[アーちゃん■式の後]


「無事終わってよかったねー、代表さん」

「はい、本当に」

風呂上り、のんびりとソファでジュースを飲む俺たち。
明日からは新学期だから、今日は早く寝てしまうに限るね。
当分、ゲームに割ける時間が減るな。
本も読みたいし、はっきり言って勉強してる時間がもったいねーくらいだ。

「それにしても皆さん本当に美しい方ばかりでしたね」

「だねー、ここってレベル高すぎだよね」

俺、地元では結構もてたんだけどね。
ここだと、下の中？
いやいや卑下しすぎか、中の下･･･くらい？
ま、とにかく普通のレベルだね、俺も佐藤も。

その方が平和にすごせそうだし、普通おおいに結構だ。

「さて、そろそろ寝ましょうか」

「はいはい」

え、もちろん一緒に寝ますよ。
初日からずっと、一緒に寝てますよ。
はは、もういろいろ諦めてますから。