★キラキラ 蘖(ひこばえ)の章★
[アーちゃん■4人の役職]
なにやら不思議な縁で、出会った4人。
アキの独断で、おかしなあだ名もつけられて、キラキラ会なんて、なんとも可愛らしい名前の会まで結成しました。
だが、嫌な気分はしない。
むしろ、喜んで受け入れる俺がいる。
昔から、人見知りもしないし、友人も多かった。
なのに、なんだろう、この感覚は?
アキラと会って、いつの間にかその存在が心地よくなったように、俺は2人と居ることにも、安らぎを感じている。
なんとも言えない充足感。
これが、前世からの縁とか言うやつか・・・・・・って、何考えてんだ俺はっ!?
こりゃ、アキラの能天気に影響されてきた証拠じゃね?
悪い気分はしないから、ま、いっか。
朝食を食っていない俺が空腹を訴えたから、4人で遅い昼食を食いに行った。
暫く食堂で会話していて、俺たちを伺ういくつもの視線に気がついた。
好奇心や、同情の混じった目で、アキを見てやがる。
だが、当の本人は、まったく気にしていないみたいだ。
だったら、俺も気にする必要はないな。
下手な言葉で必死で伝えようとするアキ。
アキが、何も恐れずに話すのなら、それで充分だ。
「やっべー、俺アキと話すの、マジ楽しい」
「なの、アキ、なのよ」
昼食を食い終わったあと、食堂で解散した俺たちは、一旦部屋へと戻ってきた。
こっからは、各自自由時間ってやつだね。
「副会長の今日の予定は、図書室ですか?」
「そうよー」
あ、副会長ってのは俺のこと。
キラキラ会の副会長に就任しましたー、あはは、なんか間抜けなんだけどー
「そういう会長のご予定は?」
「んー、ちょっと散歩をしてこようかと」
ああ、例の猫ね。
ちなみに、アキラは会長に就任しました。
理由?
理由は、アキラだから。
キラキラ会はアキラの集まりのアキラ会でもあるから、というアキの一声で決まりました。
そそ、分かる人はすぐ分かるよね。
俺の副会長就任は、またもやアキラさんが勝手に任命してくれたから。
なんか、もう、ほんっとに、振り回されてます。
アキはマスコットに決定しました。
あ、これは俺が任命したの。
最初はめっちゃ嫌がってたけど、アキラが、
「マスコットとは、幸運をもたらすものを指すのですよ、アキに相応しい役職です」
なんとも素晴らしい力説をしてくれたおかげで、
「おおう、するのよ、アキ、ごいのよっ!」
アキは喜んでマスコットとなりました。
ひゃひゃ、上手く乗せられてやんの。
アッキーには、キラキラ会の「無愛想」という役職を、この俺様が与えてやった。
一睨みで却下されたけど。
そんで、自ら「平」を希望。
よし、夜にはゆっくりとゲームを楽しむから、今のうちに、図書室で読書するぞ。
読書が趣味で悪いかっ!?
なにやら不思議な縁で、出会った4人。
アキの独断で、おかしなあだ名もつけられて、キラキラ会なんて、なんとも可愛らしい名前の会まで結成しました。
だが、嫌な気分はしない。
むしろ、喜んで受け入れる俺がいる。
昔から、人見知りもしないし、友人も多かった。
なのに、なんだろう、この感覚は?
アキラと会って、いつの間にかその存在が心地よくなったように、俺は2人と居ることにも、安らぎを感じている。
なんとも言えない充足感。
これが、前世からの縁とか言うやつか・・・・・・って、何考えてんだ俺はっ!?
こりゃ、アキラの能天気に影響されてきた証拠じゃね?
悪い気分はしないから、ま、いっか。
朝食を食っていない俺が空腹を訴えたから、4人で遅い昼食を食いに行った。
暫く食堂で会話していて、俺たちを伺ういくつもの視線に気がついた。
好奇心や、同情の混じった目で、アキを見てやがる。
だが、当の本人は、まったく気にしていないみたいだ。
だったら、俺も気にする必要はないな。
下手な言葉で必死で伝えようとするアキ。
アキが、何も恐れずに話すのなら、それで充分だ。
「やっべー、俺アキと話すの、マジ楽しい」
「なの、アキ、なのよ」
昼食を食い終わったあと、食堂で解散した俺たちは、一旦部屋へと戻ってきた。
こっからは、各自自由時間ってやつだね。
「副会長の今日の予定は、図書室ですか?」
「そうよー」
あ、副会長ってのは俺のこと。
キラキラ会の副会長に就任しましたー、あはは、なんか間抜けなんだけどー
「そういう会長のご予定は?」
「んー、ちょっと散歩をしてこようかと」
ああ、例の猫ね。
ちなみに、アキラは会長に就任しました。
理由?
理由は、アキラだから。
キラキラ会はアキラの集まりのアキラ会でもあるから、というアキの一声で決まりました。
そそ、分かる人はすぐ分かるよね。
俺の副会長就任は、またもやアキラさんが勝手に任命してくれたから。
なんか、もう、ほんっとに、振り回されてます。
アキはマスコットに決定しました。
あ、これは俺が任命したの。
最初はめっちゃ嫌がってたけど、アキラが、
「マスコットとは、幸運をもたらすものを指すのですよ、アキに相応しい役職です」
なんとも素晴らしい力説をしてくれたおかげで、
「おおう、するのよ、アキ、ごいのよっ!」
アキは喜んでマスコットとなりました。
ひゃひゃ、上手く乗せられてやんの。
アッキーには、キラキラ会の「無愛想」という役職を、この俺様が与えてやった。
一睨みで却下されたけど。
そんで、自ら「平」を希望。
よし、夜にはゆっくりとゲームを楽しむから、今のうちに、図書室で読書するぞ。
読書が趣味で悪いかっ!?