃんのいとこや 俺も虎杖くん殺せ言われとる」
二人の会話の隙に脹相は直哉と、悠仁は乙骨から逃げる為全速力で走るが、乙骨は悠仁の後を余裕で追う。
走りは自信あんだけど刀もって余裕でついてきやがる
それに五条先生とまた違う すげえ呪力だ
乙骨は刀を悠仁に向かって振る。悠仁は路上に乗り捨てられていた四駆からサバイバルナイフを見つけ、乙骨に立ち向かうがとても呪力では押し切れない。
仕舞に乙骨から蹴りを食らい、手元のナイフが折れ乙骨の刀が地面にささると悠仁は蹴り飛ばし刀も折れた。
素手ならいけると構えると悠仁の後ろに黒いオーラがまとう。
「 な〝 に じ で る の ぉ 」
「遊んでるだけだよリカちゃん」
リカ?なんだこれ!?式神?!動けない
「リカちゃん 押さえててね」
後ろのリカが悠仁の自由を奪うと、乙骨は折れた刀で心臓に刺した。
「ごめんね 虎杖君」
悠仁が倒れ込むと首にかかっていたボタンが乙骨の前で落ちる。
「高専のボタン…?」
乙骨は自分のポケットにしまうと悠仁を引きずり、直哉と脹相の元へと戻って行った。
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