★キラキラ 第一章★
[渡辺彬■疲れました]
早い段階で風紀の人たちがかけつけてくれました。
殴られたり蹴られたりしましたが、比較的軽症でした。
明日から風紀委員を護衛につけると、風紀委員長<葛西裕輔 かさいゆうすけ>先輩は言ってくれました。
これで明日からは、状況が変わると期待しました。
「お前らがいたらアキラに友達が出来ないだろ! 大丈夫だっ! 俺が一緒にいてやる、親友だからな!」
「悪いのは親衛隊だっ! そんなのがいるから右京たちにも友達ができないんだ! 親衛隊は最低だっ! 親衛隊をどうにかしろよ!」
もちろん僕の立場は変わりませんでした。
いえ、むしろ悪化したのかもしれません。
相変わらずの彼は、護衛についてる風紀委員を罵倒し、親衛隊を貶めることに躍起になり、僕の腕をその馬鹿力で引っ張り、役員さまのもとへと連れて行く。
気がついたら護衛はなくなっていました。
午前中は教室で、幾分平和に過ごすことができる。
彼はほとんど授業に出ないから。
昼食は彼が迎えに来て、食堂で取り巻きたちに足を蹴られながら食べる。
食事が終われば嫌がる僕を連れて、特別校舎に多数用意されてる部屋のどれかに。
最初は生徒会室だったけど、3日目に会長に強制的に退出させられてからは、生徒会室は入室禁止になった。
会長はどうやら彼には興味が無いらしい。
ここでは、奥にあるキッチンに連れて行かれ、副会長、会計、双子庶務、野添くんに、交代で殴られ、蹴られる。
僕を親友という彼は、まったく気づいてくれない。
彼を利用して役員たちに近づいたと副会長様に言われ、殴られ、蹴られました。
僕みたいな平凡が彼の親友顔をしてるのがむかつくと庶務様たちに言われ、蹴られたあと、お湯をかけられました。
平凡のくせに周りをちょろちょろされたら目障りだと会計様に言われ、殴られ、蹴られました。
いつになったら彼から離れるのかと野添くんに言われ、蹴られました。
はやく消えてと書記様に言われました。
いつまで彼に付き纏っているんだと明石くんに言われ、怖い貌で胸倉を締められました。
僕はちゃんと言いました。
役員様にも彼にも近づきたくないです。
彼の親友になった覚えはありません。
役員様のおられる場所に居たいわけではありません。
彼が離してくれません。
この場から消えてしまいたいです。
付き纏われてるのは僕です。
僕が言葉を発すると、また最初から仕切り直しになるようです。
黙っていれば、いくらかマシになるようです。
そして副会長様庶務様たち会計様は言います。
誰かに言ったら、君の家がどうなっても知らないよ、と。
そうして、午後の授業を受けられる日が減ってきました。
運良く彼から逃げられる日もありました。
風紀委員の人たちが取締りを強化しているからか、平和に過ごせる時間もありました。
たまに本当にたまにですが親衛隊に捕まります。
役員様と同じようなことを言います。
僕も同じような返事をします。
繰り返しです。疲れました。
皆見える所に傷は作りません。
お腹や足を何度も蹴られ殴られ。
もう僕の身体は真黒です。
いっぱい血も流しました。
「アキラっ!! 食堂行こうぜ!」
ああ、僕は、いつか逃げることができるのですか?
早い段階で風紀の人たちがかけつけてくれました。
殴られたり蹴られたりしましたが、比較的軽症でした。
明日から風紀委員を護衛につけると、風紀委員長<葛西裕輔 かさいゆうすけ>先輩は言ってくれました。
これで明日からは、状況が変わると期待しました。
「お前らがいたらアキラに友達が出来ないだろ! 大丈夫だっ! 俺が一緒にいてやる、親友だからな!」
「悪いのは親衛隊だっ! そんなのがいるから右京たちにも友達ができないんだ! 親衛隊は最低だっ! 親衛隊をどうにかしろよ!」
もちろん僕の立場は変わりませんでした。
いえ、むしろ悪化したのかもしれません。
相変わらずの彼は、護衛についてる風紀委員を罵倒し、親衛隊を貶めることに躍起になり、僕の腕をその馬鹿力で引っ張り、役員さまのもとへと連れて行く。
気がついたら護衛はなくなっていました。
午前中は教室で、幾分平和に過ごすことができる。
彼はほとんど授業に出ないから。
昼食は彼が迎えに来て、食堂で取り巻きたちに足を蹴られながら食べる。
食事が終われば嫌がる僕を連れて、特別校舎に多数用意されてる部屋のどれかに。
最初は生徒会室だったけど、3日目に会長に強制的に退出させられてからは、生徒会室は入室禁止になった。
会長はどうやら彼には興味が無いらしい。
ここでは、奥にあるキッチンに連れて行かれ、副会長、会計、双子庶務、野添くんに、交代で殴られ、蹴られる。
僕を親友という彼は、まったく気づいてくれない。
彼を利用して役員たちに近づいたと副会長様に言われ、殴られ、蹴られました。
僕みたいな平凡が彼の親友顔をしてるのがむかつくと庶務様たちに言われ、蹴られたあと、お湯をかけられました。
平凡のくせに周りをちょろちょろされたら目障りだと会計様に言われ、殴られ、蹴られました。
いつになったら彼から離れるのかと野添くんに言われ、蹴られました。
はやく消えてと書記様に言われました。
いつまで彼に付き纏っているんだと明石くんに言われ、怖い貌で胸倉を締められました。
僕はちゃんと言いました。
役員様にも彼にも近づきたくないです。
彼の親友になった覚えはありません。
役員様のおられる場所に居たいわけではありません。
彼が離してくれません。
この場から消えてしまいたいです。
付き纏われてるのは僕です。
僕が言葉を発すると、また最初から仕切り直しになるようです。
黙っていれば、いくらかマシになるようです。
そして副会長様庶務様たち会計様は言います。
誰かに言ったら、君の家がどうなっても知らないよ、と。
そうして、午後の授業を受けられる日が減ってきました。
運良く彼から逃げられる日もありました。
風紀委員の人たちが取締りを強化しているからか、平和に過ごせる時間もありました。
たまに本当にたまにですが親衛隊に捕まります。
役員様と同じようなことを言います。
僕も同じような返事をします。
繰り返しです。疲れました。
皆見える所に傷は作りません。
お腹や足を何度も蹴られ殴られ。
もう僕の身体は真黒です。
いっぱい血も流しました。
「アキラっ!! 食堂行こうぜ!」
ああ、僕は、いつか逃げることができるのですか?
