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★キラキラ 第一章★

[アーちゃん■気になりました]


アキラさん、絶賛モテ期到来中~
あはは、ほんと会計わかりやすいな。
基本、アキラは他人に無関心だから、今のままだと会計に興味を持つ確率は0でーす。
会計、乙www

ちなみに、アキラの用件が済んだ俺たちは、2人で校内移動中でっす。
アッくんとアキは風紀に拉致られ中だしー、アッキーもお散歩に行っちゃった。
最近閉じこもってたからね。
まぁ、以前の俺たちの状態に近づいてるってとこだね。
早く、完全な平和が来ることを願う。

「あー、もういいんじゃね?」

「ですね、僕もそう考えていたとこです」

会計と書記は戻り、生徒会はほぼ機能してるんだしね。
あとは、夏休み前の生徒総会で残りをリコールしたら終わりでしょ。
庶務たちの親衛隊なんてほぼ壊滅してるしねー

「ですが、やはり副会長の親衛隊はなかなか厳しいみたいです・・・」

そなのよねー
あの王子さまのファンは結構しぶといみたいなんだよな。
数はかなり減ってはいるが、やはり今までの実績があるのかね。

「あの方は、雅人が一番気を許していた方ですので、少し残念ではありますが・・・」

俺たちは副会長の親衛隊の説得をしようかと考えてたとこ。
え、もちろんリコール署名のためよー
経緯はどうあれ、会計も書記も狼も、自らあの枠をはみ出したんだ。
それは、つまり、あのもじゃの矛盾をなにかしら感じていた可能性が高いから。

最初はね、もじゃから怪電波でも出てて、一旦ひっかかると離れられなくなるのかなぁ、なんて思ってたわけよ。
それが、自ら抜け出た奴がいる=ほかの奴も気付こうと思えば、気付けるわけでしょ。
だからー、俺たちはあっさり方針転換。
未だ信者の行進に加わる奴らを、救う必要性はないだろ。
俺たちゃそこまで善人じゃない。

で、副会長の親衛隊の拠点へと向かっている最中なのよ。

「おや、あの方は1-Cの村上浩太くんですね」

「ん? なに、それがどしたん?」

少し小柄な生徒が両手に大きな袋を持って、窓の外を早足で移動して行く。
それが、どうしたの、アキラさん?

「あちらの方角にはあまり利用されていない庭園がありましたね」

「だね、だからそれが何よ」

「いえ、少し気になりました。副会長の親衛隊の方が、肥料を持って庭園に行く・・・気になりませんか?」

「園芸部なんじゃないの?」

「違いますよ、彼は帰宅部のはずです」

さすが、アキラさん、そんなことまでご存知なのね。
つか、あの袋は肥料だったのね。

「ふふ、少し予定変更です。僕たちも行ってみましょう」
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