【2】これからの関係
夢小説設定
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夢の部屋でゴロゴロしていた悠仁がスマホを見ると野薔薇からメッセージが届いていた。
虎杖、オマエ夢ちゃん
大事にしなかったら
ただじゃおかないからな
「な、なんなんだよこの前の伏黒といい…」
自分は夢を大切にしていないように見えるのだろうかと一瞬考える。
野薔薇のメッセージを見ていると着信画面に切り替わり恵から電話がかかってきたので慌てて出た。
「虎杖、部屋にいないのか?」
「え、あ、いや夢の部屋にいる」
電話が切れると夢の部屋のドアがノックされるので悠仁がドアを開けた。
「なんで夢の部屋にいるんだ…夢釘崎とでかけたんだろ」
「留守番」
恵は何を言ってるんだという顔をする。
「オマエはともかく、俺が勝手に上がり込んでたら夢に悪いだろ、俺の部屋にこい」
恵が自分の部屋へ行くので悠仁は渋々着いて行った。
「なんだよ改まって」
「五条先生からあの事聞いてるだろ」
「あぁ…交流会のときの特級らと繋がってるヤツのこと?」
「内通者…わかったらしい。明日京都の歌姫先生と落ち合うことになってる」
悠仁は黙って聞いてる。
「虎杖、夢にどこまで話してるんだ」
どこまでと言われてもと悠仁は頭をかく。
「ほぼ知ってる。伏黒たちより知ってるかも」
なんでだよ、という顔を恵は悠仁に向ける。
「ツギハキの呪霊も、東堂と俺…と五条先生で戦ったヤツも、火山頭も…万が一会ったりでもしたら知らないと危ないだろ、だから話してる」
そうかと恵がうなずいた。
「虎杖、オマエは俺と同じ呪術師だ。最悪なことが起きても不思議じゃない」
「…なにが言いたいんだよ」
「前も言ったけど…夢を大事にしろよ」
「意味がよくわからない……今日の釘崎といい、俺夢を大事にできてないのか?そう見えるのか?」
「違う、大事にしているから心配してるんだろ。お前がいなかった2ヵ月、夢毎日泣いてたんだぞ。オマエが本当にいなくなってもみろ」
悠仁は再開したときの夢の泣いている顔が浮かんだ。胸がギュッと苦しくなる。
「だから、今の時間を大事にしろ、って言ってんだ。後……」
悠仁は交流会で特級を前にした時に恵に言われたことを思い出した。
「…おう、アレだろ」
二人同時に口を開く。
「「死んだら殺す」」
悠仁はニカッと笑うと伏黒はクールな顔をしている。
「それだけだ」
「え、明日落ち合うのと、死んだら殺すってのと、夢大事にしろって説教だけ?」
恵はしっしっと悠仁を部屋から追い出そうとする。
「えーなんだよ、夢も釘崎もいないし、飯でも食いにいくかー!とかないのかよ」
二人のスマホが同時に鳴った。
男子、夕飯食べに行くから
ここ集合
野薔薇がファミレスを指定してくる。
「どうせ荷物持ちだろ」
恵は画面をじっとみる。
「伏黒、行こう。どっちにしろ飯は食うんだからせっかくなら大勢で食おうぜ」
「夢に早く会いたいだけ……だろ…」
恵が言い終わる前に悠仁は着替える為に自分の部屋に戻ってしまった。
「虎杖はほんと夢のことになると何も見えなくなるな…」
恵と悠仁が指定の場所につくと、野薔薇がショッパーをいくつも抱えて待っていた。夢は1つしか持っていない。
「うわ…釘崎、いったい何買ったらそうなるんだよ」
「新作がすごかった…セール待てなかった」
野薔薇が二人に紙袋を渡す。
恵が何個も絡まる紙袋の紐を解こうとしている。
夢の持つよ、と悠仁が手を出すが、夢は持てるから大丈夫と断ると悠仁は野薔薇の荷物を持ったまま夢の手を握った。
恵と野薔薇が絡まる紐に悪戦苦闘しているのを見て悠仁は隣の夢にささやく。
「夢、楽しかった?…早く夢に会いたかった」
「うん、楽しかったよ。私も悠仁くんに会いたかったよ。一緒にご飯食べれるからよかった」
「虎杖、夢ちゃんとイチャイチャしてないで先席確保してきてよ」
はいはい、と悠仁は夢と手を繋いだままファミレスに入って行った。
荷物の多さを見て、大きなソファー席に店員が案内してくれた。
夢と悠仁は並んでソファーに座ると仲良くメニューを見ている。
「紐があんなに絡まってると思わなかった」
「こっちの台詞だ」
恵は棚に野薔薇の荷物を並べると、べったりとくっついて座る二人を見て野薔薇が口を開く。
「おーい、お二人さん、私達もいること忘れないでくれますかー」
「あ、野薔薇ちゃん…忘れてないよ…」
「うーん、俺これと、これと、これ…とこれ」
「どんだけ食うんだよ」
「夢ちゃん、ファミレスでこんだけ食うやついないぞ」
「でもたくさん食べる悠仁くん好きだか…ら…いや、うん!私はこれ」
悠仁が隣で夢の言葉に嬉しそうに目を細めている。
「釘崎、俺帰ってもいいか」
「伏黒、このバカップルとぼっちにしないで…お願いします」
※この先渋谷事変がはじまります。色々時系列がややこしい為(管理人の理解不足)何回も書き直しています。
