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以前恵とやり合った東堂が虎杖に何発もパンチをくらわす。
「一年、名前は」
「虎杖悠仁」
「虎杖悠仁、オマエに一つ聞きたいことがある。 どんな女が好み だ?」
「は?タイプ??なんでそんなこと…」
悠仁は夢の顔が真っ先に浮かんだ。泣いて抱き着いてきて、なにかあった心配してくる夢の顔が。
夢ってどんなタイプなんだ?そもそも夢がタイプって…好きってことなのか…?悠仁はぐるぐる考え始める。
「どうした」
仙台に住んでいた時部屋に貼っていたハリウッドセレブのポスターを思い出した。この状況で夢を説明するのもなんだか変だし、まああの女優も好きと言えば好きか、と答えた。
「…しいて言うなら尻 と身長 のデカイ女の子…」
東堂が一瞬止まった。
「悠仁、どうやら俺達は親友のようだな」
「マジでなんなの!?さっき自己紹介したばっかだよね!?」
「あ、また写った。パ、パンダさん!と…ロボット?」
家入がスクリーンを見ると京都校のメカ丸とパンダが写りだされ、別の映像では真希と美和、野薔薇と桃、真希と真衣どんどん入れ替わる。
夢は悠仁を探すがやはり映らない。
「家入先生、悠仁くんになにかあったんじゃ…」
「そのうち映るだろ、それとも虎杖が交流会でやられると思ってる?」
夢は首を横に振るのをみて家入は大丈夫だよと笑顔を見せる。
突然建物全体が揺れる。夢と家入がいる場所も例外ではなかった。
家入が廊下に出て窓の外を見ると帳がおりている。
「え?なんで帳?」
「夢、移動しよう」
夢は準備していた救急道具の入ったリュックを背負い、家入の後を追った。
「西宮!」
箒に乗った桃と後ろに狗巻を背負った状態で飛んでいるのを家入が見つけた。
「狗巻先輩」
桃は狗巻をそっと降ろし夢が抱えた、桃はさっき器 と仲良さそうにしていた女だと眉間にシワを寄せる。
「西宮先輩、狗巻先輩連れてきてくれてありがとうございます」
桃は夢のぱっと明るい笑顔に戸惑う。
「夢、私が狗巻をみる、西宮の手当てを」
「はい。西宮先輩、ちょっとお顔失礼します」
夢が箒片手に座った桃の顔を手で覆うとぽうと小さい暖かい光が生まれる。
「あ、ありがとう」
夢はニコッと笑うと消毒をし始めた。
「三輪は冥さんといるみたいです」桃が家入に先ほど歌姫に聞いたことを報告した。
「じゃあそっちは大丈夫かな。狗巻を治療室に運んでくる。西宮、悪いけど手かしてくれる? 夢、他の怪我人がいないか確認して、場所把握したら絶対連絡すること、わかった?」
「わかりました」
二人に抱えられた狗巻が口を開いた。
「…梅」
「狗巻先輩?ここです、私いますよ、大丈夫。家入先生と一緒に行ってください。パンダさんと真希さんもちゃんと探します」
夢は森へと消えていった。
「あの子…」
家入がいい子でしょ?と西宮に笑顔を向ける。
夢が走っていると途中で木がなくなり空が開けた。
「なにこの感じびりびりする…」
ふと見上げると人が中に浮いている。五条だ。
「え?なに?ご、五条先生?」
初日に抱えられ、屋上まで飛んで移動したと思えばあれが五条でも納得がいく。
五条が視界に夢を捕えた。あら、夢ちゃんも外にいるのか。ちょっとカッコつけちゃおうかな。歌姫のところにいた奴の気配が消えた。残るは特級か…と考える。
「少し 乱暴しようか」
術式順転「蒼」 術式反転「赫」
虚式「茈」
大きな音と風を巻き起こすと夢から数メートル離れた一角が見事に消え去った。
「す、すごい…というかなにが起きたの?」
「あー!夢ちゃんんん!!!!」
「野薔薇ちゃん!よかった!大丈夫?怪我は?」
隣にいた真衣が腕を組んでみている。
「あ、真衣先輩、怪我は…」
「器の女の分際で触らないでくれる?」
「あのねぇ?夢ちゃんが心配してるんだから答えたらどうなんだよ」
野薔薇がギリギリと歯を鳴らしている。
「の、野薔薇ちゃん。他のみんなも家入先生のとこに行ってると思うから行こう。真衣さんも一緒にきてください。左手首、骨折してると思いますよ」
