【2】これからの関係
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
帳外 東京メトロ渋谷駅13番出口 20:14
補助監督 伊地知――
七海健人
猪野琢磨
伏黒恵
「帳の外でないと連絡が取れないのはわかりました それで肝心の五条さんは?」
帳外 渋谷マークシティ レストランアベニューで野薔薇達は待機していた。
補助監督 新田明――
禪院直毘人
禪院真希
釘崎野薔薇
「えぇ?五条先生を連れてこい?」
「一般人、帳の縁まで逃げてそう言ってるス 五条悟を連れてこいと」
それを聞いて直毘人が笑う。
「フッ 非術師がヤツの名前を知るはずがない 言わされているな 帳は壊せないのか?」
「難航してるっス この帳呪術師は両側から拒絶していないので 力技でどうこうできそうにない 帳を下している呪詛師探してそっちをどうにかしたほうが早そうっス」
真希が考えて野薔薇を見た。
「じゃあ私達はその手伝い、だな」
「いいえ、ダメっス まだここで待機っス!」
「え、新田ちゃんなんで??」
帳外 JR渋谷駅 新南口 20:14
日下部篤也(東京校2年担当)
パンダ
「高度な結界術、五条悟を指名、交流会の連中と同一犯だ 上は五条悟を単独での渋谷平定を決定した」
「なんだかなぁ」
「俺達、七海、禪院家のジジイ、それから冥冥たち、五条のおこぼれを帳の外で拾うってわけだ」
「でもそれじゃあ一般人ほったらかしじゃないか」
「そうつっかかんなパンダ、去年のクリスマスと違ってことがもう起きてる 俺もこれが最善策だと思う 帳のなかは一般人がパニックにはなってるが、呪詛師と呪術師が殺し合いしてるわけでもない」
「でも見殺しのようなもんじゃないか…」
「さっきヒカリエか?あのその近くには特級呪霊がわんさかいる 俺は中にもう入るのはごめんだ」
帳内 文化通り 道玄坂2丁目 20:31
「五条悟ー!とっととこいよー!」
「携帯つながんなくない?」
「どうなってんの?」
「五条悟を出せー!」
五条悟 帳内 到着―――
帳外 青山霊園 20:39
冥冥
憂憂(冥冥弟)
虎杖悠仁
「冥冥さん理屈はわかったけど なんか俺達にもできることあるでしょ! なんかほら、五条先生のバックアップとか!」
「それをしに渋谷へ行くんだよ」
「え?あ、そーなの??」
「姉様にバックアップをさせるなんて五条悟は贅沢な男ですね」
「憂憂、彼をそこら辺の男とならべてはいけないよ」
「姉様だってその辺の女とは違いますよ!」
「ふふ、憂憂オマエは本当愛いヤツだな」
悠仁はなんでこの二人とチームなんだろ…と考える。すると冥冥の携帯が鳴った。
「虎杖くん行先変更だ 明治神宮前駅にも帳が下りた そちらに向かう」
「おす!」
呪術高専―
「家入先生、なにかすることないですか」
「資料の仕分け…」
夢は机に綺麗に片付けられたファイルを指さす。
「終わってます」
「じゃあ掃除…」
「モップ掛け、乾拭き、2回しました 消毒も2回」
「夢の恋バナでも聞くか」
「い、嫌です!」
夢は椅子に座った。
「家入先生、なんで五条先生をみんな…一般の人が連れてこいって言ってるんですか」
「なんでそれ知ってんだ夢?」
「SNSでトレンドワードになってます」
「はぁ…そっか。うーん、交流会の時乱入されただろ?呪霊に呪詛師…」
夢は悠仁が言っていたツギハギ達のことかと口をぎゅっと閉じる。
「あいつら、悟狙いらしんだ 非呪術師が知るはずのない悟の名前を出してるってことは奴らが言わせてんだ」
「五条先生大丈夫なんですか? 他のみんなも…」
「悟で全部片づけて、他は七海や虎杖達で祓うんだろ 悟はクズだけど最強だ」
