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★キラキラ 第一章★

[アキラ■サボります]


もう嫌です。この空気が嫌です。
なぜこの世にはスポーツなどあるのでしょうか?
なぜこの学校には球技大会なるものが存在するのでしょうか?
あぁ、今日ばかりはこんなものを開催する雅人すら憎いです。
ええ、補欠ですよ、補欠。
大丈夫だとわかっていますが、いつ何時と考えただけで、怖気が走ります。

「ああ、部屋に篭りたい・・・」

「晃、テンション低すぎー」

だいたい、何故僕はこの方と一緒に見学しているのでしょうか。

「奏先輩、ご自分の試合はよろしいのですか?」

「あはは、俺ー、今日は出ないもーん。免除だし」

あぁ、そうですか、僕が手にすることのできなかった免罪符があるのですね。

「でしたら、会場の見回りとか・・・」

「だいじょぶよ、今日は風紀と球技委員が活躍してっから」

さいですか・・・
僕は会計と並んでアッくんとアキの試合を見学中です。
運悪く試合が重なったアーちゃんは、バスケの会場へと向かいました。

「チビちゃん、やるー」

「ああ、アキはスポーツは何気に得意ですので・・・」

うっ・・・羨ましい・・・うらやましい・・・うらめしい・・・恨めしい・・・ううう・・・

「あはは、晃は全然ダメなのにねー」

くっ・・・悔しいですが、本当のことなので何も言えません。

「あ、こりゃ1-A理の勝ちだねー、さすがに5-0じゃダメでしょ」

「そういうものなのですか? 良く分かりませんがアキたちが勝ちならそれでいいです」

それにしても、やはり人ごみは疲れますね。
どこかでゆっくり休憩したいです。

「さて、アーちゃんの試合も気になりますので、僕はここらでお暇を・・・」

「あ、俺も行くー」

う、どこかでサボろうと思っているのですが・・・

「晃、どっかでサボる気でしょ、だめだめー」
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