※注
　暁月メインストーリー完結後～新たなる冒険までの余暇期間のお話です。
　アーテリス、各鏡像世界の情勢やＮＰＣ達の近況も該当パッチ時点のものになります。
　その他、以下の要素が含まれることを予めご了承下さい。

・冒険者の経歴、生い立ち等の本編外の設定に関する描写(次項に簡易紹介あり)
・冒険者以外の創作ＮＰＣの登場、存在への言及
・アラガントームストーン＝携帯通信端末のような使用方法
・原初世界および第一世界における平均的な成人年齢が不明なため十八歳と仮定
・リーンの年齢はアルフィノ、アリゼーと同じ十六歳と仮定≒未成年
・その他ロア設定に関する独自解釈に則った描写

　また、ゲーム内で明文化されているものの筆者の確認不足や回収不足により独自解釈で描写されている場合もあります。


【冒険者紹介】
◆カムイル(アウラゼラ族／ニ十歳)
　本書における主人公の冒険者。眼鏡男子。
　アジムステップ出身だが出生地にいい思い出がなく、幼少期にララフェルの豪商一族に養子兼使用人候補として拾われたため、ララフェル族の兄と姉がいる。
　容姿、温厚さ、実家の太さ…等スパダリの要素を兼ね備えながら、自己肯定感の低さでそれらすべてをドブに捨てているドヘタレ奥手野郎。
　十代半ばの頃に性暴力被害に遭って傷ついた経験があり、リーンとの想いが通じ合った今でもスキンシップに対して慎重すぎるほど慎重な考え方で接している。

◆キャメロン(ララフェル族／ニ十歳)
　本書で言及はされるが本人は登場しないカムイルの姉。
　実家の事情でカムイルに自分の影武者を名乗らせ、時には冒険者稼業の代行をさせていたこともあったため、弟のことを「きゃめくん」と呼んでいる。

【冒険者と関わり深い公式ＮＰＣ】
◆リーン
　エデン調査を通じてカムイルに想いを寄せ、暁月完結後に想いが実って恋人となった。
　カムイルの本名を知る数少ない人物だが、名前に関する事情も把握しているため第三者がいる場では「キャメさん」と呼んでいる。
　表向きの暁解体で余暇時間の増えたカムイルが第一世界を生活拠点にしてくれていることが嬉しい一方、恋人らしい触れ合いをやんわりと避けられていることが少し不安な今日この頃。

◆サンクレッド
　カムイルとリーンの真剣な交際を後方腕組みで見守っている元愛の吟遊詩人。
　二人が両片想いだったときから態度があからさま過ぎたのでその辺りの気持ちの整理はすっかりついており、小心者のカムイルならリーンに無責任なことはできないだろうと考えた上で応援している。

◆ガイア
　カムイルの奥手ぶりにやきもきして尻を叩く友人枠。
　焦れったい近況報告兼相談を聞かされるたびに「アイツは奥手なんだからぐいぐい攻めなきゃ駄目」と呆れ半分にアドバイスしながらリーンの恋路をサポートしている。

◆タンスイ
　カムイルのトラウマを察して世話焼きついでにメンタルケアをしてくれていた東の海のギャング。リーンとの交際報告を受けて無事にカウンセリングが完了したと思いきや、今度は交際に関するあれこれの相談窓口にされてしまっている。

◆その他暁の血盟の皆さん
　サンクレッド同様、二人の両片想い時代から事情が筒抜けだったため周知の事実。
　近況について会話するついでによく交際の進展状況を話のタネにしようとする。