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電車を乗り継ぎ4人はディズニーシーに到着した。

いつも早起きの2人を除き、野薔薇、恵はまだ眠そうだ。

「伏黒…なぜ東京とうたっているのに千葉なんだ…遠い…眠い…」

「お前が提案したんだろ。俺だって休みぐらいもう少し寝てたかった」

「悠仁くんみてみて!門まで可愛い!」

!なんか地球が浮いてる!」

とりあえず主役の二人が仲良くしているので野薔薇は一安心する。

「野薔薇ちゃんカチューシャお揃いにしたい」

「今行くわよちゃん!」

切り替え早いなと恵は三人の後を追う。野薔薇は嬉しそうにと耳のついたカチューシャを選んでいる。

「伏黒ーみろよ、火山だ火山」

写真を撮る悠仁をみると既に女子軍と色違いのカチューシャをしている。

「虎杖、お前そういうの一切躊躇しないな」

が選んでくれたから」

悠仁の周りにほわわ~と花が飛んでいるように恵は見える。

「恵くんはこれね」

が後ろから恵にたれ耳の犬カチューシャを取り付けられる。

、これ絶対か」

「えー逆にしてないと浮いちゃうよ」

恵が見渡すと自分たちの年齢の子は全員といっていいほどなにかしらつけている。

恵は渋々言われるがままカチューシャを付けて同行することにした。

「ポップコーン食べたいです!いや買ってきます!」

「着いてそうそう食べ物かよ」野薔薇が呆れる。

恵が大きな建物を見上げる。あれも乗り物か?

