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★キラキラ 第二章★

[アキラ■鷺視当主・・・候補]


「鷺視の当主候補、瀬緒が・・・ですか・・・?」

「現在の当主も分家から出たし、別におかしなことじゃねぇ」

「ま、確かにそうですね。優秀な家ほど、分家本家関係なく優れた者を当主にしたがりますからね」

副会長の家然り、もちろん雅人や葛西先輩の家もそうです。
雅人は東峰家の本家直系で嫡男、現当主は父親という立場ですが、もし雅人が当主たるに相応しくないと判断されれば、簡単にそれは別の人物へと与えられるでしょう。

あ、ちなみに僕と雅人はお父様お母様公認の仲ですので、ご心配なく。
跡継ぎは弟さん――博人くん12歳――のお子さんに期待です。

「でも、まだ候補の段階なんですよね」

「ああ、あそこはギリギリまでいつも揉めるからな」

「そうなのですか? そんなに優秀な方が多いのですか」

「・・・・・・さて、どうですかね?」

「なんですか、その含みのある言い方はっ」

もう、どうせ僕はそんなお家騒動などに関わるような人間ではないですよーだ。

「ま、あまり候補候補と騒ぎ立てるもんじゃねぇってことだ」

「意味がわかりませんよ」

今夜は雅人との逢瀬が叶い、仲良くソファで会話を楽しんでおります。
昨日の怪我はほんとうに大したこともなく、多少顔や手足が傷ついておりますが、愛の行為に支障はございません。

「んぅ・・・」

話しはお終いとばかりに、雅人から唇を重ねられました。
そうですね、せっかく恋人といるのですから、つまらないことを考えるのはやめましょう。
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