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「俺にはやっぱりできないよ……ぐすっ……炭治郎、伊之助……」
「いきなりこんなこと言われたって迷惑だよね……ごめん……」
「いいの?俺で……うっ……違うんだ。嬉しくて……へへっ……」
善逸くんは、泣き虫。
「む、無理です!本当に、無理!帰りたい!」
「ギャー!びっくりした!死ぬ!死んでしまう!」
「何!?何なの!?怖いんですけど!?イヤー!」
加えて、臆病。
「なまえちゃん、これどうぞ!前に美味しいって言ってたやつ、買ってきたんだ」
「なまえちゃん、重くない?持つよ。貸して」
「なまえちゃん、その靴可愛いね。歩くの疲れたらすぐに言ってね」
でも、優しい。
「みょうじさん、なんか調子悪い?あ、ごめん……俺の勘違いだったらいいんだけど……ちょっと、気になったから」
「みょうじさん!?おい!ちょっと待っ……まったく、前見て歩けよな……大丈夫?本当に?そっか、よかったあ……」
「みょうじさん、傘は?えっ、忘れちゃったの!?ならこれ使って!……俺?いいよ、家すぐそこだし!走って帰るから!じゃあね!」
出会ったときからずっと優しかった。
「車多いからこっち側来て。あ、危ないから、手繋ぎます……?」
「す、すすすすみません!その子俺の彼女なんで!……遅れてごめん!怖かったよね、本当にごめんね」
「手冷たいじゃん!だめだよ、身体冷やしたら。手袋貸してあげるから……俺のでもうしわけないけど、ほら」
それに、私のことを守ってくれる。
大事にしてくれる。
泣き虫で、臆病で、誰よりも優しい人。
そんな善逸くんのことが私は大好きです。
今までもこれからも、ずっとずっと大好きです。