「家入先生、五条先生ってどんな学生だったんですか?」
「んー、それ話すと長いな 酒持ってこよ」
家入が事務室からボトルを数本抱えて戻ってきた。氷も入れずどぼどぼとグラスに注いだ。
「そんな複雑なんですか…?」
「まあね、しんみりしそうだし 夢にはシャンパン うーそ、ジンジャーエール」
家入が悟を含め、同級生、後輩にあたる七海達について少しずつ話始めた。
夢はじっと座って家入のグラスの入ったウィスキーがとろりと流れるのをみつめながら家入の話に耳を傾けた。
もともと祖母から呪術師の話はもちろん、五条家の話、御三家の話を一切聞いてこなかった夢には知らないことが多すぎる。知っていなくてよかったんだろうか、知っていたらなにか変わっていただのだろうかと考えた。
「そだ、写真あるわ」
机の引き出しの奥にしまっていた一枚の写真を出してきた。
「あ…五条先生…家入先生髪短い これは歌姫先生ですよね この三つ編みの人は?」
「冥冥さん」
悠仁と今日任務にあったてるのがこんな美人さんなんだと少し複雑な顔をする。
「この五条先生の隣の黒髪のお団子の人はだれですか?」
「そいつがねぇ…悟の親友」
ウィスキーをまたトクトクつぐと、家入は夏油のことを話し始めた。その五条の親友でもある夏油の話には耳を疑った。
ジンジャエールがグラスの氷をカランと溶かす。
今、悠仁達が戦っているのはただ事ではないんだと改めて夢は乾いた空気を飲み込んだ。
「まあ…ざっくりこんな感じかな あれ、私3時間も話してた?夢、今日はもう部屋帰って寝な」
「家入先生…私…なにも…」
「夢、私も同じだ 反転術式しか使えない それでいいじゃないか 悟にもできないことができんだぞ」
家入と同じ…それを嚙みしめながら、家入に挨拶をして部屋へと戻った。
着替えてベッドに横になるとシルバーのチェーンに通した悠仁のボタンをみつめた。
「悠仁くん、みんな…無事に帰ってきて…」
→
補助監督 伊地知――
七海健人
猪野琢磨
伏黒恵
「帳の外でないと連絡が取れないのはわかりました それで肝心の五条さんは?」
帳外 渋谷マークシティ レストランアベニューで野薔薇達は待機していた。
補助監督 新田明――
禪院直毘人
禪院真希
釘崎野薔薇
「えぇ?五条先生を連れてこい?」
「一般人、帳の縁まで逃げてそう言ってるス 五条悟を連れてこいと」
それを聞いて直毘人が笑う。
「フッ 非術師がヤツの名前を知るはずがない 言わされているな 帳は壊せないのか?」
「難航してるっス この帳呪術師は両側から拒絶していないので 力技でどうこうできそうにない 帳を下している呪詛師探してそっちをどうにかしたほうが早そうっス」
真希が考えて野薔薇を見た。
「じゃあ私達はその手伝い、だな」
「いいえ、ダメっス まだここで待機っス!」
「え、新田ちゃんなんで??」
帳外 JR渋谷駅 新南口 20:14
日下部篤也(東京校2年担当)
パンダ
「高度な結界術、五条悟を指名、交流会の連中と同一犯だ 上は五条悟を単独での渋谷平定を決定した」
「なんだかなぁ」
「俺達、七海、禪院家のジジイ、それから冥冥たち、五条のおこぼれを帳の外で拾うってわけだ」
「でもそれじゃあ一般人ほったらかしじゃないか」
「そうつっかかんなパンダ、去年のクリスマスと違ってことがもう起きてる 俺もこれが最善策だと思う 帳のなかは一般人がパニックにはなってるが、呪詛師と呪術師が殺し合いしてるわけでもない」
「でも見殺しのようなもんじゃないか…」
「さっきヒカリエか?あのその近くには特級呪霊がわんさかいる 俺は中にもう入るのはごめんだ」
帳内 文化通り 道玄坂2丁目 20:31
