第参章・時を渡る者
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左之・新八・平助「「「っ、楓っ!!」」」
にこりと笑う私に気付いたのか、まるで救世主だとでも言うかのように、パァッと3人の顔が明るくなった。
その反応を見て、彼らを庇おうとしたと思ったのか、沖田さんが少しだけ不機嫌そうな顔をしながら私に向かってにこりと笑う。
沖田「ん?ただのお遊びだよ。
だから・・・・・・、そこ、どかないと斬るよ?楓ちゃん」
楓「別に私を斬って貰っても結構ですが。
なるほど・・・・・・お遊び 、ねぇ?」
平助「あ、あれ・・・・・・!?楓!?」
にんまりと不気味に笑う私に、平助達とその場にいた千鶴は、ものすごく青ざめていた。
とはいえ、さっきから頭痛の酷さが増しているせいで、大声で騒がれてしまうのはさすがに敵わない。
だから、ただ単純に喧 しいから黙っててほしいので、お痛を食らわせることに参戦しようと思う。
楓「(痛い、苦しい、気持ち悪い・・・・・・)・・・・・・やりますか」
沖田「ふふ、いいね。そうこなくっちゃ・・・・・・」
新八「お、おいっ、ちょっと待ってくれ。
楓は俺達の味方なんじゃ・・・・・・っ」
楓「味方だなんて、誰も言ってないんだけど?」
にこりと笑う楓は、隣で笑っている沖田と同じくらい、恐ろしかった。
血の気が急激に引いた彼らは、じりじりと後退 りをする。
左之「平助、新八っ、こりゃ逃げるしかなさそうだぜっ!!」
沖田「だから・・・・・・」
沖田・楓「「逃さないって、言ってるでしょ?」」
新八・平助・左之「「「お前ら二人して言うなぁあああっ!」」」
そう叫ぶ三人を追いかけようと走り出した途端、目の前がぐにゃりと歪み始めた。
そりゃあもう、気持ち悪いぐらいに。
楓(・・・・・・あ・・・れ・・・・・・?)
沖田「?楓ちゃん・・・っ!?」
千鶴「どうしたん――――、アキさん!?」
突然のことに驚いた彼らが駆け出そうとする動作が、まるでスローモーションのごとく、ゆったりと動いていく。
左之「おい、楓!!」
楓(身、体・・・・・・うご、か・・・・・・)
身体が鉛のように重い。まるで、自分のものでないかのように、地面に張り付いてしまった。
沖田さん達の声が遠いところで、何か叫んでいるような・・・・・・。
・・・・・・ああ、そんなことを思ってたら、瞼 まで重くなってきた。
・・・お・・・い、で・・・・・・
楓(………だ、れ………)
意識が沈んでいく中、聞いたことのない……誰かが招いてる声が聞こえた。
沖田「――――楓、ちゃ…ん…!?」
ぐらりと身体が傾き、意識を失った楓に駆け寄ろうとした沖田達だったが、彼らよりも早く、光となって消えてしまった。
(→信濃の屋敷で大騒動?)
にこりと笑う私に気付いたのか、まるで救世主だとでも言うかのように、パァッと3人の顔が明るくなった。
その反応を見て、彼らを庇おうとしたと思ったのか、沖田さんが少しだけ不機嫌そうな顔をしながら私に向かってにこりと笑う。
沖田「ん?ただのお遊びだよ。
だから・・・・・・、そこ、どかないと斬るよ?楓ちゃん」
楓「別に私を斬って貰っても結構ですが。
なるほど・・・・・・
平助「あ、あれ・・・・・・!?楓!?」
にんまりと不気味に笑う私に、平助達とその場にいた千鶴は、ものすごく青ざめていた。
とはいえ、さっきから頭痛の酷さが増しているせいで、大声で騒がれてしまうのはさすがに敵わない。
だから、ただ単純に
楓「(痛い、苦しい、気持ち悪い・・・・・・)・・・・・・やりますか」
沖田「ふふ、いいね。そうこなくっちゃ・・・・・・」
新八「お、おいっ、ちょっと待ってくれ。
楓は俺達の味方なんじゃ・・・・・・っ」
楓「味方だなんて、誰も言ってないんだけど?」
にこりと笑う楓は、隣で笑っている沖田と同じくらい、恐ろしかった。
血の気が急激に引いた彼らは、じりじりと
左之「平助、新八っ、こりゃ逃げるしかなさそうだぜっ!!」
沖田「だから・・・・・・」
沖田・楓「「逃さないって、言ってるでしょ?」」
新八・平助・左之「「「お前ら二人して言うなぁあああっ!」」」
そう叫ぶ三人を追いかけようと走り出した途端、目の前がぐにゃりと歪み始めた。
そりゃあもう、気持ち悪いぐらいに。
楓(・・・・・・あ・・・れ・・・・・・?)
沖田「?楓ちゃん・・・っ!?」
千鶴「どうしたん――――、アキさん!?」
突然のことに驚いた彼らが駆け出そうとする動作が、まるでスローモーションのごとく、ゆったりと動いていく。
左之「おい、楓!!」
楓(身、体・・・・・・うご、か・・・・・・)
身体が鉛のように重い。まるで、自分のものでないかのように、地面に張り付いてしまった。
沖田さん達の声が遠いところで、何か叫んでいるような・・・・・・。
・・・・・・ああ、そんなことを思ってたら、
・・・お・・・い、で・・・・・・
楓(………だ、れ………)
意識が沈んでいく中、聞いたことのない……誰かが招いてる声が聞こえた。
沖田「――――楓、ちゃ…ん…!?」
ぐらりと身体が傾き、意識を失った楓に駆け寄ろうとした沖田達だったが、彼らよりも早く、光となって消えてしまった。
(→信濃の屋敷で大騒動?)