・風間 千景（かざま ちかげ）


西国の鬼の頭領。気分屋で自信家だが義理堅く、これは「鬼は一度交わした約束は守る」という鬼の信条による。

また、鬼としての己に強い誇りを持っており、武士の誇りも知らない新選組隊士や、鬼としての誇りを忘れ雪村の名を汚す行為をした南雲薫を、躊躇躊躇（ちゅうちょ）なく殺害する等、誇りを持たぬ者に対しては冷酷な態度を見せる。



・天霧 九寿（あまぎり きゅうじゅ）


風間や不知火と行動を共にする鬼。風間と同じく薩摩藩に属する。

武器を持たずに素手で戦うが、藤堂の鉢金を素手で破壊するほどの力の持ち主である。

礼儀正しく、口調も敬語。

あまり戦いを好まない性格であり、池田屋で藤堂に怪我を負わせたことを新選組に謝罪していた。



・不知火 匡（しらぬい きょう）


銃を使う鬼。長州藩に属する。

新しい物好き。新選組との戦いにて原田とは宿命関係となり、それ以降、新選組との戦いの際･･･原田と戦うことが多い。

原田との3度目の戦いの際、羅刹による襲撃で2人で協力して羅刹と戦う。



・雪村 綱道（ゆきむら こうどう）


千鶴の父親（養父）であり、羅刹と呼ばれる元となった薬を作った本人。

蘭方医として知られていたが、その実は鬼の一族・雪村家の分家筋。

雪村一族の復権と、鬼が人と対等に立つ世を実現するため、他の鬼たちの意向に逆らって羅刹を輸入して研究していた。