★キラキラ 第一章★
[アッくん■僕はあなたを許しません]
顔を上げてくださいと何度もお願いして、やっと会計さまはその場での正座に変えてくれた。
おでこも鼻も真赤になって、とにかく痛そう。
「あのあの、謝罪してくれただけで、いいです。あの、その」
「だめよーナベちゃん、もっと強く俺を責めなきゃー」
ナベちゃんて僕?
「そうだぞ、渡辺、こいつらのやったことは、重大だ。犯罪行為でもあるんだぞ」
「うん、わかってる、ナベちゃんが好きに処分決めて。俺、おかしくなってたんだよねー、なんかーだーれも俺なんか見てないって思っちゃってたー。ほら、俺ってチャラ男じゃーん、だからみんな俺のチャラくてー、男前の顔にしか興味ないのかなーって、だからエッチしたいのかなーって」
「そ、そんなことないですよ。会計さまはお仕事もすごくできますし」
「うん、それねー、やっとわかったのよー。あはは、おそっ俺・・・もう間に合わないよねー」
「そんなことないです。そんな簡単に終わられたら・・・僕、困ります・・・」
「ナベちゃん・・・」
「僕は、僕は・・・中学のときこの学校大好きでした。いっつも楽しくて、勉強は苦手だけど・・・毎日が楽しくて・・・・・・でも・・・・・・」
「渡辺・・・」
「高校にいっても、それが続くと・・・思ってました。普通に楽しく過せると、思ってました・・・」
「うん、ごめんね、ナベちゃん。俺マジさいあく・・・」
「だ、だから、ちゃんと責任とってくださいっ! ぼ、僕をこのまま、卒業させないでくださいっ! こんな良い思い出のない、学校、なんて、嫌いですっ」
あぁ、僕は嘘を吐いてしまった。
ここ数日とても楽しくて、嬉しくて、かけがえのない友人まで手に入れたのに。
あのときの自分に感謝さえした・・・そんな恥ずかしい僕なのに。
思わずアキを見てしまった。
アキがやっぱり僕に頷く。
不思議だね、僕は僕の本心を話してないのに、なんだかアキは僕の醜さをわかってる気がした。
でも、いいのよって言われた気がした。
醜くても良いって、嘘吐いて良いんだって、こんな風に思うのも僕の都合の良い考えだけど、なんだかアキは許してくれそうな気がしたんだ。
「ナベちゃん・・・俺良いの? このまま仕事していいの・・・?」
「僕には良く分かりません、だけど、きっと、会計さまが会計をやめてしまったら、駄目な気がするんです。先輩がやめたら学校が駄目になるとかそんなんじゃありません、会計をやめてしまったら、藤村先輩は楽になってしまう気がするんです。そんなの僕許せません・・・」
「ナベちゃん・・・うん・・・許さないでね、俺のこと許さないで・・・」
「渡辺・・・それで、いいのか、本当にいいのか?」
「ごめんなさい葛西先輩、僕は自分勝手な人間なんです」
「いや・・・しかし、風紀の人間として暴行の事実を見過ごすことはできない、よって、罰はきちんと受けてもらう・・・退学以外のな」
「葛西~♪」
「葛西先輩っ、ありがとうございます」
ああ、アキが僕に笑いかけてくれてる。
顔を上げてくださいと何度もお願いして、やっと会計さまはその場での正座に変えてくれた。
おでこも鼻も真赤になって、とにかく痛そう。
「あのあの、謝罪してくれただけで、いいです。あの、その」
「だめよーナベちゃん、もっと強く俺を責めなきゃー」
ナベちゃんて僕?
「そうだぞ、渡辺、こいつらのやったことは、重大だ。犯罪行為でもあるんだぞ」
「うん、わかってる、ナベちゃんが好きに処分決めて。俺、おかしくなってたんだよねー、なんかーだーれも俺なんか見てないって思っちゃってたー。ほら、俺ってチャラ男じゃーん、だからみんな俺のチャラくてー、男前の顔にしか興味ないのかなーって、だからエッチしたいのかなーって」
「そ、そんなことないですよ。会計さまはお仕事もすごくできますし」
「うん、それねー、やっとわかったのよー。あはは、おそっ俺・・・もう間に合わないよねー」
「そんなことないです。そんな簡単に終わられたら・・・僕、困ります・・・」
「ナベちゃん・・・」
「僕は、僕は・・・中学のときこの学校大好きでした。いっつも楽しくて、勉強は苦手だけど・・・毎日が楽しくて・・・・・・でも・・・・・・」
「渡辺・・・」
「高校にいっても、それが続くと・・・思ってました。普通に楽しく過せると、思ってました・・・」
「うん、ごめんね、ナベちゃん。俺マジさいあく・・・」
「だ、だから、ちゃんと責任とってくださいっ! ぼ、僕をこのまま、卒業させないでくださいっ! こんな良い思い出のない、学校、なんて、嫌いですっ」
あぁ、僕は嘘を吐いてしまった。
ここ数日とても楽しくて、嬉しくて、かけがえのない友人まで手に入れたのに。
あのときの自分に感謝さえした・・・そんな恥ずかしい僕なのに。
思わずアキを見てしまった。
アキがやっぱり僕に頷く。
不思議だね、僕は僕の本心を話してないのに、なんだかアキは僕の醜さをわかってる気がした。
でも、いいのよって言われた気がした。
醜くても良いって、嘘吐いて良いんだって、こんな風に思うのも僕の都合の良い考えだけど、なんだかアキは許してくれそうな気がしたんだ。
「ナベちゃん・・・俺良いの? このまま仕事していいの・・・?」
「僕には良く分かりません、だけど、きっと、会計さまが会計をやめてしまったら、駄目な気がするんです。先輩がやめたら学校が駄目になるとかそんなんじゃありません、会計をやめてしまったら、藤村先輩は楽になってしまう気がするんです。そんなの僕許せません・・・」
「ナベちゃん・・・うん・・・許さないでね、俺のこと許さないで・・・」
「渡辺・・・それで、いいのか、本当にいいのか?」
「ごめんなさい葛西先輩、僕は自分勝手な人間なんです」
「いや・・・しかし、風紀の人間として暴行の事実を見過ごすことはできない、よって、罰はきちんと受けてもらう・・・退学以外のな」
「葛西~♪」
「葛西先輩っ、ありがとうございます」
ああ、アキが僕に笑いかけてくれてる。
