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★キラキラ 第二仕舞章★

[アッくん■さぁ、答えろ]


「瀬緒咲夜、瀬緒十夜、姫宮藍貴、渡辺彬、直答を許す。疾く答えよ」

アキの聞きなれない澄んだ声が部屋中に響き渡った
すると、まるでこの空間が大きく震えたような気がした。
ううん、実際空気が振動している・・・ような気がする。

「さぁ、早く答えろ、私は気が短いのだっ」

これは僕たち、瀬緒や理事長、そして瀬緒の父親を含めた4人に聞いてるんだよね。
じゃぁ、僕も答えなくちゃいけない。

「ア――」

「継埜だっ、お前は継埜のモノだ」

僕が答える前に瀬緒のみ立ち上がり、アキラに対して自信満々に答えた。

「そうだ、継埜だ。君は継埜のモノのはずだ」

そして、理事長も瀬緒に次いで同様の答えを口にした。
ただ、瀬緒の父親だけは俯いたまま動かない。

「なぜ継埜ごときが、次代の僕を見下ろす、この茶番はいったいなんだっ!?」

「瀬緒咲夜、なぜ私が継埜だと思う?」

「お前は渡辺彬の側にいたじゃないか、それが証拠だ」

「姫宮藍貴、貴様は?」

「咲夜くんから・・・聞いて、そ、それに君は、渡辺くんを救おうと東峰くんと一緒に私の所に来たじゃないか」

「他2名もそれでよいか?」

「ち、違うよ、君は佐藤晃だよ。僕の知ってる、僕の大切な友達だよっ!」

少しでもいつもの彼に会いたくて、僕は叫んだ。
だけどアキラには一欠けらの変化も見えず、冷たい瞳で僕を見ただけ。

「瀬緒十夜・・・・・・答えぬか、ならばよい。では貴様らに答えてやろう。私は継埜などという名ではない」

「う、嘘を吐くなっ・・・」

「渡辺彬の側にいたのが継埜の証明だと言いたいのか、ならば渡辺彬なる人物が何者であるのか、私に知らしめろ」

僕・・・僕が、何者かって・・・?
そんなの僕が一番よく知ってるよ、勉強が苦手な普通の高校生だよ。

「ふん、渡辺彬は鷺視の雪客で、次代だ・・・」

勝ち誇ったように瀬緒が言い放つと、周囲はどよめいた。

「そこの奴もそいつもお前も、彼を守るように付き従っていたじゃないか。しかもお前は彼に近づくなと僕に忠告までしてきた、それが雪客以外のなんだというんだ?」

アッキー、アキ、そして最後にアキラを指差して、声高々に訴える瀬緒。
せっかく・・・せっかくってなんなの?

「それだけか?」

「なにっ!?」

「他にもあるだろう、彼を雪客と貴様に思わせた要因が」

「そ、それ・・・は・・・」

「まぁいい。では私が答えよう。まず渡辺彬、この者雪客に非ず」

「嘘だっ、そうやってまだ隠しているのかっ」
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