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★キラキラ 第一章★

[アキラ■だが断る]


はぁ、一体全体どうしてこのようなことに相成ったのでしょう。
僕は今、生徒会室に来ています。
呼び出されました。
そうです、呼び出されたのです。
僕の愛しい恋人、会長の雅人にではなく、なぜか会計の藤村先輩によって・・・

「申し訳ございませんが、そのお話しはお断りさせていただきます」

「えー、なんでー? だって、Sってー、要請出したら補佐入ることになってるじゃーん」

まるで、子供のように駄々を捏ねる会計。
今この部屋にいるのは、会計、書記、御船先輩、そして、会長の雅人です。
嫌なムードです。
僕はアッキーのように気とかそういうのはわかりません。
ですが、そんな僕でも良ーくわかります、感じます、雅人の鬼気が・・・

「確かにそのように定められております」

「えー、だったら良いじゃーん、俺だけの補佐でもいいしー」

「補佐に関しては、この間の級長会議にて決定しております。生徒会より要請があった場合、速やかに2-Sの級長並びに副級長がその任に当たると。ですから僕が補佐になる必要性はありません」

「えー、やだやだ、俺晃がいいー」

「藤村っ」

なななななぜ、いきなり名前呼びなのですか、この方・・・
さすがに雅人が会計を叱り付けるように呼びました。
あぁ、きっと、睨まれでもしているのでしょう、背中がとても痛いです。

「えー、だって会長ー、晃めっちゃ優秀じゃん。頭良いこのほうがいいっしょ」

「お言葉ですが、Sの者は皆優秀ですよ」

「そういうことだ。藤村、どうしても補佐が欲しいなら、正式に要請を出せ」

「ええええ、でもー、補佐してくれたらー、球技大会免除だよー」

「えっ・・・・・・」

会計がしてやったりとニヤリと微笑まれました。
こここここの方、僕のことを調べたのですね。

確かに僕は運動全般が苦手です。
球技大会と体育祭はこの世から消え去ってしまうがいい、と常に思っておりますが、しかし・・・ああ・・・この誘惑・・・背中に突き刺さる視線が痛いです。

どうしましょうか・・・御船先輩、とこっそり見ると、だめだめとばかりに首を振られました。
書記を見ると、気の毒そうに僕を見ます。

「あ、免除・・・は・・・その・・・」

「そうだよー、免除だよー、今年もサッカー、バスケ、バレーって楽しそうだねー」

ひいいいいいいい

「藤村っ、嫌がるものに脅しまがいのことをして、無理矢理引補佐にさせるなど、俺が許さんぞ」

「あはは、やっぱ無理かー、まぁいいや、晃大会がんばってねー、俺めっちゃ楽しくするから」

ひいいいいいいいいいいいいい嫌です、楽しくなんて絶対ありませんっいやぁぁぁっぁぁぁ

「藤村っ!」

「会計さまっ!」

「藤村、脅迫は・・・良くない」

「・・・た、体・・・育祭も免、除・・・できま、すか・・・?」

「おいっ!」

「そうきたかー・・・どうしよっかなぁ」

「駄目だっ、体育祭まで補佐でいるかわからんのに免除の確約はできん」

「ですよねー、ちぇー会長空気呼んでよねー」

「・・・はぁ、では、やはりお断りさせていただきます」

「ちぇー、まぁいいや、そんかわりー」

「まだ、なにかあるのですかっ!?」

「たまーにで良いからー、ほんとにたまにでいいからー」

「ふぅぅぅじぃぃぃむぅぅぅらぁぁぁ、いい加減に、」

「それは、たまに手伝え、といことでしょうか?」

「そそ、御船っちだけだとー大変でしょ」

「それでしたら、会計さまも親衛隊の方にお願いしたら、どうでしょう?」

「え・・・?」

「会計さまがおっしゃれば、隊員の方も大変喜ばれますし、お互いの信頼関係も築けますよ。とてもいい機会だと思います」

「えええええ・・・」

「会計さまはこれから先社会に出て、沢山の人を使う立場にたたれます。そのための、良い勉強だと思いますよ。親衛隊の方は皆、会計さまを慕うかたばかりです。ですが、これから先、会計さまの都合の良い方ばかりが周囲に集まるわけではありません。まずは、ここでご自分を鍛えてみてはどうでしょう? それはきっと会計さまの今後にとても役立つ経験になると思われます」

「そうだな、藤村、補佐はなしだ。まずは自分の配下を統率し動かす力を得てみろ。仕事は1人ではできないことが良くわかるぞ」

「会長・・・そっかー、だよね、うん、俺がんばるよー」

ほっ、これで無事解決ですね。

「晃がそこまで俺のこと考えてくれてるなんて、マジさいこー」

「え・・・いえ、そうい、」

「ありがとー晃、俺晃のためにがんばるからねー」

なななぜ抱きつくのですか、やめてください!
ああああああああ背中が燃えるように熱いです。
僕は何かを間違えてしまったのでしょうか?
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