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★キラキラ 第一章★

[アッくん■もう全然怖くないよ]


4限目が終了しました。
うん、もちろん姫宮くんは現れたよ。
なんで、いっつもお昼休みに来るんだろ、授業に出れば僕いるのに・・・あ、なんだか僕すごく心に余裕がある。

「アキラっ! 謝ったら、昨日のことは許してやるっ」

彼の後ろには、副会長、双子、野添くん・・・
いつものメンバーだね。
だけど、4人とも僕を睨んではいるけど、特に何も言ってこない。

「アキラっ! 返事しろよっ」

「あ、ああ、ごめん」

本当にぼけっとしてた。

「謝ったから許してやるっ! 食堂行くぞっ!」

「何度も言ったけど、僕は君とは、」

「なんでそんな事言うんだっ! 親友だろっ! 親衛隊なら大丈夫だっ、俺が守ってやるからっ!」

はぁ、まだそんな事言ってるんだ。
アッキーが入り口で腕組してるのが見える。
うん、僕がね、お願いしたんだ。本当に危なくなるまで、1人にしてって。

「あのね、僕の話し少しでいいから聞いて」

「なんだっ!? 聞いてるだろっ!」

「聞いてないよ」

「なんでそんなこと言うんだよっ! 謝れよっ!」

駄目だこの人・・・仕方ない。
僕はシャツのボタンを外しはじめた。
彼に見せなきゃいけない。聞かないならせめて見せなきゃ。
お腹に貼られた大きなガーゼをはずす。

「っ・・・・・・!」

「「「「っ!!」」」」

「うん、びっくりした?」

クラスの人たちもびっくりした顔してこっち見てる。
いいよ、同情してくれなくても、今ではこれは僕の勲章でもあるんだから。

「親衛隊かっ!? 親衛隊にやられたんだなっ、だから俺が、」

「違うよっ!! その人たちだよっ!」

僕が指差した先を彼も一緒になって見てくれた。

「「な、何言ってんのよ、平凡っ!」」

「し、知らねーぞっ」

「し、知りま、せんよ・・・・・・」

「右京もソラもレミも康文も知らないって言ってるじゃないかっ! なんでそんな嘘吐くんだよっ!」

「そう、君は僕の言うこと信じないんだね、それで親友とか言わないで」

「なんでそんなこと言うんだっ! アキラは今まで友達がいなかっ、」

「友達ならいたよっ! 今だっているよっ! 僕が何をされていたか気付きもしない君なんかより、ずっと僕のこと考えてくれる友達がいるよっ! 先輩方、野添くんっ、あなたたちの望み通り僕は彼から離れるんだ、だから彼を僕に近づけさせないでっ!」

「右京、ソラ、レミ、康文、本当にアキラのこと殴ったのかっ!?」

「「し、しらないっ」」

双子は慌てて否定したけど、副会長と野添くんはだんまりを決め込んでいる。

「皆僕を君から離そうと殴ったけど、僕は君の側になんていたくなかったよ。それじゃ僕は友達と食事に行くから」

姫宮くんにしては珍しく、僕にそれ以上喰ってかかることもしてこなかった。
ただ、蒼褪めて縋るような瞳で、僕のことを見ていた。

「お待たせ、行こう」

「なのよ、なの」

「ああ」
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