【2】これからの関係
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真人の切り札は2つに分かれた分身。
片割れが野薔薇の前に現れ彼女を殺し、遺体を悠仁の前に晒すことを目的にしていた。
「オマエうちの虎杖 が世話になった呪霊だな」
「虎杖の一派か」
釘崎は悠仁に言われていた手を触れないということを頭に入れ攻撃をしかける。
だが、話と違いなんだか呪力の圧も中途半端に感じた。
「あんたさ、さっきから私に触るチャンスいくらでもあったのに触らないってことは もしかして術式使えない分身かなんかだろ」
「正解」
ということは一発入った共鳴りが効く。本体にも。
術式が使えないならどんどん共鳴を打てばいいと構えると真人の分身が背を向け逃げていった。
「は?待ちなさいよ!」
本体は悠仁とやり合っていたが、野薔薇の共鳴が本体に十分なダメージを与えていた。そこに悠仁が追い撃ちをかける。
釘崎だ!!まだ一人じゃない、やれる!と悠仁がどんどん攻撃していく。
本体の真人が突然分裂すると逃げていく。
「ちっまてよ!」
悠仁が追いかけていくと、長い地下通路でもう一体の真人が目に入る。
二人?!分身がいたの…か…
悠仁が一瞬考えているともう一体の後を野薔薇が追っていた。
「まて!釘崎そいつは!」
本体と入れ替わった真人が分身を追っていると思い込んでいる野薔薇の顔に触れる。
あの村から出てよかった
あの二人を除いては 全員頭がおかしい
高専にきて
また別の意味で 頭がイカれてるやつらと会った
私の人生に用意した他人が座るイス
いま見ると 満員御礼 かな
五条先生、伏黒
真希先輩、狗巻先輩、パンダ先輩
虎杖、夢ちゃん
夢ちゃん…
おしとやかなとこは沙織ちゃんに似てたな
同級生のふみ また会いたかった
虎杖夢ちゃん幸せにしなかったら
それこそ呪ってやる
ああ…こんなに仲間に囲まれると思わなかった
「く、釘崎!!」
「虎杖、みんなに伝えて 悪くなかったって」
七海の時と同様 触れられた釘崎の 顔が はじかれた
なんでだ
帳相との闘いも負けて
宿儺が大量に人を殺し
ナナミンが死んで
こんどは 釘崎 が
「だめだ…く、釘崎…」
悠仁の心は限界だった そんな中真人は悠仁に黒閃を放つ。
悠仁はそのまま倒れ込むと真人が笑いながらどんどん攻撃してくる。
悠仁は立てなかった。
「虎杖悠仁 殺した呪いを数えたことはあるかい?」
「ないよね?ないよね?おれもなーい」
真人が最後に切り刻もうと手を振りかざすと パアン と音が鳴り真人の目の前の悠仁が消えた。
京都校の東堂がいた。
なんだ位置の入れ替え?!高専に乱入したとき虎杖といた呪術師か!
「東堂さん!あの女の子の処置一応しましたけど たぶん死んでますよ あとで俺のせいにせんといてくださいね」
東堂と一緒に着ていた新田明の弟、新田新が野薔薇を避難させていた。
「新田、虎杖 にも同じ処置を頼む」
「とう…どう…俺はもう…戦えない… 釘崎もナナミンも死んだ… 宿儺が大勢を… だからその分 俺はたくさん助けなきゃいけない… でもできなかった!!おれはただの人殺しだ!!」
東堂は泣き崩れる悠仁を見ている。
「俺が信念だとおもってたのは ただの俺の言い訳だったんだ 俺はもう 自分を許せない…」
「虎杖 !お前ほどの漢が小さくまとまるな 俺もオマエも 釘崎、ミスター七海 みんな呪術師だ ちりばめられた死に 意味や理由を見出すことは 時に死者への冒涜となる」
悠仁は体を起こし東堂を見上げた。
「オマエは何を託された? 今すぐ答えを出す必要はない だが、答えが出るまで歩みを止めるな それが呪術師として残られた俺達のせめてもの罰だ」
東堂が真人に向かっていくと新田が悠仁の背中へ力を送る。
「虎杖くん、俺の術式をほどこしました 今まで受けた傷はこれ以上悪化しません 治ってはいません 反転術式とは違います 今後受ける傷には効果はありません さっきあの女の子にも同じ処置をしました 約束はできないですがやれることはやったので彼女を連れて離脱します」