ふーん見てわかるんだ、と真衣は顔色変えず二人に着いて行くことにした。
「一年、名前は」
「虎杖悠仁」
「虎杖悠仁、オマエに一つ聞きたいことがある。 どんな女が
「は?タイプ??なんでそんなこと…」
悠仁は夢の顔が真っ先に浮かんだ。泣いて抱き着いてきて、なにかあった心配してくる夢の顔が。
夢ってどんなタイプなんだ?そもそも夢がタイプって…好きってことなのか…?悠仁はぐるぐる考え始める。
「どうした」
仙台に住んでいた時部屋に貼っていたハリウッドセレブのポスターを思い出した。この状況で夢を説明するのもなんだか変だし、まああの女優も好きと言えば好きか、と答えた。
「…しいて言うなら
東堂が一瞬止まった。
「悠仁、どうやら俺達は親友のようだな」
「マジでなんなの!?さっき自己紹介したばっかだよね!?」
「あ、また写った。パ、パンダさん!と…ロボット?」
家入がスクリーンを見ると京都校のメカ丸とパンダが写りだされ、別の映像では真希と美和、野薔薇と桃、真希と真衣どんどん入れ替わる。
夢は悠仁を探すがやはり映らない。
「家入先生、悠仁くんになにかあったんじゃ…」
「そのうち映るだろ、それとも虎杖が交流会でやられると思ってる?」
夢は首を横に振るのをみて家入は大丈夫だよと笑顔を見せる。
突然建物全体が揺れる。夢と家入がいる場所も例外ではなかった。
家入が廊下に出て窓の外を見ると帳がおりている。
「え?なんで帳?」
「夢、移動しよう」
夢は準備していた救急道具の入ったリュックを背負い、家入の後を追った。
「西宮!」
箒に乗った桃と後ろに狗巻を背負った状態で飛んでいるのを家入が見つけた。
「狗巻先輩」
桃は狗巻をそっと降ろし夢が抱えた、桃はさっき
「西宮先輩、狗巻先輩連れてきてくれてありがとうございます」
桃は夢のぱっと明るい笑顔に戸惑う。
「夢、私が狗巻をみる、西宮の手当てを」
「はい。西宮先輩、ちょっとお顔失礼します」
夢が箒片手に座った桃の顔を手で覆うとぽうと小さい暖かい光が生まれる。
「あ、ありがとう」
夢はニコッと笑うと消毒をし始めた。
「三輪は冥さんといるみたいです」桃が家入に先ほど歌姫に聞いたことを報告した。
「じゃあそっちは大丈夫かな。狗巻を治療室に運んでくる。西宮、悪いけど手かしてくれる? 夢、他の怪我人がいないか確認して、場所把握したら絶対連絡すること、わかった?」
「わかりました」
二人に抱えられた狗巻が口を開いた。
「…梅」
「狗巻先輩?ここです、私いますよ、大丈夫。家入先生と一緒に行ってください。パンダさんと真希さんもちゃんと探します」
夢は森へと消えていった。
「あの子…」
家入がいい子でしょ?と西宮に笑顔を向ける。
夢が走っていると途中で木がなくなり空が開けた。
「なにこの感じびりびりする…」
ふと見上げると人が中に浮いている。五条だ。
「え?なに?ご、五条先生?」
初日に抱えられ、屋上まで飛んで移動したと思えばあれが五条でも納得がいく。
五条が視界に夢を捕えた。あら、夢ちゃんも外にいるのか。ちょっとカッコつけちゃおうかな。歌姫のところにいた奴の気配が消えた。残るは特級か…と考える。
「少し 乱暴しようか」
術式順転「蒼」 術式反転「赫」
虚式「茈」
大きな音と風を巻き起こすと夢から数メートル離れた一角が見事に消え去った。
「す、すごい…というかなにが起きたの?」
「あー!夢ちゃんんん!!!!」
「野薔薇ちゃん!よかった!大丈夫?怪我は?」
隣にいた真衣が腕を組んでみている。
「あ、真衣先輩、怪我は…」
「器の女の分際で触らないでくれる?」
「あのねぇ?夢ちゃんが心配してるんだから答えたらどうなんだよ」
野薔薇がギリギリと歯を鳴らしている。
「の、野薔薇ちゃん。他のみんなも家入先生のとこに行ってると思うから行こう。真衣さんも一緒にきてください。左手首、骨折してると思いますよ」
ふーん見てわかるんだ、と真衣は顔色変えず二人に着いて行くことにした。