★キラキラ 第一章★
[アーちゃん■頼りなさい]
野添がもじゃに落ちた理由は、明石とほぼ同じ。
遠巻きにされてるのを孤独と思い、気軽に近づいたもじゃにやられたわけだ。
ま、そのあたりの展開は明石と同じだから省くよー
「俺は・・・自分で、遠ざけてた・・・」
まー、こうなるわな。あははー、ばかめ。
で、昨日部活で何があったかを詳しく聞いたのよ。
「なんで俺から離れるんだっ、康文っ!」
と乱入したもじゃは、
「アキラを本当に殴ったのか」
「一緒に謝ってやる」
練習があるから、と言っても
「部活ばかりしてるから友達ができないんだっ」
と叫び、主将には、なんで康文にばかり厳しくするんだ、とか最低だ、と叫び、殴りかかったそうだ。
見かねた部員たちが風紀に引きずっていったらしい。
レギュラー落ちを宣告されていた野添は、次に練習の邪魔になるようなら即クビを勧告された。
「俺は自分が天才とか言われて、調子に乗ってた。本当に周りが見えなくなってた。あいつはいつだって、お前を無理矢理連れまわしてたのに、それに気付いてたはずなのに、勝手に嫉妬して・・・俺、最低だ。悪かった、渡辺・・・」
「まぁ、ボールを蹴る足で、別のものを蹴ったのですから、当然サッカーをする資格はないと思いますよ。よって僕は君にはサッカーを辞めていただこうかと・・・」
野添の顔が絶望に打ちひしがれているのがわかる。
あははー、だから言ってるでしょ俺たちは善人じゃないの。
「・・・ま、待って・・・」
あ、やばい・・・かな?
「野添くん・・・僕たちは君を助けてなんてあげれない。だって、自分で強くならなきゃ意味ないもの。助けるってだって、どうするの? 僕が彼と一緒に居ればいいの? そんなのおかしいよ・・・」
「渡辺・・・」
「アッくんの言うとおりですね。誰かが犠牲になるような救いを、あなたは求めますか?」
「・・・・・・いや、駄目だ。渡辺がまたあんな目にあうのは嫌だ」
おやおや、もじゃの毒気の消えた爽やかくんは、本当に爽やかくんだったみたい。
「俺、俺、あいつが来てもちゃんと言うよ。それで、なんとか主将にも許してもらう」
「部活の仲間にもちゃんと相談して、対策を練りなさい。主将には風紀委員長から口添えしてもらいましょう」
「あ・・・」
「アキラ、ありがとう」
「何言ってるんですか、アッくん。委員長へお願いするのは君ですよ」
「え、僕っ!?」
「当然です。何かあったら頼るように言われてるでしょう。こういうときに頼れば良いのです」
「え、いいのかな・・・?」
「そそ、頼って貰えると、男は嬉しいのよー」
「・・・うん、頼んでみる。駄目かもしれないけど、頼んでみるよ」
「あ、ありがとう・・・渡辺、ほんとにありがとうっ!」
さて、これで少しはまともになったな、屑。
野添がもじゃに落ちた理由は、明石とほぼ同じ。
遠巻きにされてるのを孤独と思い、気軽に近づいたもじゃにやられたわけだ。
ま、そのあたりの展開は明石と同じだから省くよー
「俺は・・・自分で、遠ざけてた・・・」
まー、こうなるわな。あははー、ばかめ。
で、昨日部活で何があったかを詳しく聞いたのよ。
「なんで俺から離れるんだっ、康文っ!」
と乱入したもじゃは、
「アキラを本当に殴ったのか」
「一緒に謝ってやる」
練習があるから、と言っても
「部活ばかりしてるから友達ができないんだっ」
と叫び、主将には、なんで康文にばかり厳しくするんだ、とか最低だ、と叫び、殴りかかったそうだ。
見かねた部員たちが風紀に引きずっていったらしい。
レギュラー落ちを宣告されていた野添は、次に練習の邪魔になるようなら即クビを勧告された。
「俺は自分が天才とか言われて、調子に乗ってた。本当に周りが見えなくなってた。あいつはいつだって、お前を無理矢理連れまわしてたのに、それに気付いてたはずなのに、勝手に嫉妬して・・・俺、最低だ。悪かった、渡辺・・・」
「まぁ、ボールを蹴る足で、別のものを蹴ったのですから、当然サッカーをする資格はないと思いますよ。よって僕は君にはサッカーを辞めていただこうかと・・・」
野添の顔が絶望に打ちひしがれているのがわかる。
あははー、だから言ってるでしょ俺たちは善人じゃないの。
「・・・ま、待って・・・」
あ、やばい・・・かな?
「野添くん・・・僕たちは君を助けてなんてあげれない。だって、自分で強くならなきゃ意味ないもの。助けるってだって、どうするの? 僕が彼と一緒に居ればいいの? そんなのおかしいよ・・・」
「渡辺・・・」
「アッくんの言うとおりですね。誰かが犠牲になるような救いを、あなたは求めますか?」
「・・・・・・いや、駄目だ。渡辺がまたあんな目にあうのは嫌だ」
おやおや、もじゃの毒気の消えた爽やかくんは、本当に爽やかくんだったみたい。
「俺、俺、あいつが来てもちゃんと言うよ。それで、なんとか主将にも許してもらう」
「部活の仲間にもちゃんと相談して、対策を練りなさい。主将には風紀委員長から口添えしてもらいましょう」
「あ・・・」
「アキラ、ありがとう」
「何言ってるんですか、アッくん。委員長へお願いするのは君ですよ」
「え、僕っ!?」
「当然です。何かあったら頼るように言われてるでしょう。こういうときに頼れば良いのです」
「え、いいのかな・・・?」
「そそ、頼って貰えると、男は嬉しいのよー」
「・・・うん、頼んでみる。駄目かもしれないけど、頼んでみるよ」
「あ、ありがとう・・・渡辺、ほんとにありがとうっ!」
さて、これで少しはまともになったな、屑。
