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★キラキラ 第二章★

[アーちゃん■披露して]


さてさて、瀬緒はいったい何がしたいのかね?

「あれは恋してる瞳ではありませんね」

俺もそう思う。
あいつはアッくんに恋してるわけじゃねー
だが、明らかに狙ってはいる。



アッくんをアッキーたちに任せて、俺とアキラは夜更かしだ。
今日は色々ありすぎて、正直神経が疲れたぞ。
姫宮の奇行に瀬緒の行動。
どれも参加したわけじゃないけど、話に聞くだけで十分疲れる。

しかし、アキラがあいつに襲われたのには、ゾッとしたね。
正常に異常な姫宮――このまま野放しにしていいのか・・・

「異常な行動をとる方は、多かれ少なかれなんらかの狂気を纏っています。ですがそれが姫宮にはなかった。特に変化を確認しやすい瞳が、常に正常な状態でした。僕を襲っている間は劣情をもよおしてはいましたが、それはそれで正常です。つまり彼は衝動的に行動する己と平常な己の境目がないことに、なんら矛盾を感じていません。ですからそこを指摘しても彼には理解できないでしょう」

同じくあやふやな記憶にもなんら矛盾を感じない姫宮。
こりゃほんとにやっかいだ。
これが何かしらの精神的なものなら、いずれ治癒できるかもしれない。
しかし、やつの心は病んでなどいないということだ。

「うーん、実家に送り返したら?」

「確かにそうしたいですね・・・」

「そういえば、姫宮のパーソナルデータ、どうなってんの?」

「ふふ、前にも簡単に説明したと思いますが?」

「そんだけじゃなくて、あんたの旦那からの情報もあるんでしょ」

「一応は、以前は興味ないとおっしゃってたのに・・・では最近手に入れた情報もまとめて披露いたしましょうか」

「お願いします、ついでに瀬緒のもヨロシク」

こりゃ朝までコースだね。
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