清さに
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ことの発端は数時間前、私は近侍である清光と喧嘩してしまった。小さいことで揉めるのは日常茶飯事なのだが、今回ばかりは泣きながら部屋を出ていってしまった。謝り方を考えているともう日が暮れていたため勢いに身を任せて清光の部屋へ向かった。
「清光、さっきはごめ」
恐る恐る清光の部屋に入るとほんの少し開いていた隙間から腕が伸びてき、私の手首を掴んですぐさま引っ張られた。どうしようか考えたのも束の間。目の前には壮大な紅い花、手元には他と同様、紅い花が手元にあった。先程の凍てついた空気なんて全て忘れてしまいそうなほど暖かい空間に気が緩み、ぼんやりその風景を見つめていた。
「清光…」
口に出たのは彼の名前だった。早く謝りたい、そんな気持ちだけが空回りして大雑把な行動に出てしまった自分が悪いんだ、と痛感していた。どこを見渡しても花しか見えない虚無の空間に時間が経つにつれ不安を感じてしまう。一体ほどたっただろうか、私はここから動けずにいる。私を動かせるのは貴方しかいない、凄く我儘だけれど今すぐ抱きしめて欲しい、白くて紅の良く似合う手を私に差し伸べて欲しい。貴方が川の下の子と卑下した時、夜店で売られていたと悲しげな表情を浮かべて話した時みたいに抱きしめて欲しい。なんて見返りばかり求めている自分に嫌気がさした。
「あーあ。可愛い顔が台無しじゃん。」
「き…」と掠れた声で呼んだけれどそれ以上は出てこなかった。身体が硬直して動けない、お願い、貴方から来てよ、なんてとてもじゃないが言えなかった。
「しょうがないな、俺がそっちまで行ったげるから動かないでてね。」
それは一瞬のことだった。背後からじんわりと体温が感じられて薄らと聞こえる心音が随分久々に感じて安心した。
「ほら、こっち向いて?」
清光は涙で濡れた長い前髪かきあげると、私の手から花を取り、私の薬指に付けた。顔を見あげると何かを確かめたような視線を送った。いつもはこんな顔もこんなこともしないのに、なんて呑気なことを考えていると初めてのキスは心地よく甘い味がした。顔を下げた私よりも先に清光の両腕が私の身体を少し痛いくらいに抱きしめた。包み込むように抱きしめた清光は少し首を痛めないか気になったが、口を開こうとすれば先に清光が話し始めてしまった。
「ごめん、俺変な意地張っててあんたとまともに向き合おうとして無かった。」
「私にも非はあったし、今回はお互い様だよ。ごめんね」
涙声の清光の身体を精一杯抱きしめた。暖かくて細くて、安心する身体。
それでも私達の関係は持ち主と持ち物でそれ以上にもそれ以下にもならなかった。
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なんかこの後の話とか適当なやつ
バカ大量の花▶︎色々な加州清光
もってる花▶︎主の加州清光
多分持ってる花落としてたら主監禁されてたわ
なんか加州清光が作った2人だけの理想の空間的な…ずっと歩いてると本丸もどきがある(そこで二人で暮らして政府にバレて捜索届けを刀剣男士達が出す)
でここから絶対ないみたいな感じの話になるけどこの空間では2人とも時間が2倍速ぐらいに流れてて(加州清光に聞いて)直ぐに主が死ぬ
あと締め方気に食わないから変えたい
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