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★キラキラ 第一章★

[アーちゃん■強くなりました]


アッくんが意気揚々と校庭にやってくる。
今日はお外で弁当広げて、皆で昼食でっす。
かなり遅かったから、少し心配したけど、アッくんの顔見たらそれも吹っ飛んだ。

「言いたいことは言えましたか?」

「うん、すっきりしたあ」

「あはは、いい顔してるねー」

「いいのよ、アッくん、なのよ」

「でもね、思ったより彼ダメージ受けてた気がする。本当にただ気付かなかっただけみたい」

「かなり歪んではいますが、元々真直ぐで正義感のあるタイプなのかもしれないですね。まぁ、歪んでいては傍迷惑なだけですが」

「だよねー」

「なの、なの」

ほんと、強くなったね、アッくん。



「・・・というわけで、今日も何事もなく無事終了しました」

はにかんで報告するアッくんに、葛西はいたく満足そうだ。
放課後、わざわざ風紀室まで報告に来さすなんて、葛西・・・お前は何様だっつーの。
他の風紀のやつもにこやかにコーヒーなんか入れてくれるし、やけに歓待してくれる。

「渡辺のおかげで、書類も片付いたし、ほんと助かったよ」

なんて、副委員長まで嬉しげ。

「いえ、僕、アキと簡単な整理をしただけですから」

「いやいや、渡辺のおかげだよ」

にやりと葛西を見る副。
なるほど、アッくん会いたさに、葛西の処理能力が大幅にアップしてるんだな。

「そそ、アッくんのがんばりのおかげだよー」

俺も乗っかってやろう。

「僕でも役に立てるんだ・・・なんか嬉しいです」

にっこり、笑顔の大サービス。
葛西はもちろん、副をはじめ、他の風紀も頬染めてるぞっ。

なにこのこ、天然小悪魔受だったのっ!?
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