前読んだのと違う!ということがあるかもしれません。あらかじめご了承の上お進みくださいm(u_u)m
虎杖、オマエ夢ちゃん
大事にしなかったら
ただじゃおかないからな
「な、なんなんだよこの前の伏黒といい…」
自分は夢を大切にしていないように見えるのだろうかと一瞬考える。
野薔薇のメッセージを見ていると着信画面に切り替わり恵から電話がかかってきたので慌てて出た。
「虎杖、部屋にいないのか?」
「え、あ、いや夢の部屋にいる」
電話が切れると夢の部屋のドアがノックされるので悠仁がドアを開けた。
「なんで夢の部屋にいるんだ…夢釘崎とでかけたんだろ」
「留守番」
恵は何を言ってるんだという顔をする。
「オマエはともかく、俺が勝手に上がり込んでたら夢に悪いだろ、俺の部屋にこい」
恵が自分の部屋へ行くので悠仁は渋々着いて行った。
「なんだよ改まって」
「五条先生からあの事聞いてるだろ」
「あぁ…交流会のときの特級らと繋がってるヤツのこと?」
「内通者…わかったらしい。明日京都の歌姫先生と落ち合うことになってる」
悠仁は黙って聞いてる。
「虎杖、夢にどこまで話してるんだ」
どこまでと言われてもと悠仁は頭をかく。
「ほぼ知ってる。伏黒たちより知ってるかも」
なんでだよ、という顔を恵は悠仁に向ける。
「ツギハキの呪霊も、東堂と俺…と五条先生で戦ったヤツも、火山頭も…万が一会ったりでもしたら知らないと危ないだろ、だから話してる」
そうかと恵がうなずいた。
「虎杖、オマエは俺と同じ呪術師だ。最悪なことが起きても不思議じゃない」
「…なにが言いたいんだよ」
「前も言ったけど…夢を大事にしろよ」
「意味がよくわからない……今日の釘崎といい、俺夢を大事にできてないのか?そう見えるのか?」
「違う、大事にしているから心配してるんだろ。お前がいなかった2ヵ月、夢毎日泣いてたんだぞ。オマエが本当にいなくなってもみろ」
悠仁は再開したときの夢の泣いている顔が浮かんだ。胸がギュッと苦しくなる。
「だから、今の時間を大事にしろ、って言ってんだ。後……」
悠仁は交流会で特級を前にした時に恵に言われたことを思い出した。
「…おう、アレだろ」
二人同時に口を開く。
「「死んだら殺す」」
悠仁はニカッと笑うと伏黒はクールな顔をしている。
「それだけだ」
「え、明日落ち合うのと、死んだら殺すってのと、夢大事にしろって説教だけ?」
恵はしっしっと悠仁を部屋から追い出そうとする。
「えーなんだよ、夢も釘崎もいないし、飯でも食いにいくかー!とかないのかよ」
二人のスマホが同時に鳴った。
男子、夕飯食べに行くから
ここ集合
野薔薇がファミレスを指定してくる。
「どうせ荷物持ちだろ」
恵は画面をじっとみる。
「伏黒、行こう。どっちにしろ飯は食うんだからせっかくなら大勢で食おうぜ」
「夢に早く会いたいだけ……だろ…」
恵が言い終わる前に悠仁は着替える為に自分の部屋に戻ってしまった。
「虎杖はほんと夢のことになると何も見えなくなるな…」
恵と悠仁が指定の場所につくと、野薔薇がショッパーをいくつも抱えて待っていた。夢は1つしか持っていない。
「うわ…釘崎、いったい何買ったらそうなるんだよ」
「新作がすごかった…セール待てなかった」
野薔薇が二人に紙袋を渡す。
恵が何個も絡まる紙袋の紐を解こうとしている。
夢の持つよ、と悠仁が手を出すが、夢は持てるから大丈夫と断ると悠仁は野薔薇の荷物を持ったまま夢の手を握った。
恵と野薔薇が絡まる紐に悪戦苦闘しているのを見て悠仁は隣の夢にささやく。
「夢、楽しかった?…早く夢に会いたかった」
「うん、楽しかったよ。私も悠仁くんに会いたかったよ。一緒にご飯食べれるからよかった」
「虎杖、夢ちゃんとイチャイチャしてないで先席確保してきてよ」
はいはい、と悠仁は夢と手を繋いだままファミレスに入って行った。
荷物の多さを見て、大きなソファー席に店員が案内してくれた。
夢と悠仁は並んでソファーに座ると仲良くメニューを見ている。
「紐があんなに絡まってると思わなかった」
「こっちの台詞だ」
恵は棚に野薔薇の荷物を並べると、べったりとくっついて座る二人を見て野薔薇が口を開く。
「おーい、お二人さん、私達もいること忘れないでくれますかー」
「あ、野薔薇ちゃん…忘れてないよ…」
「うーん、俺これと、これと、これ…とこれ」
「どんだけ食うんだよ」
「夢ちゃん、ファミレスでこんだけ食うやついないぞ」
「でもたくさん食べる悠仁くん好きだか…ら…いや、うん!私はこれ」
悠仁が隣で夢の言葉に嬉しそうに目を細めている。
「釘崎、俺帰ってもいいか」
「伏黒、このバカップルとぼっちにしないで…お願いします」
※この先渋谷事変がはじまります。色々時系列がややこしい為(管理人の理解不足)何回も書き直しています。
前読んだのと違う!ということがあるかもしれません。あらかじめご了承の上お進みくださいm(u_u)m