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★キラキラ 第二章★

[アッくん■終了です]


皆さんこんにちは、文化祭ももう終了間際です。
僕は今日は朝のうちは休憩でした。
なので、裕輔さんとまた一緒に見学してました。
そして何度か休憩と店番とを繰り返して、もうすぐ文化祭は終わりとなりそうです。

今日は生徒会の役員さんたちも、揃って来てくれました。

沢山の悲鳴が上がる中、会計藤村先輩が

「チビちゃーん、猫耳もえー」

嫌がるアキを抱っこしてその場でクルクル回りだし

「猫・・・かわいい・・・」

書記一条先輩が目の回ったアキの頭をナデナデ

「萌えとは良くわかりませんが、確かに可愛いですね」

副会長三井先輩が「いやなの、いやなの」と叫ぶアキを褒めてナデナデ

「聞いてた以上に、似合うじゃねぇか」

なんて嬉しくもないことを会長が僕とアキに言い、嬌声の上がる中なんとも素晴らしい笑顔を見せ、失神者を出しました。本当大騒ぎになっちゃたよ。

もちろん姫宮くんもいて、皆さん一様に褒め言葉を披露。
もうっ皆で揃って来るなんて、恐ろしいことしないでくださいよ。

そして、裕輔さんもやって来て「似合ってる・・・」などと嬉しくない発言。

午後にはアッキーが出てるわけじゃないけど、アキラたちと1-A文の劇を見て、屋台を回ったりしてた。
2日目は着替える時間も惜しくてずっとメイド姿だったんだけどね、なんか慣れちゃったよ。

そして、後夜祭まであと少し、僕は最後とばかりに張り切って店を切り盛りしてた。

「お帰りなさいませご主人さま」

うん、相当慣れたよ。

「ぷっ、あはは、本当にメイドなんだね」

「え、あ、瀬緒先輩」

「さく兄来たのか!」

「うん、どうしても瑠希愛のメイドが気になってね。あと彬くんのも」

「なんだよっ、恥ずかしいだろっ、あんま見んなっ」

「ごめんごめん、それより注文良い?」

まだ笑いをかみ殺してる瀬緒さんに、すっかり仕事を忘れていた僕は慌てた。

「あ、はい、何にいたしますか?」

「じゃ、ケーキと紅茶を」

「はいっ、かしこまりました、ご主人さま」

そう言って注文を通しに言ったら、瀬緒さんが大笑いしてるのが見えた。
2個しか残っていなかったケーキとティーパックの紅茶をトレイに乗せて瀬緒さんのテーブルへと運ぶ。

「お待たせいたしました」

また笑われるのも嫌だから、ご主人さまは省略。

「ありがとう」

「彬くん、休憩はもうないの?」

頭を下げて去ろうとした瞬間、そう聞かれた。

「はい、最後までです」

「そっか、ところで後夜祭は誰かと約束してる?」

一瞬ドキッとした。
男子校で後夜祭なんてって思うけど、意外にカップル――男同士だよ――で見に来る人が多い、僕も裕輔さんと約束してる。
でも、それを言うのも、ちょっと・・・

「えっと、友達と約束してます」

裕輔さんとだから、嘘は吐いてないよ・・・ね。

「そっか残念、誘おうと思ったのに・・・」

え? あ、冗談だよね。

後夜祭って、友達同士や適当に見学する人も多いけど、わざわざ誘うというのはそういう意味なんだと、アーちゃんが言っていた。
でも、良く考えたら姫宮くんも一緒ってことだったんだよね、きっと。

「すみません」

誘いを断った手前一応の謝罪をしてから、その場を離れた。
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