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★キラキラ 第一章★

[アッくん■話そうね]


「う、あ、なの、きゃ」

朝からアキは元気です。
日曜の朝、テレビから流れるアニメを見てるアキ・・・と明石くん。
僕は、アッキーと朝食作り。

今日のメニューはわかめと豆腐のお味噌汁に、卵焼き、塩鮭、足りないからと、朝から生姜焼きも作る。
アッキーは洋食のほうが得意なんだって、なんか見た目とイメージが合わない。
だって、アッキー日本男子って感じなんだもん。

アーちゃんは朝からPCに向かって、ぶつぶつ言ってる。
アキラは相変わらずのアイマスク。
起きたばっかりなのに、また寝てるみたいに見えます。

「アキー、もうちょっと離れて見なよー」

アーちゃんがそう言ったら、驚いたことに明石くんが、アキの腰を持って、ズルズルと後ろに引きずった。

「う、あい、なの」

なんか本当に明石くんなの?
実は偽者なんじゃないの?

「明石くんがアニメ見るなんて思わなかった・・・」

「なっ・・・」

あ、しまった思わず口にしちゃったらしい。
怒られる・・・

「・・・あ・・・甥っ子が・・・休みで、家帰ったら、付き合わされる・・・」

「そうなんだ・・・」

良かった、一瞬睨まれたけど、怒られなかった。

「へー、甥っていくつー?」

「・・・7歳」

「あははー、アキ、7歳の子と同じにされてるよーん」

「う、いやなのよ、おおさん、だめなの、アキ、なのよ」

「・・・・・・」

「だよねー、狼さーん、アキ15歳だから7歳と同じにしないでよー、だって、うけるー」

「あ、ああ・・・悪い・・・っつか、狼さんって、俺のことかっ!?」

「うん、なのよ、おおさん、なのよ」

「うんうん、狼さんに決定~」

アキはあだ名つけるの上手いなぁ。
会長=ぱぱさん、明石くん=おおさん、葛西先輩=でーさん(これは理由がわかんない)、藤村先輩のことは、ちゃらさんって言ってた。

「あははははは」

ちゃらさんっておかしいよね。藤村先輩もびっくりした後、大笑いしてたもん。
思い出して笑ったら、明石くんが、すごく変な顔して僕を見てた。
僕、何かしちゃったかな?

「・・・お前・・・笑う、んだな・・・」

「えっ?」

何を言われたんだろ?

「なになにー? ちゃんと言わないと、アッくんわかんなくて困ってるよー」

「あ、わりぃ、いや、あいつ、といるとき、お前が笑ってるの・・・見たこと、なかったなって・・・」

あいつって、きっと姫宮くんのことだ。
前の明石くんならそんなこと、きっと気付いてくれなかったと思う。
ううん、それより、こんなに話してくれなかった。

「だって、僕は一緒にいたくなかったもの。楽しくもないのに、笑えないよ」

明石くんは、きっと初めて僕を知ろうとしてくれてるんだ。
だったら、僕も彼に答えなくちゃ。

「ああ、わりぃ・・・いつも、そう、言ってた・・・な」

「ううん、わかってくれたなら、いいんだ。僕もね、明石くんがそんなに話してくれる人だと思わなかったし・・・」

「あ、いや、これは・・・今まで・・・マジ、しゃべってなかったし・・・けど、話さねぇーと、わかんねーだろっ」

「うん、そうだね」

「なのよ、なの、おおさん、するのよ」

「ところで・・・このチビは、なんて言ってるんだ?」
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