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野球対戦の交流会が終わった夜、伏黒のスマホがピコンと鳴る。
伏黒、部屋にこい
釘崎か…と風呂上がりの恵はドライヤーを終え野薔薇の部屋へと向かった。
ノックすると野薔薇が素早くドアを開け、伏黒を中に入れた。
「一体なんなんだよ呼び出して」
「明日休みだろ」
野薔薇はテーブルに両ひじを付き顎を手に乗せ、伏黒をギラッと見つめる。
「あのどう見ても両思いなのにくっつかない二人をどうにかすべく、明日決行できる作戦を立てようと思う」
なんだよそのキャラと伏黒は座った。
「夢の性格上、絶対虎杖から告ってほしいに決まってる。このまえ白馬に乗った王子様が理想と言っていた」
馬に乗った王子様の白タイツの悠仁を想像して恵は笑いそうになる。
「一方!虎杖も非モテ、馬鹿のポンコツのイモだ、モテないから夢が好きなのわかってても自ら言えない!フラれるのを恐れて…!」
それは言いすぎでは?と恵もさすがに悠仁が可愛そうに思えた。
「そこで!二人をいい感じのムードにできるデートスポットを考えた!」
野薔薇はガイドブックをテーブルに広げる。
「ディズニーランド?」
野薔薇は人差し指を立て、ちっちっちっと舌を鳴らす。
「伏黒くん、カップルが行くのは断然ディズニーシー!ランドではない!そう!海だ!シーだ!」
伏黒はぽかーんとしてガイドブックに目を落とす。
「シー?そんなんいつできたんだ?」
「ふ、伏黒!うそでしょ!東京に住んでてディズニーシーしらないの!?」
伏黒は初めて聞いたとパラパラとページをめくっている。
「でもな、いきなり二人にここ行ってこいって怪しすぎないか?」
「2人じゃない、4人でいく」
「夢、虎杖、釘崎…まさか俺も行くのか?」
「そ、虎杖復活おめでとうイベントとして、4人でいく。そして日が沈んでいい感じのムードになったら途中で自然と二人とはぐれる」
やっぱりか、と伏黒は頭を抱える。
「ってことで今から夢と虎杖ここに呼んで説明しまーす」
野薔薇はスマホを取り出した。
夢ー虎杖ー伏黒ー私の部屋集合ー
「いや、俺既にいるし」
一番乗りできたってことにしないと変でしょ。と野薔薇は恵に返信するように言う。伏黒はスマホを取り出し 了解 と返事をした。
野薔薇ちゃん了解ー!
おう 今行く
二人が来るのを待っているともこもこのルームウェアを着た夢がドアをノックして入ってきた。
「野薔薇ちゃん、恵くんおつかれさま。どうしたの?」
「おーす、なんかあったかー」
虎杖は寝ていたのかボサボサの頭でスエット姿で現れた。
「夢なんか綿あめみたいな服だな」
「これ野薔薇ちゃんとおそろいなんだよ」
悠仁は野薔薇が色違いを着ているのに気づく。
「なんか釘崎が着ると別のもんに見えるのはなんでっ痛でっ!」
野薔薇がガイドブックを丸めて一発悠仁の頭をたたく。
「諸君。明日は休み。虎杖復活を祝し、ここに行きます!」
野薔薇は手に持っていたガイドブックをテーブルに広げた。
「ディズニーランド?ここ行くのか?」
虎杖も伏黒と同じこと言うかと野薔薇が険しい顔をする。
「の、野薔薇ちゃん、もしかしてディズニーシー!?」
夢は目を輝かせる。
「さすが夢ちゃん、そう!4人でディズニーシーに行きます!」
「伏黒、ディズニーシーとディズニーランドの違いってなんだ?プールがるとか?」
俺もよくわかってないと伏黒はガイドブックを眺めている。
「わぁ…ディズニーシー…」
夢は既に到着したかのような顔をしている。
「ってことで朝廊下集合!夢ちゃん、ちょっといい?」
夢を置いて男子が野薔薇の部屋を後にした。
「野薔薇ちゃんディズニーシーだよ…高校生、って感じがする…野薔薇ちゃんが考えてくれたんでしょ!皆で行けるの嬉しい!ありがとう!」
もこもこのルームウェアで野薔薇に抱き着く。
「夢ちゃん、虎杖をお祝いする会だからね、おしゃれしてきなさいよ」
「うん!楽しみ…寝れるかな」
廊下に出ると恵が悠仁を呼び止めた。
「虎杖」
「ふわぁあ~なんだ伏黒」
あくびをしながらお腹をぽりぽりかいているのを見て、なんで夢は虎杖がいいんだとため息をつく。
「お前な、夢…と釘崎の前ではそういう恰好どうにかしろよ。頭もぼさぼさのままで…」
「寝てて呼び出されたんだからしかたないだろぉー明日早いんだろ俺寝るわーおつー」
