第弐章・存在意義
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それから土方さんが、頭上から監視していたらしい【山崎丞 】って忍装束を着た人を呼ぶ。
ついでに私の小太刀は、彼が取ってくれた。
沖田「で、どうするんですか土方さん。
楓ちゃんはともかく、この子、隊士には向かないですよね?」
千鶴の方をちらりと見た沖田さんが、土方さんにそう言う。
私も沖田さんに同感だ。この子は隊士………というより小姓とか、そういった小回りの利く方が彼女の性格に合っている気がする
土方「こいつなら、誰かの小姓にすりゃいいだろ?
近藤さんとか山南さんとか────」
ふと、沖田さんが笑顔で口を挟む。
面倒臭そうに顔を歪める土方さんの言葉に、彼が反応しないわけがない。
沖田「やだなぁ、土方さん。
そう言う時は、言い出しっぺが責任取らなくちゃ」
近藤「ああ、トシの側なら安心だ!」
山南「そう言うことで、土方君。雪村君のこと、よろしくお願いしますね」
土方「……………てめぇら……………」
沖田さんの言葉に、即座に賛同する近藤さんと山南さんも笑顔で言われ、深く溜め息付いた土方さんだった。
土方「ちっ。じゃあ、暁犬は……………」
沖田「あ。楓ちゃんは僕の小姓に下さい」
全員・楓「は!?」
沖田「監視も兼ねますし、いいでしょ、近藤さん?」
近藤「うむ!!総司も安心だな!!頼むぞ!」
楓「え、ちょ、何でそうなるの?」
勝手に決められては、ものすごく嫌なんですけど!?
しかも、すんごいトントン拍子に話が進んでいくから断ろうにも断れない雰囲気になってくるから嫌だよ。
………憧れとはいえ、ものすごく(←ここは大事なので、2回言う)。
沖田「というわけで………よろしくね、楓ちゃん」
楓「はぁああ………(………意味、分かんない)」
笑顔でそう言ってくる沖田さんに、私は深い溜め息をついて、そっぽを向いていた。
土方「ああ、そうだ。暁犬」
楓「なんですか、メンドくさい」
土方「……………てめぇ、本当に、口の減らねぇやつみたいだな」
楓「ふん、さっきっから話が見えてこないことばかりが多すぎるんですよーだ。
んで、なんですか」
千鶴「っ、アキさん!」
皮肉を言う楓に、真っ青になった千鶴が慌ててなだめる。
土方「ったく、性格が総司そのものだな」
沖田「ひどいなぁ。僕はそこまでじゃないと思いますけど?
土方さん」
土方が悪態をつくと、思いっきり殺気立った楓に「なんなら、今すぐ楽にしてあげますけど?無残に斬り刻んで」と満面の笑顔で言われ、盛大に舌打ちをした。
ついでに私の小太刀は、彼が取ってくれた。
沖田「で、どうするんですか土方さん。
楓ちゃんはともかく、この子、隊士には向かないですよね?」
千鶴の方をちらりと見た沖田さんが、土方さんにそう言う。
私も沖田さんに同感だ。この子は隊士………というより小姓とか、そういった小回りの利く方が彼女の性格に合っている気がする
土方「こいつなら、誰かの小姓にすりゃいいだろ?
近藤さんとか山南さんとか────」
ふと、沖田さんが笑顔で口を挟む。
面倒臭そうに顔を歪める土方さんの言葉に、彼が反応しないわけがない。
沖田「やだなぁ、土方さん。
そう言う時は、言い出しっぺが責任取らなくちゃ」
近藤「ああ、トシの側なら安心だ!」
山南「そう言うことで、土方君。雪村君のこと、よろしくお願いしますね」
土方「……………てめぇら……………」
沖田さんの言葉に、即座に賛同する近藤さんと山南さんも笑顔で言われ、深く溜め息付いた土方さんだった。
土方「ちっ。じゃあ、暁犬は……………」
沖田「あ。楓ちゃんは僕の小姓に下さい」
全員・楓「は!?」
沖田「監視も兼ねますし、いいでしょ、近藤さん?」
近藤「うむ!!総司も安心だな!!頼むぞ!」
楓「え、ちょ、何でそうなるの?」
勝手に決められては、ものすごく嫌なんですけど!?
しかも、すんごいトントン拍子に話が進んでいくから断ろうにも断れない雰囲気になってくるから嫌だよ。
………憧れとはいえ、ものすごく(←ここは大事なので、2回言う)。
沖田「というわけで………よろしくね、楓ちゃん」
楓「はぁああ………(………意味、分かんない)」
笑顔でそう言ってくる沖田さんに、私は深い溜め息をついて、そっぽを向いていた。
土方「ああ、そうだ。暁犬」
楓「なんですか、メンドくさい」
土方「……………てめぇ、本当に、口の減らねぇやつみたいだな」
楓「ふん、さっきっから話が見えてこないことばかりが多すぎるんですよーだ。
んで、なんですか」
千鶴「っ、アキさん!」
皮肉を言う楓に、真っ青になった千鶴が慌ててなだめる。
土方「ったく、性格が総司そのものだな」
沖田「ひどいなぁ。僕はそこまでじゃないと思いますけど?
土方さん」
土方が悪態をつくと、思いっきり殺気立った楓に「なんなら、今すぐ楽にしてあげますけど?無残に斬り刻んで」と満面の笑顔で言われ、盛大に舌打ちをした。