「五条悟ー!とっととこいよー!」
「携帯つながんなくない?」
「どうなってんの?」
「五条悟を出せー!」
五条悟 帳内 到着―――
帳外 青山霊園 20:39
冥冥
憂憂(冥冥弟)
虎杖悠仁
「冥冥さん理屈はわかったけど なんか俺達にもできることあるでしょ! なんかほら、五条先生のバックアップとか!」
「それをしに渋谷へ行くんだよ」
「え?あ、そーなの??」
「姉様にバックアップをさせるなんて五条悟は贅沢な男ですね」
「憂憂、彼をそこら辺の男とならべてはいけないよ」
「姉様だってその辺の女とは違いますよ!」
「ふふ、憂憂オマエは本当愛いヤツだな」
悠仁はなんでこの二人とチームなんだろ…と考える。すると冥冥の携帯が鳴った。
「虎杖くん行先変更だ 明治神宮前駅にも帳が下りた そちらに向かう」
「おす!」
呪術高専―
「家入先生、なにかすることないですか」
「資料の仕分け…」
夢は机に綺麗に片付けられたファイルを指さす。
「終わってます」
「じゃあ掃除…」
「モップ掛け、乾拭き、2回しました 消毒も2回」
「夢の恋バナでも聞くか」
「い、嫌です!」
夢は椅子に座った。
「家入先生、なんで五条先生をみんな…一般の人が連れてこいって言ってるんですか」
「なんでそれ知ってんだ夢?」
「SNSでトレンドワードになってます」
「はぁ…そっか。うーん、交流会の時乱入されただろ?呪霊に呪詛師…」
夢は悠仁が言っていたツギハギ達のことかと口をぎゅっと閉じる。
「あいつら、悟狙いらしんだ 非呪術師が知るはずのない悟の名前を出してるってことは奴らが言わせてんだ」
「五条先生大丈夫なんですか? 他のみんなも…」
「悟で全部片づけて、他は七海や虎杖達で祓うんだろ 悟はクズだけど最強だ」
「家入先生、五条先生ってどんな学生だったんですか?」
「んー、それ話すと長いな 酒持ってこよ」
家入が事務室からボトルを数本抱えて戻ってきた。氷も入れずどぼどぼとグラスに注いだ。
「そんな複雑なんですか…?」
「まあね、しんみりしそうだし 夢にはシャンパン うーそ、ジンジャーエール」
家入が悟を含め、同級生、後輩にあたる七海達について少しずつ話始めた。
夢はじっと座って家入のグラスの入ったウィスキーがとろりと流れるのをみつめながら家入の話に耳を傾けた。
もともと祖母から呪術師の話はもちろん、五条家の話、御三家の話を一切聞いてこなかった夢には知らないことが多すぎる。知っていなくてよかったんだろうか、知っていたらなにか変わっていただのだろうかと考えた。
「そだ、写真あるわ」
机の引き出しの奥にしまっていた一枚の写真を出してきた。
「あ…五条先生…家入先生髪短い これは歌姫先生ですよね この三つ編みの人は?」
「冥冥さん」
悠仁と今日任務にあったてるのがこんな美人さんなんだと少し複雑な顔をする。
「この五条先生の隣の黒髪のお団子の人はだれですか?」
「そいつがねぇ…悟の親友」
ウィスキーをまたトクトクつぐと、家入は夏油のことを話し始めた。その五条の親友でもある夏油の話には耳を疑った。
ジンジャエールがグラスの氷をカランと溶かす。
今、悠仁達が戦っているのはただ事ではないんだと改めて夢は乾いた空気を飲み込んだ。
「まあ…ざっくりこんな感じかな あれ、私3時間も話してた?夢、今日はもう部屋帰って寝な」
「家入先生…私…なにも…」
「夢、私も同じだ 反転術式しか使えない それでいいじゃないか 悟にもできないことができんだぞ」
家入と同じ…それを嚙みしめながら、家入に挨拶をして部屋へと戻った。
着替えてベッドに横になるとシルバーのチェーンに通した悠仁のボタンをみつめた。
「悠仁くん、みんな…無事に帰ってきて…」
→