<CASE1:第一世界編>
【登場人物紹介】
◆カムイル(アウラゼラ族)
CASE1の主人公ヒカセン。眼鏡男子。二十歳。
ララフェル豪商一族の養子のため終末後は家長である兄の付き添いでウルダハ富裕層が集まるパーティに参加する機会がたびたびあるが、十代の頃にウルダハで暴漢に襲われたトラウマがあるため、その過去を知るリーンからは雰囲気のある夜会へ参加することを心配されている。
本名は今の家に拾われるときに捨てたのでリーンしか知らない。姉と同じ名前で生活しているため、第三者がいる場ではリーンにも「キャメさん」と呼ばれている。
◆リーン
カムイルと健全交際中の光の巫女。彼の部屋で半同棲中。
自分の恋人のことを贔屓目抜きで魅力的だと思っているので、トラウマ持ちのカムイルがパーティのような華やかな場で不特定多数の人間に言い寄られて苦しんでいないかと心配している。
自分が大人になれば様々な場面でカムイルを支え、守ってあげられると考えているので、大人になれそうでなかなかなりきれない今の年頃がもどかしい。
◆ガイア
カムイルとリーンの大切な友人である闇の巫女。
自身はミトロンの魂が転生して巡り会える日を待ちつつ、カムイルとリーンの交際を一番近くで見守っている。互いのことが大事すぎてまだ少し遠慮が残る二人に対して何かとアシストをしがち。
本書では、ミトロンとの最後の約束を果たすために専業作家を目指して様々な取り組みをしている。
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