「あ…ありがとう あの…家入先生のとこに夢…女の子がいたら心配しないでって伝えてください…」
新田はうなずくと野薔薇を連れて地下を後にした。
→
片割れが野薔薇の前に現れ彼女を殺し、遺体を悠仁の前に晒すことを目的にしていた。
「オマエうちの
「虎杖の一派か」
釘崎は悠仁に言われていた手を触れないということを頭に入れ攻撃をしかける。
だが、話と違いなんだか呪力の圧も中途半端に感じた。
「あんたさ、さっきから私に触るチャンスいくらでもあったのに触らないってことは もしかして術式使えない分身かなんかだろ」
「正解」
ということは一発入った共鳴りが効く。本体にも。
術式が使えないならどんどん共鳴を打てばいいと構えると真人の分身が背を向け逃げていった。
「は?待ちなさいよ!」
本体は悠仁とやり合っていたが、野薔薇の共鳴が本体に十分なダメージを与えていた。そこに悠仁が追い撃ちをかける。
釘崎だ!!まだ一人じゃない、やれる!と悠仁がどんどん攻撃していく。
本体の真人が突然分裂すると逃げていく。
「ちっまてよ!」
悠仁が追いかけていくと、長い地下通路でもう一体の真人が目に入る。
二人?!分身がいたの…か…
悠仁が一瞬考えているともう一体の後を野薔薇が追っていた。
「まて!釘崎そいつは!」
本体と入れ替わった真人が分身を追っていると思い込んでいる野薔薇の顔に触れる。
あの村から出てよかった
あの二人を除いては 全員頭がおかしい
高専にきて
また別の意味で 頭がイカれてるやつらと会った
私の人生に用意した他人が座るイス
いま見ると 満員御礼 かな
五条先生、伏黒
真希先輩、狗巻先輩、パンダ先輩
虎杖、夢ちゃん
夢ちゃん…
おしとやかなとこは沙織ちゃんに似てたな
同級生のふみ また会いたかった
虎杖夢ちゃん幸せにしなかったら
それこそ呪ってやる
ああ…こんなに仲間に囲まれると思わなかった
「く、釘崎!!」
「虎杖、みんなに伝えて 悪くなかったって」
七海の時と同様 触れられた釘崎の 顔が はじかれた
なんでだ
帳相との闘いも負けて
宿儺が大量に人を殺し
ナナミンが死んで
こんどは 釘崎 が
「だめだ…く、釘崎…」
悠仁の心は限界だった そんな中真人は悠仁に黒閃を放つ。
悠仁はそのまま倒れ込むと真人が笑いながらどんどん攻撃してくる。
悠仁は立てなかった。
「虎杖悠仁 殺した呪いを数えたことはあるかい?」
「ないよね?ないよね?おれもなーい」
真人が最後に切り刻もうと手を振りかざすと パアン と音が鳴り真人の目の前の悠仁が消えた。
京都校の東堂がいた。
なんだ位置の入れ替え?!高専に乱入したとき虎杖といた呪術師か!
「東堂さん!あの女の子の処置一応しましたけど たぶん死んでますよ あとで俺のせいにせんといてくださいね」
東堂と一緒に着ていた新田明の弟、新田新が野薔薇を避難させていた。
「新田、
「とう…どう…俺はもう…戦えない… 釘崎もナナミンも死んだ… 宿儺が大勢を… だからその分 俺はたくさん助けなきゃいけない… でもできなかった!!おれはただの人殺しだ!!」
東堂は泣き崩れる悠仁を見ている。
「俺が信念だとおもってたのは ただの俺の言い訳だったんだ 俺はもう 自分を許せない…」
「
悠仁は体を起こし東堂を見上げた。
「オマエは何を託された? 今すぐ答えを出す必要はない だが、答えが出るまで歩みを止めるな それが呪術師として残られた俺達のせめてもの罰だ」
東堂が真人に向かっていくと新田が悠仁の背中へ力を送る。
「虎杖くん、俺の術式をほどこしました 今まで受けた傷はこれ以上悪化しません 治ってはいません 反転術式とは違います 今後受ける傷には効果はありません さっきあの女の子にも同じ処置をしました 約束はできないですがやれることはやったので彼女を連れて離脱します」
「あ…ありがとう あの…家入先生のとこに夢…女の子がいたら心配しないでって伝えてください…」
新田はうなずくと野薔薇を連れて地下を後にした。
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