★キラキラ 第二章★
[アッくん■端折りすぎだよっ!]
すごく驚いた、あまりにも現実離れした現状に、もうこれ以上はないって程驚いた。
「で、チビとバイクを見に行く途中でシーツ巻かれたお前が瀬緒、だっけ? 奴に姫様抱っこされて運ばれてるのを見ちまったんだよ」
「なのよ、なの」
「で、チビが、なのよーーーって奴に突っかかって、今にいたるわけだ」
「端折りすぎだよ!」
「しっかしチビ、見かけに寄らず強かったんだぜ」
「なの、アキ、ごいのよ」
アキも明石くんも顔には殴られたあとがあり、制服もすごく汚れている。
きっと、体にも殴られた痕があるに違いない。
「瀬緒とかいう奴以外にもやけに喧嘩慣れ、いや、ありゃ武道かなんかやってるな。ま、そういうのが10人ほどいたけどな、それ投げ飛ばしてたんだぜ。おい、あれ合気道か?」
「なの、アキ、いいのよ」
「だって、アキは合気道の段持ちだもん」
夏に行ったアッキーの実家で教えてもらった衝撃の事実。
体は小さいのに、アキってすこぶる男らしいよね。
あ、体の大きさは関係ないか・・・
「まじかっ、すげーなチビ」
「なのよ、ごいのよ」
だけど相手は10人、体も大きく場馴れしていて、結局明石くんもアキもやられちゃって、一緒に車に乗せられたんだって。
僕は薬かなんか使われたらしくて、移動中もずっと寝ていて今に至るらしい。
「ね、ここどこなの?」
「あー、わかんね、窓塞いでたから景色も見てねーし、着いたと思ったらガレージだったしな。で、手足は縛られてたし、そのまま荷物みたいに担がれて、ここに放り込まれたんだ」
「なのよー」
「縛られて・・・」
「ここに入れるときに外してもらったけどな」
「・・・ごめんね・・・2人とも・・・僕のせいで」
「アッくん、いやなのよ、いやなの」
「おい、俺がこーなったのは、どー考えてもチビのせいだろ」
「う、あう、なのよー」
「そんな・・・でも・・・あ、ありがとう」
「おう」
「あい、なのよ」
座敷牢なんてドラマのセットみたいなものだと思ってたけど、格子って随分頑丈なんだなぁ。
材質は木だから、なんとなく簡単に外せそうでガタガタ揺らしてたら、
「もう何回もしたぜ、それ」
「あ、そうなの・・・」
明石くんがして駄目なら、僕がしても意味ないよね。
窓はないんだけど薄ら明かりが漏れてて、どこからかなって思ったら、出入口らしき両開きのドアの真ん中からだった。
天井には一応電気はあるみたい、格子の向こう側だけどね。
「瀬緒さんはいったい何がしたいんだろ・・・?」
すごく驚いた、あまりにも現実離れした現状に、もうこれ以上はないって程驚いた。
「で、チビとバイクを見に行く途中でシーツ巻かれたお前が瀬緒、だっけ? 奴に姫様抱っこされて運ばれてるのを見ちまったんだよ」
「なのよ、なの」
「で、チビが、なのよーーーって奴に突っかかって、今にいたるわけだ」
「端折りすぎだよ!」
「しっかしチビ、見かけに寄らず強かったんだぜ」
「なの、アキ、ごいのよ」
アキも明石くんも顔には殴られたあとがあり、制服もすごく汚れている。
きっと、体にも殴られた痕があるに違いない。
「瀬緒とかいう奴以外にもやけに喧嘩慣れ、いや、ありゃ武道かなんかやってるな。ま、そういうのが10人ほどいたけどな、それ投げ飛ばしてたんだぜ。おい、あれ合気道か?」
「なの、アキ、いいのよ」
「だって、アキは合気道の段持ちだもん」
夏に行ったアッキーの実家で教えてもらった衝撃の事実。
体は小さいのに、アキってすこぶる男らしいよね。
あ、体の大きさは関係ないか・・・
「まじかっ、すげーなチビ」
「なのよ、ごいのよ」
だけど相手は10人、体も大きく場馴れしていて、結局明石くんもアキもやられちゃって、一緒に車に乗せられたんだって。
僕は薬かなんか使われたらしくて、移動中もずっと寝ていて今に至るらしい。
「ね、ここどこなの?」
「あー、わかんね、窓塞いでたから景色も見てねーし、着いたと思ったらガレージだったしな。で、手足は縛られてたし、そのまま荷物みたいに担がれて、ここに放り込まれたんだ」
「なのよー」
「縛られて・・・」
「ここに入れるときに外してもらったけどな」
「・・・ごめんね・・・2人とも・・・僕のせいで」
「アッくん、いやなのよ、いやなの」
「おい、俺がこーなったのは、どー考えてもチビのせいだろ」
「う、あう、なのよー」
「そんな・・・でも・・・あ、ありがとう」
「おう」
「あい、なのよ」
座敷牢なんてドラマのセットみたいなものだと思ってたけど、格子って随分頑丈なんだなぁ。
材質は木だから、なんとなく簡単に外せそうでガタガタ揺らしてたら、
「もう何回もしたぜ、それ」
「あ、そうなの・・・」
明石くんがして駄目なら、僕がしても意味ないよね。
窓はないんだけど薄ら明かりが漏れてて、どこからかなって思ったら、出入口らしき両開きのドアの真ん中からだった。
天井には一応電気はあるみたい、格子の向こう側だけどね。
「瀬緒さんはいったい何がしたいんだろ・・・?」
