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★キラキラ 第一章★

[アーちゃん■呪文]


どーも、俺です。
さて、本日の1限目は球技大会の出場種目を決める日です。
さてさて、今年は何に出ようかな、と。

「ああ、滅びてしまうが良いこのような学園など。この大日本豊秋津洲におわします八百万・・・・・・・・・・・・雨風の・・・・・・雷雨・・・・来りて・・・・・・・・全てを・・・・・・滅せよ・・・・・・・・・・・・」

なんだか不穏な響きの呪文が続いてます。
場所は、1-A理。
俺たちSは人数が少ないから、それを半分に分けて、A理とA文に振り分けられる。
で、俺とアキラはA理から出ることになるんだけど、

「ね、アキラ大丈夫? さっきから外に向かってなんかブツブツ言ってるよ・・・」

「あー、いいのいいの毎年の恒例だから」

「うん、うん、いいのよ」

「なら、いいけど・・・」

他のSのメンバーも見慣れてるから、クスクス笑って放ってる。
ま、こいつはいつものパターンに落ち着くだろうからいいのよー

さて、もじゃは何に出るのかな?
もちろん、もじゃも爽やかもさぼってる。
つか、もじゃは授業に出たことあんの?

気になっていたアッくんのクラスでの様子はまずまず。
昨日の件から、少しだけクラスの雰囲気が変わったらしい。

「アキは、サッカーなんだよね。僕はどうしようかなぁ」

アキは、こう見えて、なかなかにスポーツは得意なんだよなー
なんでアキラはこうも極端なのやら。

「俺は、バスケでよろー」

「僕は、ぜひ欠席でお願いします」

「なに言ってんのー、だめよ」

「いいえ、僕はその日100度の高熱に苦しむ予定なのです。無理です、死にます、化けて出ます、学園七不思議になってやります。いやぁぁぁぁぁぁ」

「ア、アキラ・・・」

「なのよ・・・」

ほら、アッくん呆気にとられてるでしょ。
我等がSクラス級長の乱心に慣れてるクラスメイトは、

「級長、バスケの補欠にしといたから」

とあっさり一言。
もう少し虐めてやりたかったが、残念。

「ああああああなたはまさに天よりの使いです、ありがとうございます。ありがとうございます」

「言っとくけど、補欠も出場する可能性あるんだからねー」

「いやーーーーーーーー」

もじゃと爽やかもさっさと補欠にされた。
アッくんは結局サッカーにしたらしい。
アッキーもサッカーの予定だから、こりゃぶつかるかもね。
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