★キラキラ 第二仕舞章★
[アッくん■会いたかった人]
夏に比べて、冬休みはあっという間に終わってしまう。
新学期の3日前に寮に戻ってきた僕は、荷物の整理もそこそこに、裕輔さんと共に例のリムジンに乗っていた。
「アキラたちに会える・・・んです・・・よね?」
「ああ、向こうからの正式な誘いだからな」
ホッと胸をなでおろした。
やっと彼らに会える喜びで、僕は不安な気持ちなんて一気に吹っ飛んだんだ。
僕って本当に現金にできてるね。
やっぱり緊張するけれど、今日はこの間より廊下が明るい気がする。
僕は裕輔さんと例の奈落に向かっていた。
特に着替えもせずに、裕輔さんも制服のままだから、この間と違って雰囲気がかなり異なっている。
奈落について扉を開けられたときは、足が竦んでしまった。
僕が目にしたその場所は、かの一族の生命が絶たれた場でもあるから。
「・・・彬」
優しく僕を呼んでくれる裕輔さん。
2人並んでどちらからともなく手を繋ぎあって、僕はその場を踏みしめた。
じっくりと、忘れないように、彼らの記憶を単なる過去にしないように、そう心に決めて、僕は一歩一歩前へと進んだ。
「アーちゃん・・・」
上段に上がり、高座を見るとそこには会いたくて堪らなかった人物が立っていた。
「アッくん、いらっしゃーい」
例の軽口。
だけど、若草色の着物をきた君は、今は守人なんだろうか・・・?
「東と西はそこで待っててねー」
よく見ると、例の右の場所に制服姿の会長が座ってた。
「えっと、僕だけ・・・なの?」
「そだよー、招待したのアッくんだけだもん。だから葛西と東峰はここでお留守番なのよ」
「大丈夫だ彬。ここで待っているから、気にせず行ってこい」
裕輔さんがそう言ってくれたけど、えっと、いったいどこに行くんだろう?
「うわ、その顔うけるーwww」
不安な表情をしてた僕をアーちゃんが笑った。
「もう、失礼だよ」
文句を言ってもまだあひゃひゃと笑うアーちゃん。
本当に相変わらずだよね、君は。
夏に比べて、冬休みはあっという間に終わってしまう。
新学期の3日前に寮に戻ってきた僕は、荷物の整理もそこそこに、裕輔さんと共に例のリムジンに乗っていた。
「アキラたちに会える・・・んです・・・よね?」
「ああ、向こうからの正式な誘いだからな」
ホッと胸をなでおろした。
やっと彼らに会える喜びで、僕は不安な気持ちなんて一気に吹っ飛んだんだ。
僕って本当に現金にできてるね。
やっぱり緊張するけれど、今日はこの間より廊下が明るい気がする。
僕は裕輔さんと例の奈落に向かっていた。
特に着替えもせずに、裕輔さんも制服のままだから、この間と違って雰囲気がかなり異なっている。
奈落について扉を開けられたときは、足が竦んでしまった。
僕が目にしたその場所は、かの一族の生命が絶たれた場でもあるから。
「・・・彬」
優しく僕を呼んでくれる裕輔さん。
2人並んでどちらからともなく手を繋ぎあって、僕はその場を踏みしめた。
じっくりと、忘れないように、彼らの記憶を単なる過去にしないように、そう心に決めて、僕は一歩一歩前へと進んだ。
「アーちゃん・・・」
上段に上がり、高座を見るとそこには会いたくて堪らなかった人物が立っていた。
「アッくん、いらっしゃーい」
例の軽口。
だけど、若草色の着物をきた君は、今は守人なんだろうか・・・?
「東と西はそこで待っててねー」
よく見ると、例の右の場所に制服姿の会長が座ってた。
「えっと、僕だけ・・・なの?」
「そだよー、招待したのアッくんだけだもん。だから葛西と東峰はここでお留守番なのよ」
「大丈夫だ彬。ここで待っているから、気にせず行ってこい」
裕輔さんがそう言ってくれたけど、えっと、いったいどこに行くんだろう?
「うわ、その顔うけるーwww」
不安な表情をしてた僕をアーちゃんが笑った。
「もう、失礼だよ」
文句を言ってもまだあひゃひゃと笑うアーちゃん。
本当に相変わらずだよね、君は。
