★キラキラ 第二章★
[アキラ■殴られそうです]
「渡辺くんが暴力を受けていたことは知っていますよね」
「アキラがそう言ってた、でも皆謝ったって」
「その通りです。僕たちはあなたの周りにいた方々に、言うなれば説得してまわったのです」
「説得・・・?」
「渡辺くんを暴力から守るためにまずは隠し、皆さんを説得した。ここまではよろしいですか?」
「・・・・・・」
「そして、彼らは自ら過ちに気付き認めた。そして渡辺くんに謝罪をしたのです」
「だったらなんで俺から、」
「君が原因だからですよ!」
もじゃにとっては暴力を受けていたことより、アッくんが離れたことのほうが大事なようです。
「あなたの周りに居た人たち、僕らは信者って呼んでおりましたが、その信者はあなたに惚れていました。そして、あなた自らが親友だと公言し連れまわす渡辺くんに醜い嫉妬をした。だから渡辺くんに暴力を振るった。ここまでは理解できますか?」
「・・・だったら、もういいじゃんかっ、なんでまだ俺から離れるんだ!」
もじゃは辛そうに俯き、両の拳をブルブルと振るわせています。
「今離れる理由は君のFCで、」
「うるさいっ!!」
――ダンッ
握っていた両拳がまたもや僕の顔の横におかれました。
そして睨みつけてくるもじゃ・・・いつ殴られるかビクビクものですね。
「…それも理由の1つですよ」
「それってなんだよっ!?」
「今あなたが行っていること、即ち他者に言葉と力で恐怖を与える圧迫行為」
「殴ってないだろ! 俺さく兄に言われた通りにしてるのに、アキラが悪いんだ!」
あぁ、なるほど、やっぱり隠していたのですね。
以前よりは遥かにマシになりましたが、やはり本性は隠していたのですか。
「なぜそれほど渡辺くんに執着なさるのでしょうか?」
「執着!? 執着ってなんだよ! アキラは俺の親友なんだ! 親衛隊からも守ってやるって言ってんのに!」
「うっ・・・!」
言い聞かせるように、もじゃが僕の両腕を掴みゆさぶり叫ぶ姿は・・・端から見ればきっと異常でしょう。
「アキラは親友なんだっ、昔から決まってるんだっ、俺のなんだ!」
「む、昔ってどういっ・・・っ!」
もじゃに何度も揺さぶられ、さすがに意識が朦朧としてまいりました。
あと数分続けられれば、確実に酔ってしまいそうです。
などと構えていたところ、急にもじゃの動きが止まりました。
しきりにアキラは親友、俺のだ、悪いのは親衛隊と叫んでいたのに、それも止みました。
「・・・はぁ、ぁ・・・ひ、めみ、や、くん・・・」
「お前・・・ア、キラ・・・?」
確かに僕の名前はアキラですが。
「渡辺くんが暴力を受けていたことは知っていますよね」
「アキラがそう言ってた、でも皆謝ったって」
「その通りです。僕たちはあなたの周りにいた方々に、言うなれば説得してまわったのです」
「説得・・・?」
「渡辺くんを暴力から守るためにまずは隠し、皆さんを説得した。ここまではよろしいですか?」
「・・・・・・」
「そして、彼らは自ら過ちに気付き認めた。そして渡辺くんに謝罪をしたのです」
「だったらなんで俺から、」
「君が原因だからですよ!」
もじゃにとっては暴力を受けていたことより、アッくんが離れたことのほうが大事なようです。
「あなたの周りに居た人たち、僕らは信者って呼んでおりましたが、その信者はあなたに惚れていました。そして、あなた自らが親友だと公言し連れまわす渡辺くんに醜い嫉妬をした。だから渡辺くんに暴力を振るった。ここまでは理解できますか?」
「・・・だったら、もういいじゃんかっ、なんでまだ俺から離れるんだ!」
もじゃは辛そうに俯き、両の拳をブルブルと振るわせています。
「今離れる理由は君のFCで、」
「うるさいっ!!」
――ダンッ
握っていた両拳がまたもや僕の顔の横におかれました。
そして睨みつけてくるもじゃ・・・いつ殴られるかビクビクものですね。
「…それも理由の1つですよ」
「それってなんだよっ!?」
「今あなたが行っていること、即ち他者に言葉と力で恐怖を与える圧迫行為」
「殴ってないだろ! 俺さく兄に言われた通りにしてるのに、アキラが悪いんだ!」
あぁ、なるほど、やっぱり隠していたのですね。
以前よりは遥かにマシになりましたが、やはり本性は隠していたのですか。
「なぜそれほど渡辺くんに執着なさるのでしょうか?」
「執着!? 執着ってなんだよ! アキラは俺の親友なんだ! 親衛隊からも守ってやるって言ってんのに!」
「うっ・・・!」
言い聞かせるように、もじゃが僕の両腕を掴みゆさぶり叫ぶ姿は・・・端から見ればきっと異常でしょう。
「アキラは親友なんだっ、昔から決まってるんだっ、俺のなんだ!」
「む、昔ってどういっ・・・っ!」
もじゃに何度も揺さぶられ、さすがに意識が朦朧としてまいりました。
あと数分続けられれば、確実に酔ってしまいそうです。
などと構えていたところ、急にもじゃの動きが止まりました。
しきりにアキラは親友、俺のだ、悪いのは親衛隊と叫んでいたのに、それも止みました。
「・・・はぁ、ぁ・・・ひ、めみ、や、くん・・・」
「お前・・・ア、キラ・・・?」
確かに僕の名前はアキラですが。
