★キラキラ 第二章★
[アッくん■先輩後輩]
親衛隊は鎮めたと、そう瀬緒さんは言っていた。
なのに、この状況はいったいなに・・・?
連れてこられたのは、親衛隊たちが使っている部屋。
もちろん最初から親衛隊だとわかってたら付いて行かなかったけど、同じ学年の人に普通に声をかけられて、委員長が呼んでるって言われちゃった。
制裁とかだったら嫌だな。
でも双子はいなくて僕は椅子に座って、幾分のんびりとしている。
「あの・・・戻ってもいいですか?」
さっきから何度も聞いてるのに、返事もしてくれない。
まさか双子待ちかな?
ふう、1つ溜息吐いて、仕方ないから待つことにした。
暫くすると、部屋のドアが開いて・・・うん、なんか想像ついてた。
「彬くん、いきなり呼び出して、ごめんね」
瀬緒さんが入ってきた。
なんとなく双子のほうがよかったな。
瀬緒さんは、不機嫌さを滲み出してる親衛隊たちを表に出して、僕と2人きりになる。
「あの・・・」
「ごめんね、親衛隊なんか使って、ひどいことされてない?」
「大丈夫です・・・それより・・・」
「うん、彬くんのメール待ってたら卒業しちゃいそうだから、ちょっと強引にさせてもらった」
そんな爽やかに言うセリフではない気がします。
「あの、食事のことなんですが・・・」
「あ、それね、できたら今度の土曜に外で食べない?」
え、それは嫌だ。
「あの友達と約束しているので・・・」
「うーん、やっぱり僕は彬くんに避けられてるのかな・・・」
そんな寂しげに言われても、実際そうだからなんにも言えない。
「瑠希愛の従兄ってのが悪かったかなぁ・・・あ、図書室でのことまだ気にしてる?」
両方です、ともなかなか言えない。
ただただ俯いて、うんともすんとも言わない僕に、呆れてほしいな。
「困ったなぁ、できれば図書室のことは忘れて。瑠希愛のことも関係なしに見て欲しいなぁ」
困ってるのは僕もなんですよ。
「僕はね、彬くんと仲良くしたいんだよ」
いきなり両手を握られた。
「あ、あのっ」
一瞬振り解こうとしたら、力を込めてギュって握られたから焦る。
「たまに一緒に食事したり遊んだりするような、仲の良い先輩後輩になりたいと思ってるんだよ」
未だに手を離してくれない瀬緒さん。
もっと普通に、役員さんたちみたいにしてくれたら、普通の先輩後輩になれるのに。
この人は1つ1つがとてもねちっこい感じがする。
「たまになら・・・」
先輩後輩になりたいって言われて、嫌ですって言うのもおかしいし、もうこう言うしか、この手は振り払えない気がした。
「ありがとう、彬くん。じゃ、早速だけど君のメルアドを教えてね。それから今夜にでも食事しない?」
ふぅ、僕はまた溜息を吐いて、友達も一緒ならと仕方なく了承した。
親衛隊は鎮めたと、そう瀬緒さんは言っていた。
なのに、この状況はいったいなに・・・?
連れてこられたのは、親衛隊たちが使っている部屋。
もちろん最初から親衛隊だとわかってたら付いて行かなかったけど、同じ学年の人に普通に声をかけられて、委員長が呼んでるって言われちゃった。
制裁とかだったら嫌だな。
でも双子はいなくて僕は椅子に座って、幾分のんびりとしている。
「あの・・・戻ってもいいですか?」
さっきから何度も聞いてるのに、返事もしてくれない。
まさか双子待ちかな?
ふう、1つ溜息吐いて、仕方ないから待つことにした。
暫くすると、部屋のドアが開いて・・・うん、なんか想像ついてた。
「彬くん、いきなり呼び出して、ごめんね」
瀬緒さんが入ってきた。
なんとなく双子のほうがよかったな。
瀬緒さんは、不機嫌さを滲み出してる親衛隊たちを表に出して、僕と2人きりになる。
「あの・・・」
「ごめんね、親衛隊なんか使って、ひどいことされてない?」
「大丈夫です・・・それより・・・」
「うん、彬くんのメール待ってたら卒業しちゃいそうだから、ちょっと強引にさせてもらった」
そんな爽やかに言うセリフではない気がします。
「あの、食事のことなんですが・・・」
「あ、それね、できたら今度の土曜に外で食べない?」
え、それは嫌だ。
「あの友達と約束しているので・・・」
「うーん、やっぱり僕は彬くんに避けられてるのかな・・・」
そんな寂しげに言われても、実際そうだからなんにも言えない。
「瑠希愛の従兄ってのが悪かったかなぁ・・・あ、図書室でのことまだ気にしてる?」
両方です、ともなかなか言えない。
ただただ俯いて、うんともすんとも言わない僕に、呆れてほしいな。
「困ったなぁ、できれば図書室のことは忘れて。瑠希愛のことも関係なしに見て欲しいなぁ」
困ってるのは僕もなんですよ。
「僕はね、彬くんと仲良くしたいんだよ」
いきなり両手を握られた。
「あ、あのっ」
一瞬振り解こうとしたら、力を込めてギュって握られたから焦る。
「たまに一緒に食事したり遊んだりするような、仲の良い先輩後輩になりたいと思ってるんだよ」
未だに手を離してくれない瀬緒さん。
もっと普通に、役員さんたちみたいにしてくれたら、普通の先輩後輩になれるのに。
この人は1つ1つがとてもねちっこい感じがする。
「たまになら・・・」
先輩後輩になりたいって言われて、嫌ですって言うのもおかしいし、もうこう言うしか、この手は振り払えない気がした。
「ありがとう、彬くん。じゃ、早速だけど君のメルアドを教えてね。それから今夜にでも食事しない?」
ふぅ、僕はまた溜息を吐いて、友達も一緒ならと仕方なく了承した。
