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★キラキラ 第二仕舞章★

[アッくん■例外]


「例外ってことは、4つめを聞いてくれることもあるんですよね」

「そうだ、4つめを聞くこともある」

「それは、どんな」

実は、何が聞きたいかなんて、よくわかっていないんだ。
だけど、絶対に聞かないといけないことがある気がして、僕は必死で雪客に問うた。
雪客はすごくいじわるな顔をして笑ってる――違う、これはアキラの顔だ。
アキラがなにか、いじわるなことを思いついたんだ。

「ならば教えよう、私の願いを1つ聞けば、1つ質問に答えよう」

すごく、すごく嫌な予感がする・・・

「願い・・・って・・・」

「それは4つめの質問をする、ということだな」

本当にすごく嫌な予感がするんだけど・・・

「うん、4つめの質問したい。だから願いを言って、ください」

「相分かった、後悔せぬよう」

雪客が目を閉じ、暫し沈黙が走った。
僕はすごく緊張して、まるで裁判の結果を待つような気持ちで、雪客の言葉を待った。

「守人、例の物を」

「御意」

守人が、一旦高座の横手に去り、風呂敷を手に戻ってきた。
いったいなにをさせられるんだろう、すごく怖い。
ギュッと裕輔さんの手を握る、彼はちゃんと握り返してくれた。

「渡辺彬」

「ひゃいっ!」

あ、噛んだ。

「この中の物を見につけろ、但し、これは1人では意味がない。この中の物を身につけるに値するモノに協力してもらえ。よいな」

「えっと、はい」

どれほど恐ろしいことをさせられるのかと思ったら、服を着るだけ?
しかも僕だけじゃないなんて、誰かに協力してもらわないとならないなんて。

その誰かに頼むこと――それが・・・・・・試練なんだろうか?



許せない、許せない、あの2人、真面目な顔でこんなこと考えてたなんてっ!
絶対許せないよっ!!!

「いやだっ、絶対嫌だーーー」

「ならば質問しないのですね、ええそれでも構いません、どうぞお帰りになって後悔なさい」

「やなのよ、いやなのよーーー」

「減るもんじゃねぇんだから、構わねぇだろ」

「東峰、彬にそんな事をすすめるな、俺が許さん」

「早く着替えたらー、んで写メらせてねー」

あーだこーだと揉めに揉めてる。

「うう、着るよっ、着たらいいんだねっ!」

「彬、早まるな」

「そうです、着ればいいのです」

「お、楽しみー」

「僕は着るから、アキも着て、この猫耳っ!」

「やなのよー、アキ、いやなのよー」

アーちゃんが持ってきたメイド服を、アキと2人で着て写真をとったら、例外を認めるって言われた。
あまりの事に呆然としてたら、高座の2人が降りてきて、僕とアキを責め立て始めた。
会長も裕輔さんも参加するから、てんやわんやの中・・・

「あれ、アキ、言葉・・・」

「う、あう、ぱぱさん、いやなのよー、あう?」

アキは会長に無理矢理猫耳を付けられて、以前のように下手な言葉で反撃していた。

「どうして、アキ、さっきまでは・・・」

「必要ないときに、言葉を操ったりしませんよ」

「どういうこと・・・?」

「おや、また質問を増やしますか」

「ええええ、そんなこれも入るの? 卑怯だよ」

「なんとでも、おっしゃってください」

ツーンってそっぽ向かれちゃった。
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