第壱話・暗闇の道
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しばらくして目が覚めたら、何故か格子の牢屋の中に、私と千鶴ちゃんが閉じ込められていた。
楓「………ここ、は………」
千鶴「ぁ、アキさん。目が覚めたんですね。でも、まだ無理に起きない方が………」
私が起きたことに気が付いた千鶴ちゃんは、心配そうに手を差し伸べてくる。
楓「大丈夫大丈夫。
………それより、ここはどこ?」
見渡す限り、何処かの役所に捕らわれたってことは、私でも分かるんだけど。
千鶴「ここは………その、新選組の屯所内です」
千鶴ちゃんが気まずそうに、小さくそう言っていた。
新選組………つまりここは、私達を襲いかかってきた奴らの敷地の中って訳ね。
私達がその敷地の中で囚われの身となっているってことは、どうやら、私が気を失っている隙に捕まっていたようだ。
楓「………千鶴ちゃん、あの後、何があったのか、教えてくれる?」
私が静かにそう聞くと、彼女はぎこちなく頷きながら、ゆっくりと話してくれた。
私が気絶した後、新選組の【沖田総司】、【土方歳三】、【斉藤一】の三人が、私が斬った死体を見下ろしてから「こいつらを殺ったのは私 か」って聞かれたらしい。
私が自分の命の恩人だった(私としては、それが嫌なんだけど)為らしく、何がなんでも庇いたかった彼女は「この人じゃありませんっ」って叫んでしまった。
それじゃあ、誰なんだって言われたら、答えられるはずもなく、沖田さんが「口封じのために殺っちゃいますか?」って言ったら土方さんに怒られていた。
そして念のため、屯所の方へご用となったんで、今に至る……………と。
って、なんだそれは。
それを聞いた私は溜め息付きながら「………全く、千鶴ちゃんはバカだね………」と肩をくすめた。
楓「あそこで庇ったりしなかったら、あんた、ここに居なかったのに………」
千鶴「むぅ………それはアキさんだってそうじゃないですかぁ」
楓「………まあ、そりゃそうだけど、それとこれとは………っと、誰?」
楓「………ここ、は………」
千鶴「ぁ、アキさん。目が覚めたんですね。でも、まだ無理に起きない方が………」
私が起きたことに気が付いた千鶴ちゃんは、心配そうに手を差し伸べてくる。
楓「大丈夫大丈夫。
………それより、ここはどこ?」
見渡す限り、何処かの役所に捕らわれたってことは、私でも分かるんだけど。
千鶴「ここは………その、新選組の屯所内です」
千鶴ちゃんが気まずそうに、小さくそう言っていた。
新選組………つまりここは、私達を襲いかかってきた奴らの敷地の中って訳ね。
私達がその敷地の中で囚われの身となっているってことは、どうやら、私が気を失っている隙に捕まっていたようだ。
楓「………千鶴ちゃん、あの後、何があったのか、教えてくれる?」
私が静かにそう聞くと、彼女はぎこちなく頷きながら、ゆっくりと話してくれた。
私が気絶した後、新選組の【沖田総司】、【土方歳三】、【斉藤一】の三人が、私が斬った死体を見下ろしてから「こいつらを殺ったのは
私が自分の命の恩人だった(私としては、それが嫌なんだけど)為らしく、何がなんでも庇いたかった彼女は「この人じゃありませんっ」って叫んでしまった。
それじゃあ、誰なんだって言われたら、答えられるはずもなく、沖田さんが「口封じのために殺っちゃいますか?」って言ったら土方さんに怒られていた。
そして念のため、屯所の方へご用となったんで、今に至る……………と。
って、なんだそれは。
それを聞いた私は溜め息付きながら「………全く、千鶴ちゃんはバカだね………」と肩をくすめた。
楓「あそこで庇ったりしなかったら、あんた、ここに居なかったのに………」
千鶴「むぅ………それはアキさんだってそうじゃないですかぁ」
楓「………まあ、そりゃそうだけど、それとこれとは………っと、誰?」