★キラキラ 第二章★
[アキラ■マスターキー]
「ここまで愚かな方だとは思いもしませんでした・・・」
「ですね・・・」
仮りにも良家の子息、次代の当主候補がこのような愚かな真似をするとは想像もつきませんでした。
アッキーに打ちのめされ、僕たちに近づくなと言われた瀬緒は、確実にアーちゃんを敵と認識し、何かしらしかけてくると期待していたというのに。
「・・・ところで、アキはどうしたのですか?」
「返事がない」
アッキーが携帯を握り締めています。
アキは昼休み終了前に、明石くんが校内に隠しているバイクを見せてもらいに行ったのです。
本当に男の子はバイク好きが多いですね、と見送った僕たち。
「授業中なので見てくれるかわかりませんが、明石くんにメールしてみます」
「ドア、アッくんが開けると思う?」
アーちゃんの疑問は尤もです。
「受話ごしで瀬緒だと分かれば開けることはないでしょう」
「だったら、別人に応答させたか・・・」
「もっと簡単だ」
「ですね、おそらくマスターキーを手に入れたのですよ。理事長あたりから」
「やっぱそうだよな、とうとうやっちゃいけないことしちゃったね、あのおっさんも・・・」
特別棟の部屋全てを開けることができるマスターキーカード、それを瀬緒に渡すのは、身内である理事長くらいでしょう。
「ここでジッとしていても仕方ないです。とりあえずアキを回収してから動きましょう」
「はーい」
「わかった」
「ここまで愚かな方だとは思いもしませんでした・・・」
「ですね・・・」
仮りにも良家の子息、次代の当主候補がこのような愚かな真似をするとは想像もつきませんでした。
アッキーに打ちのめされ、僕たちに近づくなと言われた瀬緒は、確実にアーちゃんを敵と認識し、何かしらしかけてくると期待していたというのに。
「・・・ところで、アキはどうしたのですか?」
「返事がない」
アッキーが携帯を握り締めています。
アキは昼休み終了前に、明石くんが校内に隠しているバイクを見せてもらいに行ったのです。
本当に男の子はバイク好きが多いですね、と見送った僕たち。
「授業中なので見てくれるかわかりませんが、明石くんにメールしてみます」
「ドア、アッくんが開けると思う?」
アーちゃんの疑問は尤もです。
「受話ごしで瀬緒だと分かれば開けることはないでしょう」
「だったら、別人に応答させたか・・・」
「もっと簡単だ」
「ですね、おそらくマスターキーを手に入れたのですよ。理事長あたりから」
「やっぱそうだよな、とうとうやっちゃいけないことしちゃったね、あのおっさんも・・・」
特別棟の部屋全てを開けることができるマスターキーカード、それを瀬緒に渡すのは、身内である理事長くらいでしょう。
「ここでジッとしていても仕方ないです。とりあえずアキを回収してから動きましょう」
「はーい」
「わかった」
