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★キラキラ 第一章★

[アーちゃん■月曜です]


皆さん月曜日です、また一週間が始まります。
え、日曜?
あー、気になるんならちょっと振り返ろうか。

アキラはもちろん東峰の部屋で1日過し。
アキとアッキーは街へお出かけ。
アッくんは土曜の出来事を知った葛西にごねられて、同じく2人で街へお出かけ。
俺? 俺・・・行ったさ、ああ行ったとも、あの巨体の部屋に行きましたっ。
ま、PC2台持ってって、ずっとゲームやってたんだけどね。
その俺にずっとくっつく静がマジうざかった。
と、以上が皆の休日でした。

さて、今日の3、4限目は球技大会に向けての練習。
S、A理文、合同でね。
運動場は屋内屋外あるんだけど、とにかく広くて、しかも3つずつ併設されてやがる。
ほんと、金持ちってすごーい。

明石と野添とアキラは補欠だけど、一応練習に参加はしなきゃならない。
アキラはバスケだからね、俺と一緒に仲良く練習中よ。

「も、もう無理です。僕のことは見捨ててください」

「なに言ってんの、一応練習しとかなきゃなんねーんだからな」

「補欠ですから、出る可能性は低いです。もう練習など拒否します」

「はぁ、何言ってんのかねー、補欠はいつ出るかわかんねーから、余計練習しなきゃでしょー」

「いやです、いやいやいやいやいやいや、こんな学校破壊してやるーーーー。いやーーーーーー」

ずっとこんな調子で、S以外の奴らは見慣れてないから、遠巻きにされている。
Sの俺たちは中学から同じメンバーだからね、平気。
こいつ、昔っからこれだもん。

4限終了前、先に練習を終えたアッくんたちが、俺たちのいる屋内練習場にやってきた。
相変わらずグズグズとボールに振り回されているアキラに、アッくん笑いをこらえてる。

「ほ、ほんとに、だめなんだね・・・」

「いいのです、笑いたければ笑ってください。僕は運動神経と反射神経を担保に出しているのです。同情などいりません。いいのです笑ってください」

「あう、うう、さなのよ、なのよ」

「ええ、そうです、アキの言うとおり、僕は今錯乱しているのです。いいのですどうぞ心の底からお笑いください・・・ぶつぶつ」

「ア、アキラ、なんだか僕、涙が出てきたよ・・・」

あひゃひゃひゃ
Sのやつらも、2時間一緒に練習したやつらも慣れてきて、皆で大笑いだ。
この級長の錯乱はいつものことだし、だーれも同情しないよー



さて、今日のお昼はどこで食おうか。

「久しぶりに2人で食べましょうか」

なんて、アキラが言うし、弁当も持ってない。
まさか食堂ですか、アキラさん。

「生徒会室でとりましょう」

あーなるほど、久しぶりに東峰と昼食ね、了解。
アッキーたちはいつもの場所で弁当となり、俺とアキラは生徒会室で東峰ととることになった。

もう学園は通常運転だからね、昼にまで役員は詰めていない。

生徒会室に行ったら、既に食堂から運ばれた食事が用意されていた。

「アーちゃんの説明によると、非王道とは裏口入学がほとんどなので、最後は退学になるそうです。もじゃはどうなのでしょう?」

「んー、調べたが、正規の手順を踏んで入学している」

「じゃ、あー見えて、学力はあるわけかー」

「いや、特別枠で入ってきている」

「ええ、なにそれ、途中編入にもそれ適用ー?」

「たしかに特別枠の編入は聞いたことはねぇが、禁止されてるわけでもねぇ」

「はぁ、なんだか裏技って感じですね。一体何の芸を持っていたのでしょうか」

「・・・電車オタクなんだと」

「はっ? なんじゃそりゃっ!?」

「車両見て、車体の名称全部言い挙げて、駅名を答えたらしい」

「なにそれ、そんなので合格とかないっしょ」

「一応合格だそうだ・・・仕方ねぇ」

「理事長の甥っていうのが大きな理由って感じですね。ま、一度受け入れた者はそうそう退学にさせないのがうちの売りですから、入ったからには躾けなおしを希望するってところでしょうか」

「だろうな、理事長からも宇宙人の処遇については何も言ってこねぇし。厳しくしてやってくれと言ってるそうだ」

「なんじゃそれ、持て余したからここで面倒見てください、って言ってんのと一緒じゃん」

なんつーか、ここは更生施設じゃないんですけどー
しかし、一旦受け入れを認めた生徒は息子も同然というのがうちの方針。
もじゃは授業をほとんどサボっているが、その分を挽回するチャンスもこの学校にはある。

「ですが、特別補習も受けていないのでしょう。ならいずれ単位が足りなくなり留年決定ですね」

「だな、自業自得だ。ま、夏休みを諦めれば、なんとかなるかもしれねぇが・・・」

「そういえば、今日は何やってるんだろね、もじゃは」
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