「フリーフォールみたいに上からストーンって落ちるやつじゃないかな?」

、ああいうの平気か?な、なんだよ釘崎」

野薔薇が恵を引っ張る。
あんたがといい感じなってどうすんのよ!あの馬鹿ほったらかしにして呑気にポップコーンなんか…ぶつぶつ野薔薇が文句を言う。

「ん?釘崎、がいない。ついでに虎杖もいない」

あたりを見渡すと人混みで二人を見失ってしまった。

は背伸びをしてきょろきょろするが、3人が見当たらない。

「ど、どうしよう。到着そうそう皆とはぐれちゃった」

、ポップコーン食う?」

ポップコーンの箱を持った悠仁が何事もなかったように現れた。

「え!?悠仁くん?どうやってみつけたの?わっ!」はまた大勢の人に流されそうになる。

悠仁がの腕をつかんで引き寄せた。

「ん?だって売り場からずっと見てたから」

モグモグとポップコーンを頬張る。

売り場からここまでかなりの距離がある。とりあえず悠仁とはぐれずに済んだはほっとした顔をする。

、はぐれるといけないから」

悠仁は腕をひょいと出してくるのでは顔を赤くしながら悠仁の腕に手を通して組んだ。

「伏黒、二人いた」

野薔薇はお土産屋で売っていた双眼鏡を片手に悠仁とを捕えた。

あ、と野薔薇が低い声を上げる。

「虎杖のヤツやるじゃん!腕組んでる!」

「それはそれは良かった。でどうすんだよ、朝からはぐれたままだとおかしいだろ、連絡取れるのに」

「どうしようかなーこのままだと伏黒とデートになっちゃうし…乗り物乗ってきゃーきゃー言ってくれるちゃん見たい」

「連絡するぞ」恵はスマホを取り出した。野薔薇は双眼鏡で監視を続ける。

「伏黒…虎杖に電話した?あいつ画面みて、ポケットにしまったんだけど」

「それ、邪魔すんなってことじゃないか?」

ちゃんにかけて!このままだと私の初ディズニーシーが伏黒とのデートになっちゃう!!」

と虎杖をくっつけたいんじゃないのかよ、と恵はに電話をかけた。

「ん?電話…悠仁くんちょっとまって。あ!恵くんだ」

 「?どこらへんにいるんだ?虎杖は?」

「あのさっきの大きい建物の前だよ。悠仁くんも一緒にいるから」

 「釘崎と行くから、じゃ」

「悠仁くん、二人ともここまでくるって」

そっか、と悠仁はがっかりした顔する。

野薔薇がに駆け寄ると、は悠仁と組んでいたいた手をそっと離した。

「野薔薇ちゃん!よかった」

「じゃ、みんなでこれ乗ろう」

大きい建物を指さす。

4人が建物に入ると、作りものと混じって いる のがわかる。

「こういうテーマだといても仕方ない」恵がなるべくクールにと腕を組んで列に並ぶ。

「ザコとはいえ…気になる…」悠仁がうずうずしている。

「野薔薇ちゃん、あそこの角…」もちらちらと気になる箇所がある。

「みんな、無視よ無視、きょうは夢の国を楽しむの」

 「では皆様、お乗りください」

恵、野薔薇、、悠仁と女子を挟んで座る。

いつも任務で飛び回っている3人は平然としているがは高いとこならともかく、お腹がスースーする動作の度に声を上げて悠仁にべったりとしがみついている。

悠仁は自分の腕にしっかり両手でしがみつくの感触が、さっき腕組んでいたのより断然嬉しいかもと顔がにやけないようにしている。

下まで降りると恵と野薔薇は何事もなかったように降りていく。はまだ体が宙に浮いているような気がして足がおぼつかない。
、動けるか?」
「う、うん、なんとか…」
悠仁の腕に絡まったまま悠仁とが下りてきた。

大丈夫?」

「高いとこは全然大丈夫だけど…すーすーするのが…さすがみんな平気だね」

「いつも飛んだり飛ばされたり…そう考えると毎日アトラクションだな、俺ら」

「しばらく虎杖につかまってろ」と恵がの肩をぽんと叩く。

が片手は悠仁につかまったまま反対の手を上げた。

「はい!私ミッキーさんに会いたいです!」

「マジか…」恵がげっそりとした顔をする。

「よし!行くぞー!」野薔薇が先陣を切る。

歩いている途中、悠仁がストップをかける。なんなんだ、と全員止まるとお菓子のワゴンの前で食べます買います。とチュロスを一本買った。

「あんた朝からよくそんなに食べれるわよね」

「逆に昼までまてるのがすごいと俺は思う。あ旨いこれ」モグモグと食べ始めた。

食う?と食べかけを差し出した。が顔を赤くしながらも一口頬張る。

「ん、美味しい」

「長いドーナッツみたいだな」

野薔薇が恵に小声で声をかける。今の撮った?これ盗撮じゃないか?とぶつぶつ言う。




「悠仁くん、ミッキーさんが見える。緊張してきた」

は悠仁と列から顔を出して様子をうかがう。

「すげー!本人だー初めてお会いする」

「パンダ先輩みてるとこれまたなんだか変な感じがするわね」

確かにと恵がうなずく。

元気のいいキャストが達にどうぞーと声をかける。

はキャッキャとミッキーに抱き着く。

悠仁はが嬉しいならとニコニコしている。野薔薇、恵は何だろうこの時間とじーっと待っている。

ミッキーが悠仁を手招きする。俺?と近づくとぐっと手をひっぱられ、と手をつながせたと思ったらミッキーを挟んであっという間にスリーショットが撮られた。

「凄いわ…ミッキーさん…やるわね」野薔薇が関心していると野薔薇が呼ばれ、ミッキーが野薔薇の手の甲にチュッとキスをする。

「え!?」と野薔薇が驚いているといつの間にか恵も隣に立たされスリーショットが撮られた。

野薔薇が出口でしゃがみ込む。

「ミッキーさん…なめてた。イケメン」

「あれはプロだ」と恵も関心している。

悠仁はアハハと笑っているが、さっき悠仁と繋がれた手がそのままでは固まっている。

移動し始めたが、手は繋がれたままだ。

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