第参章・時を渡る者
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
沖田「じゃ。僕は外で見張りしてるから、千鶴ちゃん、楓ちゃんをよろしくね?」
「分かっていると思うけど、変な真似したら斬るから」とにっこりと笑いながら見る沖田さんに、まだ警戒が解けない千鶴は「はい………」と小さく答えた。
とはいっても、それは警戒されて当然だと思う。
昨日、あんな縛り方をされた上に殺すだの斬るだのと脅し言葉をかけられているのだから。
楓(………それに沖田さんだって所詮は男なんだし、ますます警戒するわな、それは)
沖田「………なぁに、千鶴ちゃん?」
内心、そう思っていたら沖田さんに「もしかして、僕が覗くとでも?」と言われ、図星だったのかビクッと目を開いた千鶴を見て、彼はニヤリと不敵に笑った。
まるで、その様子が可笑しくて堪らないって言っているかのように。
楓(………って、私もなんだけど)
知らん顔をしているように見えるだろうが、これはこれでも、ものすっっごく図星を指摘されて驚いている。
沖田「大丈夫だよ。君達みたいな貧相な身体には興味ないから。
洗濯板 みたいな胸なんか特に、ね」
千鶴「~~~~~っ!!?///」
楓「………………(イラッ」
うるせぇよ、バカ沖田。
………いけないいけない。ムカつきすぎて内心、毒づいてしまった。
確かに年下だから仕方がないだろうけどさ、それを乙女に言うのは男としてどうなのよ。
興味ないのは別としても、デリカシー無さすぎじゃないか。
沖田「………どうしたの、楓ちゃん?何か言いたそうな顔してるけど?」
楓「別に。
向こうの世界では、特に 憧れだった沖田さんにそんな事を言われるとは思ってもみなかったもんだから。
洗濯板で悪かったわね、ばーか」
ぽかん、と呆けている彼に背を向けるように、千鶴を連れて脱衣所へと入っていった。
「分かっていると思うけど、変な真似したら斬るから」とにっこりと笑いながら見る沖田さんに、まだ警戒が解けない千鶴は「はい………」と小さく答えた。
とはいっても、それは警戒されて当然だと思う。
昨日、あんな縛り方をされた上に殺すだの斬るだのと脅し言葉をかけられているのだから。
楓(………それに沖田さんだって所詮は男なんだし、ますます警戒するわな、それは)
沖田「………なぁに、千鶴ちゃん?」
内心、そう思っていたら沖田さんに「もしかして、僕が覗くとでも?」と言われ、図星だったのかビクッと目を開いた千鶴を見て、彼はニヤリと不敵に笑った。
まるで、その様子が可笑しくて堪らないって言っているかのように。
楓(………って、私もなんだけど)
知らん顔をしているように見えるだろうが、これはこれでも、ものすっっごく図星を指摘されて驚いている。
沖田「大丈夫だよ。君達みたいな貧相な身体には興味ないから。
千鶴「~~~~~っ!!?///」
楓「………………(イラッ」
うるせぇよ、バカ沖田。
………いけないいけない。ムカつきすぎて内心、毒づいてしまった。
確かに年下だから仕方がないだろうけどさ、それを乙女に言うのは男としてどうなのよ。
興味ないのは別としても、デリカシー無さすぎじゃないか。
沖田「………どうしたの、楓ちゃん?何か言いたそうな顔してるけど?」
楓「別に。
向こうの世界では、
洗濯板で悪かったわね、ばーか」
ぽかん、と呆けている彼に背を向けるように、千鶴を連れて脱衣所へと入っていった。