スマホの画面をみるとまだ21時だった。じいさんかよ、と恵も部屋に戻り支度をした。
伏黒、部屋にこい
釘崎か…と風呂上がりの恵はドライヤーを終え野薔薇の部屋へと向かった。
ノックすると野薔薇が素早くドアを開け、伏黒を中に入れた。
「一体なんなんだよ呼び出して」
「明日休みだろ」
野薔薇はテーブルに両ひじを付き顎を手に乗せ、伏黒をギラッと見つめる。
「あのどう見ても両思いなのにくっつかない二人をどうにかすべく、明日決行できる作戦を立てようと思う」
なんだよそのキャラと伏黒は座った。
「夢の性格上、絶対虎杖から告ってほしいに決まってる。このまえ白馬に乗った王子様が理想と言っていた」
馬に乗った王子様の白タイツの悠仁を想像して恵は笑いそうになる。
「一方!虎杖も非モテ、馬鹿のポンコツのイモだ、モテないから夢が好きなのわかってても自ら言えない!フラれるのを恐れて…!」
それは言いすぎでは?と恵もさすがに悠仁が可愛そうに思えた。
「そこで!二人をいい感じのムードにできるデートスポットを考えた!」
野薔薇はガイドブックをテーブルに広げる。
「ディズニーランド?」
野薔薇は人差し指を立て、ちっちっちっと舌を鳴らす。
「伏黒くん、カップルが行くのは断然ディズニーシー!ランドではない!そう!海だ!シーだ!」
伏黒はぽかーんとしてガイドブックに目を落とす。
「シー?そんなんいつできたんだ?」
「ふ、伏黒!うそでしょ!東京に住んでてディズニーシーしらないの!?」
伏黒は初めて聞いたとパラパラとページをめくっている。
「でもな、いきなり二人にここ行ってこいって怪しすぎないか?」
「2人じゃない、4人でいく」
「夢、虎杖、釘崎…まさか俺も行くのか?」
「そ、虎杖復活おめでとうイベントとして、4人でいく。そして日が沈んでいい感じのムードになったら途中で自然と二人とはぐれる」
やっぱりか、と伏黒は頭を抱える。
「ってことで今から夢と虎杖ここに呼んで説明しまーす」
野薔薇はスマホを取り出した。
夢ー虎杖ー伏黒ー私の部屋集合ー
「いや、俺既にいるし」
一番乗りできたってことにしないと変でしょ。と野薔薇は恵に返信するように言う。伏黒はスマホを取り出し 了解 と返事をした。
野薔薇ちゃん了解ー!
おう 今行く
二人が来るのを待っているともこもこのルームウェアを着た夢がドアをノックして入ってきた。
「野薔薇ちゃん、恵くんおつかれさま。どうしたの?」
「おーす、なんかあったかー」
虎杖は寝ていたのかボサボサの頭でスエット姿で現れた。
「夢なんか綿あめみたいな服だな」
「これ野薔薇ちゃんとおそろいなんだよ」
悠仁は野薔薇が色違いを着ているのに気づく。
「なんか釘崎が着ると別のもんに見えるのはなんでっ痛でっ!」
野薔薇がガイドブックを丸めて一発悠仁の頭をたたく。
「諸君。明日は休み。虎杖復活を祝し、ここに行きます!」
野薔薇は手に持っていたガイドブックをテーブルに広げた。
「ディズニーランド?ここ行くのか?」
虎杖も伏黒と同じこと言うかと野薔薇が険しい顔をする。
「の、野薔薇ちゃん、もしかしてディズニーシー!?」
夢は目を輝かせる。
「さすが夢ちゃん、そう!4人でディズニーシーに行きます!」
「伏黒、ディズニーシーとディズニーランドの違いってなんだ?プールがるとか?」
俺もよくわかってないと伏黒はガイドブックを眺めている。
「わぁ…ディズニーシー…」
夢は既に到着したかのような顔をしている。
「ってことで朝廊下集合!夢ちゃん、ちょっといい?」
夢を置いて男子が野薔薇の部屋を後にした。
「野薔薇ちゃんディズニーシーだよ…高校生、って感じがする…野薔薇ちゃんが考えてくれたんでしょ!皆で行けるの嬉しい!ありがとう!」
もこもこのルームウェアで野薔薇に抱き着く。
「夢ちゃん、虎杖をお祝いする会だからね、おしゃれしてきなさいよ」
「うん!楽しみ…寝れるかな」
廊下に出ると恵が悠仁を呼び止めた。
「虎杖」
「ふわぁあ~なんだ伏黒」
あくびをしながらお腹をぽりぽりかいているのを見て、なんで夢は虎杖がいいんだとため息をつく。
「お前な、夢…と釘崎の前ではそういう恰好どうにかしろよ。頭もぼさぼさのままで…」
「寝てて呼び出されたんだからしかたないだろぉー明日早いんだろ俺寝るわーおつー」
スマホの画面をみるとまだ21時だった。じいさんかよ、と恵も部屋に戻り支度をした。