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★キラキラ 第二仕舞章★

[アキ■創痍]


狼さんが開けた先には・・・

「アアああ、うううああああアア」

いやいやいやいや、アッくん、アッくんっ!!

「ナベッ!!」

「あう、あう、いやなのよ、なのよ、なのよ、おおさん、いやなのよ」

狼さん、どうしよう、どうやったらアッくんの血は止まるの。

僕が見たのは身体中ボロボロになってぐったりしてるアッくんと、その胸倉を掴んでいる瀬緒っ!
アッくんの顔はぐちゃぐちゃで誰かわからなくなってるよっ!

「アッくん、なのよ、なっ――!」

「チビッ!!」

「ア、キーーーーーーーッ!!」

痛いよっ、痛い。
アッくんに駆け寄ろうとしら、瀬緒におもいっきり蹴られちゃったの。
僕の身体はいっぱい飛んで、畳にころがっちゃったよ。
顔がぬるってする、鼻が痛いから、たぶん血が出てるんだね。

「な・・・なの、い、やな・・・の」

あれ、ちゃんと話せなくなっちゃったよ。

「ぐあっ!!」

僕の横に狼さんが飛んできたの。
飛ばしたのはきっと瀬緒の横にいる、紺色の袴をはいた人だよね。
同じ格好した人が4人もいるの。

「あうう、うああああ」

僕は立ち上がって、アッくんの側にいくの。

これ以上アッくんに痛いのはしないでよっ!

狼さんが袴の人にお腹を蹴られてるのが見えたの。
だけど、僕はアッくんにしがみついたよ。

「ア、キ・・・だめ、逃げ、て」

「う、あう、のよ」

「そっちのチビちゃんもなかなかの腕前だけど、先に大きいのから黙らせよう」

しがみついた僕を引き剥がしたりしないで、瀬緒は何か言ってるの。
どうでもいいよ、アッくんをこれ以上痛くしないでね。

「ぐっ、ぎっ――――っ!」

――狼さんっ!!!

「うぁぁ、おおさん、あああぁぁっ!」
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