★キラキラ 第二仕舞章★
[アッくん■貪塊]
「では、続きを」
「いや、・・・やめろ、僕は雪客のはずだっ!」
「瀬緒咲夜に命ず、己が記憶にある雪客たる根拠、全て話すがよいっ!」
「あっ・・・・・・っ・・・・・・ぼ・・・僕は・・・・・・僕は、小さい頃から、記憶力が良かった。最初に感じたのは6歳の頃、僕は母の胎内の記憶があった。それから、従弟、瑠希愛が僕にすごく懐いてた。どこに行くのもついて来て、俺のお兄ちゃんだって、常に寄り添ってきた。だから、だから・・・」
僕と同じく精神(こころ)の訴えに逆らえぬまま話し出す瀬緒。
彼の口から語られた内容に僕は少しだけ驚いた、いきなり姫宮くんの名前が出てきたから。
こんな場には関係ないと勝手に思っていたから。
ああ、そうか雪客は知ってるんだ、姫宮くんも関係者だと、最初からわかっていたんだ。
だけど、いったい彼はどういった役割なんだろ?
最初は自分勝手な友達理論を振り翳す傍迷惑な転校生だった。
だけど夏休みのあとにはそれを我慢し、人と付き合う術を覚えた。
そして秋にはまた僕に不可解な執着を見せ、そして、それでも僕から遠ざかる努力をし、それから・・・・・・それから、いったい彼はどこで何しているの?
「その従弟が貴様に懐いたことが、なぜ雪客の根拠となるのだ?」
「う、それ・・・は、それは・・・」
音無の力を受けたはずの瀬緒は、それでもそれに抗うほどに、言いたくない秘密を持っているんだ。
「答えぬか・・・・・・その従弟、貪塊(たんかい)であろう」
タンカイ?
いきなり周囲がどよめきたった。
会長までが目に見えて動揺し、なぜか苦渋に満ちた瞳で雪客を見てる。
裕輔さんも、同じだ。
まさかそんな
鷲はもういないはず
そのようなモノが生まれるはずがない
なぜ瀬緒は隠した
滅すると決まっているのに
汚らわしい
あたりからはしきりに、鷲、滅する、汚れてる、そんな言葉が飛び交っている。
なんなの? いったい姫宮くんはなんなの?
「では、続きを」
「いや、・・・やめろ、僕は雪客のはずだっ!」
「瀬緒咲夜に命ず、己が記憶にある雪客たる根拠、全て話すがよいっ!」
「あっ・・・・・・っ・・・・・・ぼ・・・僕は・・・・・・僕は、小さい頃から、記憶力が良かった。最初に感じたのは6歳の頃、僕は母の胎内の記憶があった。それから、従弟、瑠希愛が僕にすごく懐いてた。どこに行くのもついて来て、俺のお兄ちゃんだって、常に寄り添ってきた。だから、だから・・・」
僕と同じく精神(こころ)の訴えに逆らえぬまま話し出す瀬緒。
彼の口から語られた内容に僕は少しだけ驚いた、いきなり姫宮くんの名前が出てきたから。
こんな場には関係ないと勝手に思っていたから。
ああ、そうか雪客は知ってるんだ、姫宮くんも関係者だと、最初からわかっていたんだ。
だけど、いったい彼はどういった役割なんだろ?
最初は自分勝手な友達理論を振り翳す傍迷惑な転校生だった。
だけど夏休みのあとにはそれを我慢し、人と付き合う術を覚えた。
そして秋にはまた僕に不可解な執着を見せ、そして、それでも僕から遠ざかる努力をし、それから・・・・・・それから、いったい彼はどこで何しているの?
「その従弟が貴様に懐いたことが、なぜ雪客の根拠となるのだ?」
「う、それ・・・は、それは・・・」
音無の力を受けたはずの瀬緒は、それでもそれに抗うほどに、言いたくない秘密を持っているんだ。
「答えぬか・・・・・・その従弟、貪塊(たんかい)であろう」
タンカイ?
いきなり周囲がどよめきたった。
会長までが目に見えて動揺し、なぜか苦渋に満ちた瞳で雪客を見てる。
裕輔さんも、同じだ。
まさかそんな
鷲はもういないはず
そのようなモノが生まれるはずがない
なぜ瀬緒は隠した
滅すると決まっているのに
汚らわしい
あたりからはしきりに、鷲、滅する、汚れてる、そんな言葉が飛び交っている。
なんなの? いったい姫宮くんはなんなの?
